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2010年7月25日 (日)

2010年7月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • 湾岸戦争(翔規格)
  • スターリンズウォー(GMT)
  • 函館戦争(CMJ)
  • ノルマンディ上陸作戦(CMJ)
  • シフティングサンズ
  • 関ヶ原(EP/SS)

プレイの内容

ひとまず時間つぶしにプレイされたのが湾岸戦争。
エジプトが地の利を生かして、対イスラエル戦に勝利、そのVPで
一気に勝利を決めてました。競り合って全体が高い状態になると
エジプトはイスラエル攻撃が出来るだけ有利かもしれません。

さて、本日のメインイベントになったのがスターリンズウォー。
P7250118
インストプレイでしたので、インストされる側のソ連軍が
ドイツ軍の電撃戦の前に防衛線を崩壊させられてたようです。

函館戦争の方は、前回の例会時間切れになったことで
もう一度プレイしようということになった再戦。
P7250119

マップ東端の道路を見落としてた幕軍(つまり私ですが)が
五稜郭を一気に落とされてサドンデス負けしてしまいました。
ポイントtoポイントでは、ルートをきちんと確認しないとだめですね。

ノルマンディ上陸作戦は、ウォーゲームハンドブック2010の付録ゲーム。
軍団規模、全ユニット数20枚のミニゲームです。
序盤、オマハビーチに上陸失敗するわ、+2攻撃でARを連発するわと
いいところなしだった連合軍ですが、終盤DEやEXを出しまくって
ドイツ軍の戦線をすり切って勝利しました。
攻守ところを変えた第2回戦では、最終ターン、アバランシュと
カーンの両方を確保しなければ負け(勝利確率1/6)のところで
さいの目がはしり両都市を確保、やっぱり連合軍が勝利しました。

シフティングサンズは、1941年のロンメルアタックが炸裂して
アレクサンドリアが陥落、枢軸軍の勝利に終わりました。

関ヶ原は、徳川軍主力が登場する前に豊臣恩顧勢が
壊滅、宇都宮城も上杉軍にとられる状況で、西軍優勢のまま
時間切れになってました。

P7250120

感想

スターリンズウォーは、毎度のことながらタイトなゲームです。
工場疎開なんてやってる暇があるのか?レンドリースより補充が大事だろ、と
いうぐらいにソ連軍の序盤は厳しくなってます。
まあ、パスグロも最初の内はハイパーシェリーフェンプランだの
ロシアのスチームローラーによる蹂躙だのが起きてたわけで
お互いが熟練すれば、バランスはとれてるのでしょう。
問題は、熟練するまで何度も対戦する気力が続くかどうかだと思われます。

シフティングサンズ、枢軸軍が心理的に有利なのは動かないようです。
早期にバルカン戦役が出て、バルバロッサ作戦が最後まで出ないと
連合軍プレイヤーは泣く思いをします(なにせ、1942にはすぐマルタの包囲が来ますから)。
もしかしたら、キャンペーンは枢軸有利で、ロンメル登場からシナリオプレイ
するのが正しいプレイのしかたなのかもしれません。
あれはあれで、枢軸軍がかなり厳しい状況で始まるように感じますけどね

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2010年7月11日 (日)

2010年7月第1例会報告

プレイされたゲーム

  • (砂漠の隊商):正式名は忘れました。
  • Age of Industry
  • スターリンズウォー
  • 函館戦争(CMJ)

プレイの内容

 本日、最初にプレイしたのは(砂漠の隊商)。
中東、アラビアンナイトの世界で、各地の豪商と姻戚関係を結び
姻戚関係にある豪商に、自分が持ってる産物を商業ルートにのせさせて
お金を稼いでいくゲームです。
 姻戚関係を結ぶには、持参金が必要で、送った持参金を消費して
隊商ルートを設定していく、というのがこのゲームの味噌。
高い金を要求してくる豪商は、いい位置にいて、安値の豪商は
主流の隊商ルートからは外れた場所にいる、というのがポイント。
その上、姻戚関係を結べるのは2人まで(3人以上は無理)なので
どの家と姻戚関係を結ぶかの見極めと、隊商ルートの設定、そして
豪商同士の交流(隊商ルートが合流すると豪商同士が提携したことになる。
結果としてお金が手に入る)と、考慮に入れなければならない要素は多いのです。
展開は、かなりスピーディで、最後まで誰が勝ってるかがはっきりとは見えない
ゲームなので、エキサイトすることは間違いないでしょう。

 そのあとプレイしたのがAge of Industry。Brassの鉄道時代オンリーバージョンです。
舞台はドイツとアメリカ北東部ボストン周辺の2つ。ブラスと基本的には
同じですが、かつて大量得点源だった造船所がなくなって、かわりに
海外交易用の船に変わってるのが、目新しい点でしょうか。
こちらも、比較的ルールが単純で、プレイ時間もそう長くないゲームなので
プレイしていて楽しいのは確かです。

 スターリンズウォーはインストプレイが一回と、本戦一回
ソ連の冬季反攻でドイツ軍が溶けて無くなってしまいました。

 函館戦争は、前半戦だけプレイされてました。
ポイント トゥ ポイントの拠点占領ゲームですが
戦闘結果の出し方が独特なのが特徴です。
私はさいの目に裏切られ続けて、一度も拠点を
持ちこたえられませんでした。(ダイス数じゃ有利だったはずなのにっ)

感想

 スターリンズウォー。慣れればバランスがとれてるような気はするのですが
何かが間違ってる、そんな感じのゲームです。
プレイしていてつまらないわけではないのですが、忘れやすいルールが
やたら多くて、プレイヤーの注意力を試します。
モスクワやレニングラードやスターリングラードを攻撃するのに、イベントプレイが必要、というルールも
補給切れをねらう迂回攻撃を阻止するわけではないので、モスクワをがら空きにして
迂回攻撃に備えるという、よくわからない状況を見せられることにもなります。

とはいえ、欠点ばかりでもなく、セバストポリの重要性が表現されているのは好感が持てます。
一歩滑るとどちらのサイドも投了ものの崩壊を起こすのも、テッド・レイサー風の
味付けといえましょう(私の好みとは違うのですが)。
何にせよ、作戦研究が進まないことには、評価に困るゲームなのは確かです。

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