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2006年10月15日 (日)

広島・ゲーム・サービス・10月例会報告

プレイされたゲーム

  • Kings + Castle
  • 第三次世界大戦(バンダイ)
  • オンスロート
  • 1829 MAINLINE

プレイの内容

 今日は集まりが悪い予定だったので、まずは
マルチのKings + Castleがプレイされます。
Pa151128
このゲーム、ノルマンコンクエストからリチャード獅子心王までの
イギリスの覇権争いをテーマとした、パーティゲーム風味付けの
マルチプレイヤーズゲーム。
のりは、ヒストリー・オブ・ザ・ワールドに近いものがあります。
違いは、誰がどの王を担当するか最初に決めておくところ。

最初は何をしたらいいのかわからず適当にみんな
強い王を選んでいきましたがこれが間違っていることに
プレイ中だんだん気づいてきます。
というのも、活動できるエリアが王によって決まっていて
しかもほとんどの王は「イングランドエリア」でしか活動できないのです。
 結果、僻地を選んだプレイヤーが安全地帯で稼ぎまくって
逃げ切ってしまいました。
 2回目も、序盤走っているプレイヤーを押さえ損ねて逃げ切り勝ちを許してしまいます。
後半の逆転要素は十分にあるはずなのですが。

 バンダイの第三次世界大戦は、バンダイながら結構本格的な作戦級SLGに仕上がってました。
Pa151130
攻撃にはやたらに補給ポイントが必要なシステム。
ワルシャワ条約機構軍のドクトリンとNATO軍のドクトリンの違い。
電子戦能力や航空戦力の違いなどがきちんと再現されてます。
もっとも、ライン川までソ連軍が突っ走れるゲームではないのですが。

Pa151132  オンスロートは、2回プレイされ、一回は連合軍が海に追い落とされて終わり。
2回目は連合軍が戦線を突破、ドイツ軍を包囲孤立させようか、というところで
時間切れ終了していました。

1929 MAINLINEは、18XXシリーズながら、かなり異色の仕上がりになってます。
Pa151133 なんといっても、自分が欲しい株が買えるとは限らないシステムなのです。
最初のうちは手持ちの株をきちんと押さえて会社を育成していましたが
最後の方になると、手持ちの株を売り払って山から株を買いまくり
制限一杯になるとまた売却して欲しい株が出るまでひきまくるという
わけのわからないプレイになっていました。
こちらも時間切れで放棄されました。

感想

Kings + Castleは文句なしに面白いゲームです。
最初の順番決めで作戦が決定されますが
途中の部隊の引きによって作戦が壊れることもしばしば。
戦力は温存するべきですが、温存しすぎてここ一番を外してはならない。
戦闘自体には運の要素がないにもかかわらず、作戦と運がうまくマッチしてます。
欠点を上げるとすれば、4人でプレイするのがベストで5人ではプレイできず
3人以下ではゲームが単調になることでしょうか。

第三次世界大戦、見た感じでは結構面白そうです。
やたらに高い比率を要求する戦闘結果表に
それを可能にする特別ルールの数々。
ワルシャワ条約機構軍は、部隊の半分ずつしか動かせないかわりに
歩兵で穴を開け、戦車で突破することが出来る。
NATO軍は、全軍で対応出来るけれども予備部隊による突破攻撃は出来ない。
序盤奇襲で航空優勢を得ているソ連軍は、後半航空優勢を失い
NATO軍側は多国籍軍ならではのまとまりのなさがある。

オペレーションオクトーバーの簡略版といえば、そんなところでしょうか。

キリングフィールドのルールを受け取りました。
ノルマンディテーマのビッグゲームだそうです。
去年は必死にロンゲストディをやったので
来年あたりは、これを練習して合宿でプレイしてみるのも
悪くない気がします。…やっぱり、ZOCのあるゲームの方がプレイしやすいでしょうし。




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2006年10月14日 (土)

広島・ゲーム・サービス10月特別例会報告

プレイされたゲーム

  • ウクライナ44(CMJ)
  • 真田軍記
  • オクトーバータイフーン(ツクダ)
  • 激闘・マンシュタイン軍集団(GJ)

プレイの内容

今回は、連続例会崩れの特別例会なので
会場は安芸区民文化センターになりました。
私は真田軍記をインストプレイしてもらいました。
途中、いろいろと教えてもらいながら
近畿一円の城を落としてVPを稼ぎまくったものの
最後は、真田幸村率いる大阪方が大阪城外の決戦で
徳川家康に撲殺されてしまいました。
…向こうが10以上を連発するのにこっちのサイコロが
8以下しか出ないのではいくら真田幸村でも手の施しようがありません。

ウクライナ44,包囲せずに正面からドイツ軍を撲殺する
斬新なアイディアでソ連軍がプレイしていましたが
結局あっさりと脱出されて投了となってました。
いくら攻撃側有利といっても、正面から殴るプレイは無理があるようです。

オクトーバータイフーンは、ルール確認の為のソロプレイが行われていました。

Pa081127_1 なかなか面白いが、ルールをきちんと把握しておくのが大変なのだそうです。

激闘、マンシュタイン軍集団は2回プレイされてました。
最初は、積極的に反撃したドイツ軍がソ連軍のカウンターで崩壊。
2回目は大きく撤退したドイツ軍がチット運であっさりドネツ屈曲部を渡られ
装甲師団をかき集めて反撃開始!…なところで時間切れになりました。

感想 

 ゲームのルールは正しくプレイしなければならない、もちろんです。
しかし最近のゲームはルールのページ数を削りまくった結果
昔の~80年代の~ゲームに比べて、説明不足になってるように感じます。
ウクライナ44は、細かいルールの見落としがプレイするたびに見つかりますし
激闘・マンシュタイン軍集団でも、ルールブックを隅から隅まで読み回さないと
どういう時にどういうルールで何が起きるのかさっぱりわからない有様です。

初心者向けと言うのなら、もうすこしわかりやすいルール構成にして欲しい物です。
極端な話、SPIフォーマット風の「ZOC:このゲームにZOCはない」ぐらいにまで
定型化されていれば、初見でプレイするのも楽になるのですけど。

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