2011年5月通常例会報告
プレイされたゲーム
- (イングランド全土を使った国鉄化ゲーム:タイトルを忘れました)
- 東国争乱
- ペニーワイズ
プレイの内容
今日のメインイベントになったのは、イングランド全土を使った国鉄化ゲーム。このゲーム、鉄道会社の株を買って線路を引き、引いた線路によって会社から配当を得るだけではなく、鉄道会社の親会社の株券を子会社の株券との交換で手に入れてよりよい配当を手に入れるようにしたり、さらには国鉄株を親会社の株券との交換で手に入れてさらなる配当をてにいれたりして、お金儲けするようになっているのです。……というのも、このゲーム、発行済み株数で、会社の利益を割るようになっているので、発行済み株式が増えてくると、線路を引く会社の配当は、一株あたり3とか4とかいった金額に下がってくるのです。これに対して、親会社の配当は、一株あたり9から14あるのですから、それだけ大きな利益が得られる、という寸法です。
その親会社の配当も下がってくる頃には、国鉄株が出てきて……となるはずなのですが、そうなる前にゲームが終わってしまいました。というのもこのゲーム、線路が引かれないターンが起きるとゲームが終了して、分割民営化の時代のフェイズに移行するのですが、なんと線路が引けない株券を手持ち資金全額で買う! という奇想天外なやり方で路線拡大の時代を終わらせるプレイヤーが出現したのです。これでゲームは終了しました。
……あんまりなプレイに、プレイヤーが士気崩壊を起こしちゃいましたから。
次にプレイされたのが東国争乱、どこぞの巨大掲示板で話題のあれです。
無理を言って6人の参加者だったのを5人プレイしてもらいました……今川がプレイヤーとして加わるように。
調略で織田の騎兵をとばして西上する義元軍、歩兵6人スタックで尾張を守る信長軍。
武田軍は三国同盟を結んで北上を試みるも、軍神謙信の前にぼろぼろに破れる始末。
一方の北条軍は関東を平定して側面から上杉領を食い破っていく……というところで
またもやプレイヤーが士気崩壊を起こしてゲームが終わってしまいました。
ペニーワイズは、いつも通りのペニーワイズです。短いプレイ時間、盛り上がる展開、単純なルール、士気崩壊を起こしたゲームの後にプレイするとモラルが回復します。
感想
さすがにイングランド全土を使ってるだけあって、あの鉄道ゲームは時間がかかります。あの一気にゲームを終わらせる戦術もありかなと思えるほどに疲れました。おもしろくないのか? と言われれば、結構おもしろいんですけど、配当を計算するだけで結構疲れます。国鉄に親会社が4社に小企業が10社あって、それぞれ全部毎ターン配当を計算しないといけないですからね。配当が多すぎて、終いには銀行が破産してました。本来はもっと
早く線路が引かれて行くゲームなのかもしれません。我々のプレイでは、株価が高騰していって会社の内部留保にほとんどの資金が消えて行ってましたから。
東国争乱は……なんというか……武田と今川をプレイする人はいないでしょうね、あれじゃ。
特に今川の悲惨さは際だってます。調略に海道一の弓取りと凶悪なイベントは持ってますが、貧乏な領地が真ん中に横たわってるだけ、歩兵の大群と調略を使って勝てる相手など序盤の織田ぐらいでしょう。それも織田が下手をうった場合に限られます。武田も真ん中に位置していたのでは、国力じり貧な上に上杉の強襲と北条の横やりが怖い。
結局はマップ端の3勢力有利は動きません。あれでもまだ織田は武田と今川がマップ端をねらって連合しておそえばつぶせるでしょう。ただ、それをやると上杉の猛攻を北条が一人でとめなきゃならなくなります。たぶんゲームは上杉の楽勝で終わるでしょう。……まあ、マルチなので何かすばらしい外交戦略の持ち主が弁舌さわやかに立ち回れば今川武田でも何とかなるのかもしれませんが。
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