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2007年6月24日 (日)

2007年6月例会報告

プレイされたゲーム

  • アメーバー増殖ゲーム(タイトルは不正確です)
  • Napoleonic War(GMT)
  • Empire of the Sun(GMT)
  • ドニエプルを越えて(CMJ)
  • モスクワ電撃戦(CMJ)

プレイの内容

 まず、プレイされたのはファミリーゲーム的な
アメーバーの増殖ゲームでした。
プレイヤーは、アメーバーの種族になって、原始の海の
生存競争に生き残り、VPを稼ぐのです。

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どの能力がどの程度+に働くか不明な状況を
手探りでやっていきましたが、結局
小食で動きの速い生き物が有利であるという
結論になりました。
考えてみれば、現実も、全く同じですね。

Napoleonic Warは、参加していないので
何がどうなったのかもよく知りません。
P6231248



今回は、フランス包囲戦、ではなかっただろうとは思うのですけど。

さて、私がメインイベントとしてプレイしたのが
Empire of the Sun。
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とりあえずは、どんなプレイになるのかの練習プレイです。
真珠湾奇襲から、ルールブックに書いてあるとおりにユニットを
動かしていくと、ルソン上陸部隊がいきなり全滅してしまいました。
かわりに、フィリピン航空隊を撃滅し、ウェークを占領出来たとはいえ
初っぱなから縁起の悪い出だしです。
おまけに、連合軍の潜水艦隊は、毎ターン着実に
輸送船を撃沈してくれ、手札は常に6枚、これでどうしろと言うのかと叫びたくなります。
が、連合軍は連合軍で、さいの目が腐ってました。

第4ターン、史実通りのガダルカナル攻防戦を挑むものの
待ちかまえた日本軍の迎撃により、2回とも撃退されます。
矛先を変えて、ビルマ戦線で反撃に出るものの、5回サイコロを振って
4回「0」(最悪の目)が出るへたれようでは、いい結果になるわけもなく
完全戦力6個軍団が、減少戦力2個軍団にまですり減り
イギリス東洋艦隊は全滅、インドの航空軍も壊滅してしまいます。
日本軍も無傷とはいかず、5個軍をすり減らすものの、ビルマ攻防戦は
明らかに日本軍優勢のうちに終わったと言っていいでしょう。

ここらで、とりあえず打ち切りました。

CMJ新作の、SSモスクワ電撃戦と、キエフ
P6231251 P6231250



SSモスクワ電撃戦は、セバストポリから湧いた
増援部隊が、ドイツ軍の背後を焼き払っていたそうです。
キエフは、ソ連軍を受け持ちましたが、まるきり
戦線が突破できずに、第一ターンから正面攻撃の連続になってしまいました。

感想

ファミリーゲームのアメーバー。ゲームとしてはともかく
備品の工作精度の低さはいただけません。
組み立てが必要なゲームを作るなら、組み立てに四苦八苦するような
荒っぽい作りにはして欲しくないものです。

エンパイア・オブ・ザ・サン。カードドリブンゲームは、ソロでやったのでは
ゲームバランスがはっきりとはわからないようです。
ソロでやってたときには、これで日本軍はどうしろというのかと思ったものですが
対人プレイでは、意外と何とかなりました。相手が熟練していないというのもさりながら
日本軍の手持ちカードの大半が、相手の行動に対応する目的のものである一方
連合軍のカードの大半が、侵攻用であることが、原因であるようです。
要するに、日本軍の侵攻は、計画通りに結構いけるのに、連合軍の侵攻は
とても計画通りには行かないのです。

もっとも、今回は、連合軍プレイヤーの戦闘のさいの目が、腐りまくっていたわけですが。

SSモスクワ電撃戦は、ルール改定が上手く煎っているのかどうか未知数であるようです。
少なくとも、決して評価は高くありませんでした。
キエフの方は、一言で言うと、当たり前のゲームです。
ただ、テーマ的に、当たり前のゲームでは問題があるでしょう。
無駄に凝った要素を組み込んで、プレイアビリティを下げたあげく
なるようにしかならない展開のゲームを作るぐらいなら
普通に、ドイツ装甲軍団シリーズの一員として作った方がましであるように思われます。
面白くしようという努力は買えますが、残念なことに、ソ連軍の突破→ドイツ軍の反撃、という
展開には、間違ってもならないでしょう。ドイツ軍の数が多すぎるのです。
ソ連軍が、機動でドイツ軍を包囲しようにも、オーバーランも機械化移動も
いやそれどころか、戦闘後前進も1ヘクス限定だから
突破口など間違っても出来ない始末。
ドイツ軍は、ただ強力なスタックで戦線を張ってるだけで
ソ連軍を封じることが出来るのです。
勝利条件云々以前に、何かが間違っているように思います。

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