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2008年7月13日 (日)

2008年7月例会報告

プレイされたゲーム

  • BRASS(?…例によって正確にはタイトルを記憶してません)
  • ドイツ装甲軍団:スモレンスク(CMJ)
  • Paths of Glory(GMT)
  • テンパス
  • SSワーテルロー

プレイの内容

 本日のメインイベントは、BRASS(?)…産業革命時代のイギリスで
工業を興すことでVPを稼いでいくゲームです。
どことなく、雰囲気は鉄道ゲームです。
このゲームの重要ポイントは、「運河の時代」と「鉄道の時代」の
2つの時代ですぱっと切れていること。
引き継げるのは、手持ち資金と、それまでに手に入れた産業力(各ターンの収入)
そして、運河時代限定ではない、進歩した産業施設のみなのです。

これに、施設を作るのに必要な石炭や鉄も生産しなければ直ぐに足りなくなるし
VPが大きい施設は収入が乏しく、収入の大きな施設はVP的に物足りない
微妙なバランス、施設を建設するには、それに適した街でなければならない制限。
そしてなにより、運河・鉄道で都市を結びつけて初めて効率よくVPが稼げるように
なるため、地道に都市を結びつけることも怠ってはならないのです。

もっとも、このゲーム、造船所が突出したVPを持つため、しばしば
造船所建設を効率的に行ったプレイヤーが極端に有利になったりします。
私はこれで、全VPの半分近くをたたき出しました。

ドイツ装甲軍団:スモレンスクは、突出したドイツ戦車大隊を叩いたソ連軍が
最後にVP都市への3:1攻撃をしのいで勝利していたそうです。

Paths of Gloryは、ロシアが生き残ってる最中に、トルコが崩壊してしまってました。

テンパス、3人プレイだと、土地が十分広くて争いが余り起きず、最後
飛行機時代の+3VPによって勝負がつきました。

感想

BRASS。わるくないゲームであるように思います。
もっとも、マルチは参加人数の差でゲーム性やゲームバランスが
吹き飛んでしまうのは良くあること。プレイヤー数を3人4人の
2通りにだけ制限しているのが、成功の要因かもしれません。

無関係な話。

「本当に」ロンメルの突進が、単に補給を無視した無謀な突進であるという
「だけ」なら、単純に放置するだけでイギリス軍は楽に勝てたでしょう。
ていうか、大抵の戦略級第二次世界大戦物で、西側連合軍プレイヤーは
そうするはずです。トーチ作戦もハスキー作戦も捨ててしまえば
43年には、スレッジハンマーを発動できるのですし、西側連合軍が
ドイツに致命的な一撃を加えうるのも、フランスからの攻撃以外にないのですから。

極めて奇妙な話ですが、ロンメルはいつでも「戦略的にはあり得ない」無謀な
作戦によって、相手をパニックに追い込んで勝利していたいっていいでしょう。
戦略的無能力と戦術的天才は、ロンメルにとってはコインの表と裏みたいなものだったわけです。

こんなものをゲーム化するのは、確かに難しいでしょう。
当時のイギリス軍は、ロンメルがそんな無茶をするとは全く想定していなかったのに対し
現在のプレイヤーは、みんな、ロンメルがそんな無茶な男だと、よく知っているのです。
ドイツ軍プレイヤーが、実際にロンメルがやったような無茶をやっても
イギリス軍プレイヤーは、史実でそうであったようなパニックは、決しておこしません。
しかし、それでは、シミュレーションにならないのです。

ロンメルの主観と同じぐらい、安全にドイツ軍が無茶が出来る北アフリカ戦ゲームなら
あるいは再現できるのかもしれませんが、それって、シミュレーションの範疇なのでしょうかね?

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