2010年10月第2例会報告
プレイされたゲーム
- 1850(18XX系です)
- (ドイツが舞台の、キューブをおいてい鉄道くゲームです)
- フランス国鉄
- (北部イングランドが舞台の、キューブをおいていく鉄道ゲームです)
- ノルマンディ上陸作戦(DDH/CMJ)
プレイの内容
まずプレイされたのが1850,シカゴの西を舞台にした18XX系です。
ちょっと30っぽい会社の起き方をするゲームで、60%で会社が設立でき、いったん設立された会社は資本金を総取りします。
このゲームの特徴的なルールは、株式ラウンドに、市場に出ている株を、自社株に限り、会社が買い取ることが出来ること。
これによって自社株を買って配当で資本注入したり、買い取った株を、さらに高い株価をつけて、売り出したりすることが出来るようになります。
一応12列車まで用意されてるゲームなのですが、なぜか5列車が売り切れた時点でどの会社も列車制限めいっぱいに列車を保有して、身動きがとれなくなってました。
(ドイツを舞台にキューブをおいていく鉄道ゲーム)は、株を買って会社に資本注入し、その資本金を元手に線路を引いていく、キューブ式鉄道ゲームではお約束な展開のゲームです。各会社に特殊能力(あるいはペナルティ)が設定されているのがポイントで、立地条件と特殊能力をにらみながら、会社を発展させて行くことになります。配当の出方も独特で、線路キューブを他社に合流させたときに、全員が、配当金を受け取ることが出来ます。合流させた会社には、合流ボーナスとして追加で配当が出るのがギミックでしょう。さらに強力なギミックは、順番決定にあります。というのも、このゲーム、必ず自分の手番があるとは限らないのです。自分が1番配当が多ければ、1個の手番チットを、2番目に配当が多ければ2個を、3番目は……といった具合にカップにチットを入れ、順番決定フェイズに
人数分引いて、引かれたチットに該当するプレイヤーが、自分の手番を行えるのです。
ギミックだらけで、どの会社を選択するとどこが有利になるのかよくわからないゲームでしたが、結局は入札のタイミングが命という点、キューブ式鉄道ゲームの基本に忠実だったようです。
フランス国鉄は、またまたキューブ式の鉄道ゲーム。このゲームのギミックは、株と線路が同じキューブで示されている、ということ。つまり、キューブを株として大量に保有すると、線路があまり引けずにしょぼい会社となり、線路を大量に引いている儲かる会社は、株が世に出ている量が少ない、というわけです。
パリからマルセイユに連結する会社が出るか、6社のうち、5社がキューブを使い切ったらゲーム終了、引いた線路は減らない、というルールのおかげで、やたらに早いペースでゲームが進みました。
(イングランド北部を以下略)は、全壊もプレイされたキューブ式鉄道ゲーム。今回は大規模会社の配当を一駅あたり10としてプレイしました。それでも大規模会社に株を交換した方が利益が出るのですから、小会社は不憫なものです。
これは時間切れで終わりました。
ノルマンディ上陸作戦は、ウォーゲームハンドブック2010の付録ゲーム。
展開はよく知りません、なんでも、ドイツ軍が片端から包囲されてしまったとか……。
感想
キューブ式鉄道ゲームも、HGSでは、物珍しくなくなりました。なんとなく、18XXシリーズよろしく、基本的なパターンが見えてきたような気がします。要は、序盤から中盤の株式入札で、いかに効率的に株を手に入れ、終盤は、いかにして無駄に株を買わせるか、という駆け引きです。これを見誤ると、収益より株の買収資金の方が多くかかった、なんていう落ちになる訳です。まあ、ついつい株の入札は熱くなるんですけどね。
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