2007年5月第一特別例会報告
プレイされたゲーム
- Paths of Glory(GMT)
- オンスロート(CMJ)
- U.F.O(AH)
プレイの内容
今日は、横浜遠征準備例会ということで
遠征組のために、パスグロの練習プレイがおこなれました。
Izumo氏は、協商側を受け持ってコタさんと。
mon氏は、同盟側を受け持って私とプレイ。
Izumo氏の方は、ハイパーシェリーフェンプラン発動の
コタさんの背後をロシア軍で攻撃を開始したものの
「ベルリンが危ない?エッセンさえ落ちなければいいのさ」
と、割り切ったドイツ軍の万歳突撃の前に、フランスを
完全に崩壊させられてしまってました。
一方、mon氏(前回は破滅的敗北を喫した相手です)相手に
プレイする私の方は、「教育」の成果で、
- 補充を入れない限り絶対に攻撃に出ない。
- 同盟が補充を入れたなら絶対に補充を入れる
- 攻撃義務を果たすのは第6アクション(つまり最後)のみ。
の、原則に従い、ロシア戦線ではひたすら守勢、イタリアでも守勢
フランスでも守勢一本槍で、攻撃は、ただ中東戦域でのみ実施します。
一方のmon氏は、フランス国内には全く立ち入らず
自国の要塞線を固めて、あとはひたすら、ロシアをいじめ散らす
作戦を発動、こちらも、必ず補充をセットし、義務攻撃は
反撃の可能性がない事を確認してから、実施する戦術を採用して
つけいる隙を同盟軍に与えません。
結局、中東戦域は、協商側が決定的に勝利、一方のロシア戦線では
同盟側が完全勝利、西部戦線は完全に膠着して、勝負は
イタリア戦線での最終攻勢の戦果次第となりました。
最後には、アメリカ軍の動員が間に合った、協商軍が、イタリア戦線の崩壊を
物量差でしのぎきって、勝利を物にすることができました。
オンスロートは、マルベリーをとったりとられたりする
壮絶な殴り合いが行われていたそうです。
U.F.Oは、こちらが宇宙人と、地球防衛軍
両方やって連敗、サイコロが腐っていては
どうしようもないのです。
感想
壮行試合で、行く側を負かしてしまってどうよ?
とは思うのですが、前回虐殺された相手の
「教育」を糧にして、今回は勝てたわけですから
そういう意味では、遠征前の駄目出しが
出来たとは言えるのでしょう。
なんにせよ、今回の結果は、非常に「綺麗な」結末だったので
自分的には大満足です。
以下余談。
CMJが、テンションの高い記事を書いてたようです。
(借りて、斜め読みしただけなので、「ようです」としか言えませんが)
個人的には、マーク・トゥエインの”遊びとは、しなくてもいいことから、出来ている”と
思っているので、あまり、力こぶを入れた記事にするのも、どうかとは思います。
ただ思うのは、SSシリーズの「失敗」(言い切っていいでしょう)の反省の上に
今回の付録ゲームが生まれたのであれば、ひとつの見識を示したのだということです。
デザイナーが、表現したいことを表現するために、新しいシステムが生まれるのなら
ともかく、ゲームを作るのに、新しいシステムを生み出すことが目的というのでは
ひたすら技法を凝らすことのみを追求した、歴史小説と
何も変わらないのではないでしょうか。
まあ、本当は、10年以上も前に、指摘されたことばかりなのですけど。
もう一つ、私が言うことでもないのですけど、いやしくも商業誌を名乗るなら
同業他社への、当てこすりともとられるような言い回しは
しないほうがよろしいように思うのです。
相身互いではありませんか。
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