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2007年9月23日 (日)

2007年9月特別例会報告。

プレイされたゲーム

  • ヒストリーオブザワールド(AH)
  • レイテ湾強襲(GJ)
  • ヴェルキエ ルーキー(CMU)
  • バトルライン

プレイの内容

 今回、一応メインになったのは、ヒストリーオブザワールド。
ハードマップ地図はいいのですが、箱がやけに大きくて
無駄にかさばる気がします。
普段使っている鞄には入り切りませんでした。

 それはともかく、今日は4人しか集まらなかったので
実質的には練習プレイです。
人数が少ないことで、多くの地域が長期間生き残りました。
僻地を早期に効率的に押さえることが、効率的なVP稼ぎを
生み出してくれるようです。

余った時間で、ヴェルキエ ルーキーとレイテ湾強襲がプレイされました。
ヴェルキエ ルーキーは、何回かソ連軍の練習プレイが必要なようです。
効率的にヴェルキエ ルーキーを包囲し、速やかにVPが得られる
鉄道線を遮断し、かつ、自軍の補給を維持することが求められるようですから。

レイテ湾強襲は、増援配置の間違いで、戦力の半分ぐらいを無駄にした
連合軍(私です)が、8ターンまでやったのに負けてしまいました。
連合軍は、効率的な侵攻計画を立てないと、到底勝負にならないようです。

バトルライン、後一枚の引きが弱くて負けてしまいました。
まあ、本当の敗因は、早期に戦術カードを使った判断ミスなのですが。

感想

ヒストリーオブザワールド。どの国がどういう発展をした国か
思い入れがなければ、面白くないだろうという気がします。
その意味では、ある種のキャラクターゲームでしょう。
勝敗に厳しくこだわると、やや粗が目立つように感じます。
わいわいがやがやと、「いろんな国」が、世界地図を
塗り替えていく様子を楽しむのが、正しいプレイの仕方ではないでしょうか。
そういう意味では、HGS流の18XX~だんだん鉄道網が発達していく様子を楽しむ~
に近いのかもしれません。

レイテ湾は、2回目のプレイです。潜水艦攻撃で連合軍の船が
じゃんじゃん沈むのにものすごい違和感を感じましたが
カードの正しい使い方をつかむまでは、あんなものなのでしょう。
結構、日本軍の航空攻撃で痛い目にあった気もします。
やっぱり、攻撃側は慣れがいりますね。

そのあたりは、ヴェルキエ ルーキーも同様。
ドイツ軍の反撃を迎え撃つ状況を作り出すのが
なかなかに難しかったようです。攻撃に3CP必要で
上手く部隊が動かせないからかもしれません。
もしかしたら、古いちゃぶ台返し(TtT)のように
移動数/攻撃数 と、はっきり別れている方が
むしろシステムには合ってるのかもと思ってみたりもします。

あと、バトルラインは、いいカードゲームですね。

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2007年9月 9日 (日)

2007年9月例会報告

プレイされたゲーム

  • TRANSSIB
  • 文明の曙(初版)
  • 信長最大の危機(GJ)
  • 義経(GJ)
  • レイテ湾強襲(GJ)
  • リバティ
  • バトルライン

プレイの内容

とりあえず、時間つぶしでTRANSSIBをプレイ。
P9081273



これは、シベリア鉄道で貨物輸送を行うギャング団のボスになって
シベリアからモスクワにたどり着くまでに、荷物の販売でどれだけ
稼げるかを競うゲームです。ギャング団だけあって
荷物を盗んだり、実は俺の物、というタグを勝手に張ったり
あげくには相手のギャングを暗殺したり、やりたい放題です。
5人プレイでは、順番が回ってくるまで、中だるみして出だしで士気崩壊しましたが
4人プレイであれば、だれることなくちゃんと動くようでした。

文明の曙は、文字通りの初版です。
P9081275



アバロンヒル版と違って
駒は色分けされてるだけ、記号もなにも入ってないので
ユニットを見るのはまるで色覚検査です。
プレイしてみて、いつのまにかアドバンストシビライゼーションに慣れていたらしく
旧版ルールにまごついてしまいました。
でも、シビライゼーションは、やっぱり、プレイしていて楽しいゲームです。

レイテ湾強襲は、ルール習熟の為に1ターンだけやってみました。
アルンヘムシステムよりは、アーヘン系(izumotoデザインのアーヘン戦)に近い
ルールのようです。カードの内容を頭に置いておかないと
到底ゲームにならないのはカードドリブンの宿命でしょう。
さわりから判断すれば、悪くはないように思います。

義経は、いつも通りです。一勝一敗だったそうです。
P9081278



リバティの展開はよくわかりません。
P9081279



信長最大の危機は、やはりルール習熟のプレイだったようです。
熟練が物を言うだけに、持ち主には、どうしても歯が立たないようです。
P9081277



バトルラインは、抽象的に、古代の戦列がぶつかり合う時代の
戦いを再現したカードゲームです。
見ている限りでは、結構楽しめそうな佳作に思えました。

 感想

TRANSSIB、同じゲームを同じルールでプレイしても
5人プレイと4人プレイとでは、全然間食が違いました。
5人プレイだと、自分の手番から次の自分の手番までの
待ち時間が長く、おまけに相手の人数が多すぎて
ひたすらだれてしまったのに対して、4人プレイの時には
待ち時間も、だれるほどではなく、妨害に来る相手も
多すぎないので、展開が引き締まるのです。

マルチの場合、プレイ人数による、待ち時間の変化も
ゲーム性を左右する重要な要素になるようです。
このあたり、ぼんやり待つ時間が少なく、同時進行可能な
部分がかなり多い、文明の曙は、多人数ゲームとして
優れているのだと再認識させられます。

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