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2011年4月17日 (日)

2011年4月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • Penny wise
  • B&O
  • くにとりっ!
  • 信長最大の危機

プレイの内容

 最初にプレイされたのは、Pennywise。ゲーム自体は単純で、1セント、2セント、3セント、5セント、10セント、20セント、25セントの中から、一定数のコインを各自が渡されます。渡されたコインを、順番に場に1枚出します。そのとき、場に、出したコインよりも少ない金額のコインが有れば、それをすべて手に入れることが出来ます。たとえば、場に3セントと1セントのコインがあるときに、5セントのコインを出せば、3セントと1セントのコインを手に入れることが出来るわけです。このゲーム、コインの両替は出来ませんし、コインの交換はかならず損をするように出来ているので、必ず誰かがコインをなくしてしまうときがやってきます。誰かがコインを場にだした瞬間(ここ重要)手元にコインがなくなったなら、そこでゲームが終了して、そのとき、コインの金額を一番たくさん持ってる人が勝利です。
 ゲームとしては単純なのですが、プレイ時間も短く、熱くなれる好ゲームです。

 B&Oは、以前もプレイされた鉄道ゲームです。キューブを線路代わりに引いていくのですが、会社ごとにキューブの数が違っているのがポイント。多い会社は20ぐらい持っているのですが、少ない会社は4とか6とかしか持ってない! 最後の方にならないと登場しないと思われます。これは、途中で志気崩壊が起きてました。

 くにとりっ!は、ドミニオン形式のカードゲーム。早期に武将をそろえたプレイヤーが侵略侵略侵略侵略で勝ってました。

 信長最大の危機は、どうなったのか見てないので知りません。(すいません)

感想。

 Pennywise、よくこういう発想が出てくるものだと思います。座る順番まで拘りが出てくるゲームなんて、HGSでもまずお目にかかりません。それだけ熱くなっていたということでしょうか。
 くにとりっ……は……いったん武将をそろえたプレイヤーが走り出すと誰もとめようがないのは困りものです。何度もプレイすること前提なのかもしれませんが、逆転のしようがないのはゲームに盛り上がりが欠けるように思います。ドミニオンだと、戦がない分、逆に駆け引きの要素が強かったように感じるんですけどね。

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2011年4月 3日 (日)

2011年4月第1例会報告

プレイされたゲーム

  • ポセイドン
  • ビブリウス
  • オートモービル

プレイの内容

 最初にプレイされたは、ポセイドン。
18ギリシア、というか、古代ギリシャの都市国家の商業家になって
各地に貿易拠点を築き、そことの交易で収益を上げてお金儲けをする
18シリーズみたいなものです。18XXとの違いは、町のかわりに
貿易拠点があって、それが排他的であること、株券と交易拠点との
総数が都市国家(会社)ごとに一定であって、株式をたくさん発行すると
~資本をたくさん調達すると~それだけ交易拠点を持てる数が減ってしまうこと。
その交易拠点の配置自体が、冒険船の移動によってのみ配置出来るということ。
18XXシリーズでいうところの列車に相当する、船は、保有する能力を足して、駅を”起点”に出発しなければならない、という点も異なってます。一筆書きで途中に駅があればいいというわけではないのです。このため交易拠点の配置の方法も下手をうつと船の能力の無駄打ちをしなければならなくなってしまいます。
そして、なにより18XXシリーズと違うのは、このゲーム、最初から終了ターンが決まっていると言うこと。銀行が破産するまでプレイされるわけではないのです。このため、中盤稼いで逃げ切り勝ち、という戦術が十分成り立ちます。

初期会社、配置された交易箇所の価値を2倍にするデロス同盟を得た国が序盤はしった、かに見えましたが、ゲーム名にもなった「ポセイドン」(海の神)の加護でやたら金を受け取ったあげく、船の能力を、船がつぶれるごと(フェーズが進むごと)に2倍に出来る能力で収益を落とすことなくはしったプレイヤーが勝利してました。

ビブリウスは、カードゲーム。プレイヤーは修道院の派閥となって、修道院の覇権を握るべく、5つの分野でのトップを目指します。まず、プレイヤーの一人がカードを人数分+1枚与えられます。その中から、必要なカードを一枚手札にし、
残ったカードから、一枚を、後のオークション用にとりおき、残りのカードを時計回りに次のプレイヤーに手渡します。受け取ったプレイヤーは、必要なカードを手元にとって、残ったカードをさらに隣のプレイヤーへと渡していきます。
これを、順々に繰り返していって、山札がなくなるまで繰り返します。
カードは、5つの分野への影響力を表すカードと、その分野のトップになった場合のVPを増減させるカード、そしてお金を表すカードからなってます。
5つの分野への影響力を表すカードは、そのカードに書かれた数値の合計が最大のプレイヤーが、その分野のVPを総取りするだけに重要です。VPを増減させるカードは、ジョーカーみたいなもので、直接には何の役にもたちませんが、ゲームを彩るスパイスの役割を果たしています。そして、お金は、この後のオークションで重要な役割を果たします。オークションでカードを競り落とすには、お金が必要なのです。

 さて、カードが配り終えられたら、オークション用に取りのけられたカードをよくシャッフルしてオークションの開始です。オークションは、山札を引いたプレイヤーの隣から順にお金で競っていきます。もちろん最高金額をつけた人が落札です。
時々、お金がオークションに掛けられることもあります。この場合は、カードの枚数で競りを行います。不要なカードを処分するチャンスでもあります。
こうして、オークションに掛けられるカードもなくなったら、いよいよ、誰が勝利したのかを判定します。各分野で最大の影響力を持っている人が、それぞれの分野のVPを総取りして、最大のVPを獲得している人が勝利するのです。

単純ですが、神経と頭を使います。

オートモービルは、前回の例会でもプレイされました。

感想。

 ポセイドン、18XXというか、アステロイド発掘の18XX系ゲームを思い出しました。あれも宇宙船がアステロイドを回って探索したアステロイドの資源を回収するゲームだった気がします。あちらは記憶の彼方なので、私の記憶違いかもしれませんが。

ビブリウスは、HGSで妙に人気が出ました。4人までしかプレイできないのが残念ですが、単純で胃に穴の開く好ゲームです。4人で5つの分野を競るわけですから2つの分野を獲得すれば、勝てるはずなのです。勝てるはずなのですが
考えることはみな同じ訳で、そこが難しい、一つの分野を固めてもう一つの分野なんて手をだすよゆうなんて誰も有るはずがなく、結局はどの分野も薄氷を踏むようにして2つの分野に挑むしかない……1枚のカードの競りに勝つか負けるか譲るか突っ張るか、腹の探り合いが必要なのです。

関係ない話。

ヒトラー電撃戦を最近やってます。
アシカ作戦が3回のプレイで3回とも成功してたりします。
まあ、アシカが決まってもドイツが勝利するとは限らないみたいですけど
西側連合軍とすれば胃が痛い結果なわけで、アシカ撲滅策は
要研究のようです。

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