2010年4月例会報告
プレイされたゲーム
- 1826(だったかな?フランスが舞台の18XXシリーズです)
- Shifting Sands(GMT)
- Paths of Glory(GMT)
- Locomotive Works
プレイの内容
本日のメインイベントになったのは、18XXシリーズの一つ。
フランスが舞台で、ギミックルールとして、列車が飛ぶごとに国鉄になるかどうかの判定を行う、というものがあります。ローンとして緊急融資がありますが、これは列車が買えないときのつなぎ融資にしかなりません。新しい列車を買うための投資として計画的に借金していくことは出来ないわけです。
プレイの展開は、早期にベルギー国鉄に接続したアルザス鉄道が、ベルギー国鉄を超える荒稼ぎをやってました。パリtoパリを一台の列車で出来ないことと、パリを出発する会社は6社もあって、それぞれがパリを起点に出発するので、普通の18XXシリーズと違い、首都ではなく、ベルギー周辺が稼ぎどころになっているわけですね。
Shifting Sandsは、感想に回します。
Locomotive Worksは、鉄道車両を開発、販売する会社の社長になって、列車を開発、生産、そして売却してお金持ちになることを目指すゲームです。需要のある列車は競合しやすく、競合しない列車は需要がないので、そのあたりのバランスがポイントです。需要の量がさいころで決まるので、そのあたりは運次第なんですけどね。
Paths of Glory。同盟軍がオーストリアを攻めまくられ、西部戦線でもエッセン前面に迫られ、追い打ちをかけるがごとくコンスタンティノープルを落とされるところまでいったものの、徹底した補充で反撃兵力を作り出し、コンスタンティノープルを奪回、さらにイタリア侵攻の準備を整えた、ところで時間切れになっていたそうです。
感想
シフティング・サンズ、なんどやっても、枢軸軍が有利なのが動きません。ルール解釈を間違えてるのか、はたまた日本語ルールに誤訳があるのか(カードではちょこちょこ誤訳があったので、全幅の信頼がおけないのです)。いずれにせよ、ロンメルアタックの影響で、枢軸軍は必勝とまではいいませんが、トワイライト・ストラグルのソ連ぐらいには有利になっているように感じます。
ロンメルアタックが、1ターンに一度なのかもしれないと思いますが、それだとこんどは連合軍が有利にふれるような気もしますし、そのあたり、原文を当たってみないとどうしようもないですね。それとも、何か、連合軍に防御手段があるのでしょうか?
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返信:varonさん、yagiさん、コメントありがとうございます。
ロンメルアタックですが、ラウンド中一回の「攻撃」でプレイはしてます。
それでも、たいていエル・アラメインまではしられるんですよね。
一度だけ連合軍が枢軸軍に勝ったことがありますが、そのときでも
VP的には、中東を制圧した枢軸軍が圧倒的に優位でした。
エル・アラメインも2ターンは保持されましたしね。
連合軍の勝利は、トーチ部隊がチェニスとトリポリを制圧しての、逆転でした。
防御手段として、重さを利用しようにも、41年には「バルカン戦役」で
ごっそり部隊を引き抜かれてしまうのが大きく、ロンメルに対抗しようとすると
エチオピアに手が回らずVPを稼がれる……等々、なかなかに
連合軍は厳しい戦いを強いられます。
こっちのプレイでは、ほとんどが41年、エルアラメインにはしられての
枢軸軍によるサドンデス勝利でした。
(イラクの支配による2VPも重くのしかかってくるんですけど)
先殴りと重さによる防衛は、確かに有効そうですね。
マルサ・マトルー前面でのたたき合いに持ち込めれば
ドイツ軍の消耗も激しいので、サドンデス負けはぎりぎり防げるのかもしれません。
いずれにせよ、こちらではプレイ回数が少なめなので、もう少し
作戦研究が必要なようです。
(とはいえ、各”ラウンド”で攻撃に使えるのは誤訳じゃないのか……
連合軍はトーチまでひたすら苦しい綱渡りを強いられるゲームみたいですね)
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