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2011年6月12日 (日)

2011年6月例会報告

プレイされたゲーム

  • 1880(中国を舞台にした18XXシリーズ)
  • 機関車修理工場
  • 真珠湾強襲
  • ペニーワイズ

本日のメインイベント、のはずだったのが1880。
これは、中国を舞台にした18XXシリーズのゲームです。普通の18XXシリーズと違って、株式ラウンドが、列車が売り切れた”瞬間”に挿入されるようになってます。この結果、株価が高く設立された会社は、配当があってから株式ラウンドが始まるのに、株価が低く設立された会社は、株式ラウンドの後に配当が来ることになってしまうのです。そして、このゲームでは、会社の行動順も株価順ではなく、設立時の株価順(設立時の株価が同じなら設立順で固定)なので、高い株価で早く設立された会社は、常に早い手番で行動できるのです。
 ほかにも、列強が所有する鉄道があって、これが一般鉄道会社と合併することで一般企業に資本注入できたり(資本注入せず、自分の個人資産を若干増やすことも可能)します。
 また、このゲーム、列車が最後に買われてから完全に一巡しても誰も買わないと(つまり、最後に買った企業がもう一度買うまで、誰も列車を買わないと)強制的にその列車が廃車になって、株式ラウンドが行われるというルールもあります。時代は必ず進んでいくのです。こうして時代が4列車の時代になると、共産革命が起きて、株価変動が起きなくなり、自社株が売れなくなってしまいます。これは、改革開放路線が始まる6列車の時代まで続きます。そして、8列車が出ると、最後の株式ラウンドが行われ、3回運行ラウンドがプレイされればゲームが終了するのです。
 が、途中終了2回でゲームが終わりました。士気崩壊を起こしたと言うより、途中参加者の関係で、卓を分ける必要ができてきたのです。

 で、卓を分けて始まったのが、真珠湾強襲。
こちらはGJの新作です。ルールもろくに読まない状態ですが、たぶんルールを読みながらでもプレイできるだろうということでプレイ開始。
が、さすがにルールを読みながらでは変なプレイになることは避けられず、4ターンで士気崩壊に至りました。
まあ、それでも形にはなったのでよしとします。

 機関車修理工場は、以前紹介した、機関車を修理して修理した機関車の分お金を稼げて、稼いだお金の額を競うゲームです。
どんな展開かは、聞いてないのでわかりませんが、盛り上がっていたようです。

 ペニーワイズは、余った時間でプレイ。やはりあれはいいものです。

・感想

1880、ギミックなルールが多いものの、基本はやっぱり18XXシリーズそのままのようです。(当たり前ですが)
株価が上がれば上がるほど株価ボーナスで配当が増えるというルールもあって、新しい企業を起こすより、旧企業の株を買う方がよほど儲かるんじゃないかというシステムになってますが、それが本当のことなのかどうかは、きちんとプレイしてみないとわかりません。今のところ、最後までプレイした訳ですらないのですから。

真珠湾強襲、ルールの量はそれほど多くありませんが、基本的な戦術を理解するには多少慣れが必要なようです。第1ターン、第2ターンのうちに日本軍は南方資源地帯を確保し4ターンまでに30ポイントのVPを確保するための足がかりを手に入れておく必要があるので効率的な攻めが必要になってきます。それを達成するためのカード配分や戦力配分にはある程度の作戦研究も必要でしょう。善し悪しを論評するのは、そこから先の話ではないかと思われます。
……けど、日本軍は本当に30VPとれるのかなぁ? かなり厳しいような気がするんですけどね。

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