2012年3月例会報告
プレイされたゲーム
- After the Holocaust(SPI)
- ばるば☆ろっさ(アークライト)
プレイの内容
本日のメインイベントは、After the Holocaust。読んで字のごとくアウシュビッツで生き残った……ではなく、核戦争後のアメリカを舞台に、4地域からの復興を目指す勢力がアメリカの覇権を争うゲームです。
一応、軍隊も作れますが、アメリカのゲームらしく、エリアの支配は選挙で勝つことで得られるようになってます。そして、選挙で勝つためにはお金が必要となってます。そして、核戦争後の世界、ということで、食料はもちろん自前で生産しなければならず、石油も自前で掘らねばならず、金属資源も自前で生産せねばならず、工業製品も自前で生産しなければならないのです。はっきりいって、戦争なんてやってる暇ありません。
After the Holocaustのプレイ風景です。
ブログの仕様で、鮮明な写真がUPできないのが残念です。
さて、プレイの展開はというと、食糧危機に次ぐ食糧危機で
文化レベルを上げるとか、他のプレイヤーのエリアにちょっかいを出すなんて芸当はしたくでもできない有様。
他のプレイヤーとは友好関係を築いて貿易で食料を回してもらわなければとてもやっていけません。
いや、いつ飢餓に陥るかわからないので他のプレイヤーとの友好関係を崩すわけにいかないのです。
毎ターン5ポイントずつ消えていく消費財(これを与えないと文化レベルが退歩してしまう)の生産もプレイヤーに重くのしかかってきます。これを作るにも食料は必要なのです。食料生産にも農民が必要で、農民の食い扶持にも食料が必要、農業生産の余剰を生み出してくれるのは農業機械だけですが、困ったことに農業生産判定はほぼ1/2の確率で-10%以上の食料生産の減少を生み出してくれるのです。結局プレイはひたすら食料がないと叫びつつ進み、全員文明を進められずに負け、敗北度が一番少ないのは中西部のプレイヤー、ということで終わりました。
ばるば☆ろっさは、途中時間切れで終わってしまいました。
感想
After the Holocaust、いったいどんなプレイをしたら文明レベルがUPするのでしょう。
何かルールの見落としがあるのか、それとも何かすばらしい作戦でもあるのか
いずれにせよ、今回の我々のようなプレイでは、文明人には戻れないことは確かです。
消費財を一気に人口と同じだけ消費すれば文明レベルが回復するのです、回復するのですが……初期人口は、少ないところで30,多いところで35。これだけ生産するのに余剰の食糧が12から14必要になります。そんなに食料は余りません。それだけでも文明をあげるのは不可能に近いのです。
なんにせよ、一度のプレイで評価するには、複雑すぎるゲームには間違いないですね。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最近のコメント