広島・ゲーム・サービス・10月例会報告
プレイされたゲーム
- Kings + Castle
- 第三次世界大戦(バンダイ)
- オンスロート
- 1829 MAINLINE
プレイの内容
今日は集まりが悪い予定だったので、まずは
マルチのKings + Castleがプレイされます。
このゲーム、ノルマンコンクエストからリチャード獅子心王までの
イギリスの覇権争いをテーマとした、パーティゲーム風味付けの
マルチプレイヤーズゲーム。
のりは、ヒストリー・オブ・ザ・ワールドに近いものがあります。
違いは、誰がどの王を担当するか最初に決めておくところ。
最初は何をしたらいいのかわからず適当にみんな
強い王を選んでいきましたがこれが間違っていることに
プレイ中だんだん気づいてきます。
というのも、活動できるエリアが王によって決まっていて
しかもほとんどの王は「イングランドエリア」でしか活動できないのです。
結果、僻地を選んだプレイヤーが安全地帯で稼ぎまくって
逃げ切ってしまいました。
2回目も、序盤走っているプレイヤーを押さえ損ねて逃げ切り勝ちを許してしまいます。
後半の逆転要素は十分にあるはずなのですが。
バンダイの第三次世界大戦は、バンダイながら結構本格的な作戦級SLGに仕上がってました。
攻撃にはやたらに補給ポイントが必要なシステム。
ワルシャワ条約機構軍のドクトリンとNATO軍のドクトリンの違い。
電子戦能力や航空戦力の違いなどがきちんと再現されてます。
もっとも、ライン川までソ連軍が突っ走れるゲームではないのですが。
オンスロートは、2回プレイされ、一回は連合軍が海に追い落とされて終わり。
2回目は連合軍が戦線を突破、ドイツ軍を包囲孤立させようか、というところで
時間切れ終了していました。
1929 MAINLINEは、18XXシリーズながら、かなり異色の仕上がりになってます。
なんといっても、自分が欲しい株が買えるとは限らないシステムなのです。
最初のうちは手持ちの株をきちんと押さえて会社を育成していましたが
最後の方になると、手持ちの株を売り払って山から株を買いまくり
制限一杯になるとまた売却して欲しい株が出るまでひきまくるという
わけのわからないプレイになっていました。
こちらも時間切れで放棄されました。
感想
Kings + Castleは文句なしに面白いゲームです。
最初の順番決めで作戦が決定されますが
途中の部隊の引きによって作戦が壊れることもしばしば。
戦力は温存するべきですが、温存しすぎてここ一番を外してはならない。
戦闘自体には運の要素がないにもかかわらず、作戦と運がうまくマッチしてます。
欠点を上げるとすれば、4人でプレイするのがベストで5人ではプレイできず
3人以下ではゲームが単調になることでしょうか。
第三次世界大戦、見た感じでは結構面白そうです。
やたらに高い比率を要求する戦闘結果表に
それを可能にする特別ルールの数々。
ワルシャワ条約機構軍は、部隊の半分ずつしか動かせないかわりに
歩兵で穴を開け、戦車で突破することが出来る。
NATO軍は、全軍で対応出来るけれども予備部隊による突破攻撃は出来ない。
序盤奇襲で航空優勢を得ているソ連軍は、後半航空優勢を失い
NATO軍側は多国籍軍ならではのまとまりのなさがある。
オペレーションオクトーバーの簡略版といえば、そんなところでしょうか。
キリングフィールドのルールを受け取りました。
ノルマンディテーマのビッグゲームだそうです。
去年は必死にロンゲストディをやったので
来年あたりは、これを練習して合宿でプレイしてみるのも
悪くない気がします。…やっぱり、ZOCのあるゲームの方がプレイしやすいでしょうし。
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