« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月22日 (日)

2008年6月例会報告

プレイされたゲーム

  • Origins:How we become human
  • ナポレオン帝国の崩壊(アドテク)
  • ワーテルロー(SS)
  • Paths of Glory(GMT)
  • スターリングラード強襲(GJ)
  • Pacific typhoon(GMT)

プレイの内容

本日のメインイベントは、「我等はいかにして猿から人間になったか」
How we become human。
P6221310



7 Agesが、古代文明スタートなのに対して、こちらは猿人スタート。
ジャワ原人北京原人ネアンデルタール人アウストラロピテクスにクロマニヨン人。
それぞれが、気象条件の変化に対応しながら、脳を鍛え、文化を発展させて
文明人を目指すのです。

私の担当はジャワ原人。はっきり言ってスタートポジションの悪さは
際だってます。唯一の救いは、オーストラリアが安定して確保出来ることですが
アボリジニの文明化が驚くほど遅れていたことからもわかるとおり、文明化には
かなり不利な場所です。
案の定出遅れますが、攻撃を受けにくい、という地理的条件を活かして
安定して都市を建設、一応大きくは引き離されないようにがんばってはいたのです。
いたのですが…。

資源を確保すれば文明段階が進む場所と、山札から数少ないカードを
手に入れなければ文明段階が進まない地域との格差が中盤もろに出てきます。
早期に文明化地域を確保したグループ…つまり、事前にルールを
把握していた人たち…が、素早く重要拠点を確保、一気に頭一つ抜け出します。
後は両者の運次第、結局持ち主が勝負を決めました。

ナポレオン帝国の崩壊は、隠匿ルールを使ってプレイ
いい調子で戦っていたようです。
P6221311



主力同士の激突で、ナポレオンが会戦に負けてたり(それでも敗走はしませんが)
するのも、ご愛敬でしょう。
ナポレオンのいないところで、かえって連合軍が阻止されてるのもまた。

ワーテルローは、どうなっていたのかわかりません。
ルールが結構複雑だったそうなのですが。
P6221312




パスグロは、いつものパスグロです。
ロシアが崩壊しかけて…それからどうなったかは聞いてません。
P6221313




Pacific typhoonは、太平洋戦争を描くカードゲーム。
トランプの「戦争」を、もう少し複雑にしたようなゲームです。
本来は連合軍も日本軍もプレイヤーが別れるわけではないのですが
今回は、日本軍プレイヤーと連合軍プレイヤーに別れてのプレイとなりました。
なぜかカード巡りの悪い連合軍プレイヤーが、序盤にも終盤にも
負けまくってしまいました。一方のプレイヤーにばかり
戦力カードが偏っては、勝てる勝負も負けるのは、仕方ないでしょう。

感想

約束通り、スターリングラード強襲で何が起きたかは忘れてしまいました(笑)。

それはともかく、How we become human。
時代をいかに手早く進めつつ、都市化を図り
なおかつ、VPを稼ぐかが腕の見せ所のようです。
基本的には、文明の曙よろしく、いかにして
人口を適正に抑え、トークンの予備を残しつつ
宝物を用意するかが勝負になります。

そして、文明は半分ぐらい進んだところで
いつでも終わりうるところが、このゲームの新機軸。
最後まで文明が突き進むとは限りませんし
新時代に入る時はいつでも文明の暗黒時代で
立ち直りに2,3ターンは掛かるようになってます。
ここらでバランス調整がとれてる、というわけです。
結構考えられた良作ではないでしょうか。

パシフィックタイフーンも、悪くはない出来です。
だんだん連合軍が強くなるバランス調整ですが
戦力可変のカードが多いので、事と次第では
結構逆転も起きますから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »