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2008年5月18日 (日)

2008年5月例会報告

プレイされたゲーム

  • ナポレオン帝国の崩壊(AD)
  • アイラウ(SPI)
  • 7 Ages(ADG)
  • スターリングラード強襲(GJ)

プレイの内容

 ナポレオン帝国の崩壊は、練習プレイだったそうです。
パリ目指して浸透してくる連合軍相手に、「補給を断つ」べく
連合軍の背後で活動するナポレオン。
でも、フランスって、パリの戦意がなくなったら敗北ですし
パリの戦意は、連合軍が接近してきたら落ちてしまうわけです。
基本的には、徐々に戦線を縮小しつつ、突出してくる連合軍を
撲殺して、ナポレオンは常に補充を受け続けるのが正しい作戦のようですね。

アイラウは、EXでフランス軍の戦線に穴が開いたものの、背後に
突破した騎兵部隊が、アイラウの街「そのもの」を目指したために
逆に、主戦線が薄くなって、連合軍が殲滅されてしまったそうです。

7 Ages、最後までプレイできないことは承知での4人プレイ。
平和に貿易しているに過ぎない我が国が、なぜかぼこぼこに
叩かれて完全に脱落してしまいました。
まあ、貿易国家は、計算出来ない分、うっとうしいのだそうですが。

スターリングラード強襲も、インストプレイ。
アルンヘムシステムの基本を忘れてしまっていたために
ママエフ墓地突撃部隊が殲滅されてしまいました。
…まあ、ここ一番で12だされちゃどうしようもないですが。

感想

出る杭は打たれる、わけですが、出る杭というのが
GPだけではないのが、7 Agesであるようです。
貿易でプログレスを進めてたらぼこぼこに叩かれました。
ていうか、貿易国家だと言うだけの理由で滅ぼされた気がします。

まあ、貿易国家の運命って、そんなものといえば、その通りなんですけどね。

ナポレオン帝国の崩壊は、噂通り、良いゲームだったようです。
ルールを熟知していないと、まともにプレイできないらしく
完熟のための準備プレイは必須のようですが。

…それにしても、なんか勘が鈍ってる気がする。
何度かソロプレイして、勘を戻す必要があるのかも。

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2008年5月 4日 (日)

2008年5月特別例会報告

プレイされたゲーム

  • 7 Ages(ADG)
  • (アメリカ版のエイジ・オブ・ルネッサンス)(タイトルは忘れてしまいました)
  • 南アフリカの鉄道引きゲーム(クレヨンタイプの鉄道ゲーム)
  • ストラグル オブ エンパイア
  • カンザス(クレヨンの鉄道ゲーム)
  • 信長最大の危機(GJ)

プレイの内容

 今回の連続例会のメインイベントは、7 Ages。
プレイの手助けのための補助チャートに、カードの完全和訳と
プレイのための準備は万全に整え、いざ6人でプレイ開始です。

Age 1の頃、わたしの担当するミノス文明は、鬼のように
グローリーを稼ぎ続け、序盤10点差ぐらいをつけてトップに立ちます。
が、長丁場のマルチでは、序盤のリードで逃げ切れるわけもなく
徹底的にたたきのめされて、一時脱落、その中でオーストラリア
日本、アメリカ原住民と、うまく周辺に分散したアマノさんが
逆に20グローリー近く2位以下に差をつけて一躍トップに躍り出ます。
困ったことに、この帝国、妨害しようにも手のつけようがないのです。
が、やはり長丁場のマルチプレイゲーム。周辺に分散していても
叩かれるときには叩かれるわけで、徐々に勢いを失っていきます。

この頃から、徐々に、3帝国持ちプレイヤーと、2帝国持ちプレイヤーとの
格差が目立って来ます。3帝国持ちプレイヤーが平均6~7稼ぐのに
2帝国持ちだと、4~5がやっとなのです。
それでも、帝国の乗り換えを試みたコタさんから、アマノさんが
帝国を奪って食い下がります。

そして、最終盤、アマノさんを叩いたmonの帝国が、そのまま
うまい分散状態を維持してグローリーを稼ぎ、トップへ躍り出ようとしていたところ…

…ほとんどノーマークに近く、ただ延々と貿易を続けてプログレスを稼ぎ続けていた
フェニキアが進歩点オーバー49を達成してゲーム終了。
ぎりぎりで(2位monさんと2点差)一応勝てました。

いや、あえて勝ったというのは、それ以外がぼろぼろだったという理由なんですけどね。

ストラグル・オブ・エンパイアをやれば、腐ったさいの目に鬼のような
敵の目で、軍が文字通り一掃されて仕舞うわ、アメリカ版のエイジ・オブ・ルネッサンスを
プレイしたら、自分の勢力圏をフルボッコされてしまうわ、カンザスをプレイしても
読み間違えで大きく脱落してしまうわ、毎回最下位から数えたほうが早い順位止まりでした。

信長最大の危機は、30ターン越えの膠着状態の末、信長死亡でゲームが終わっていたようです。

感想

7 Ages。どんな状況でも、常に逆転の可能性があるという意味では良くできてるように思います。
しかし、コンポーネントの悪さと、プレイ時間とで、せっかくの魅力も半減です。
プレイ時間は我慢するとしても、プレイエイド関係は事前に必要な物を
整えておかないと、極めてプレイが難しいように感じます。
少なくとも、マーカー類はすべて自作しておき、リーダーの裏面は
使用しないほうがよいのではないでしょうか。

クレヨンの鉄道、カンザスは人気があるようです。
安く株を買いたいが、高く株を買わなければ会社に金が入らない。
自分で買いたいが、他人に出資もさせたい。
このあたりの、腹の探り合い、よみあいが楽しいものです。

エイジ・オブ・ルネッサンスのアメリカ版。
オリジナルより楽しいような気がしました。
領域を広げればそれでいい、とはいえない
バランスは、絶妙ですね。

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