2012年7月第2例会報告
プレイされたゲーム
- Virgin Queen(GMT)
- 街コロ
プレイの内容
本日のメインイベントはVirgin Queen。ちょうどHere I Standの後から始まるHere I Standの続編です。ルールも共通な部分が多くなってますが、海外植民地ルールが細かくなってたり、科学者や芸術家がいたり、結婚ルールがあったりと結構細かい部分で変わってます。一番変わってるのはマップ。前回は細かく分割されていたドイツやイタリアがおおざっぱに省略され、逆に2エリアしかなかったオランダが細かく表現されてます。オランダ独立戦争の時代だからでしょうか。
さて、プレイはといえば、みんなルールの説明を受けつつ、持ち主さえ駒を並べたのが今日が初めてという手探り状態でのプレイなので何がどうなるのかよくわからないままの状態。とりあえずフランスで蜂起したユグノーはフランス軍の攻撃を受けて鎮圧されてしまいます。スペインはといえば、新世界から豊かな財宝を手に入れて腐らせる始末。オスマン帝国は、なぜかスエズ運河の掘削に成功(ナイル川経由なのでしょう)してVPを手に入れて紅海と地中海との貿易に精を出します。イギリスはスコットランドと戦争出来ない(ルール乗できない)のに歯ぎしりしつつ軍拡と海外植民地作り。フランスもスペイン相手の海賊行為には余念がありませんが、当のスペインや神聖ローマ帝国との婚姻にも精を出します。このゲーム、結婚でもVPが稼げるのだから結婚しない手はないのです。そんなこんなで第3ターン、ヴェネチアがオスマントルコに蹂躙されるころ、イギリスではケプラーの三法則が明らかになり、神聖ローマ帝国では科学の鑑となるべき大家が現れるころ、フランスは海賊行為と諸国との結婚政策でVPを稼いで25VPを突破、勝利を収めました。
ここまでで起きた戦闘は、ユグノーが鎮圧された戦いと、オスマントルコによるヴェネチア攻防戦「だけ」。このゲーム、Here I Standに輪をかけて、戦うゲームでは全然ないようです。
余った時間でプレイされたのは街コロ。このゲーム、サイコロを振った結果をカードに照らし合わせてお金を手に入れ、手に入れたお金によってカードを買い、買ったカードによってさらにお金を手に入れて最終的に4枚の「勝利条件カード」を手に入れれば勝ち、というゲームです。
ただ、何枚かある「他人からお金を奪えるカード」がくせ者で、このカードのおかげでゲームはブラッディになってました。というのも、「##の目を出した人から#金もらえる」カードというのがあったりするのです、それも何枚も。このカードが序盤から売れていくから悲惨なものです。1回目の勝者は、このカードを使いこなした人になりました。2回目の勝者は、逆に「##の目を誰が出そうと#金もらえる」カードを使いこなした人でしたが。
感想
Virgin Queen、Here I Stand同様、かなりおもしろいゲームです。ただ、トップ目をたたき落とす手段がHere I Standよりさらに限られるので(Here I Standだとキースペースを落としたとき2VP落ちますが、Virgin Queenだと1VPしか落ちない)人の妨害を考えるより、自分が振り落とされない事を考えることがより重要な気がします。7ターンゲームが持つんでしょうか。4ターンか5ターンで25VP確実に到達するような気がします。今回は3ターンで決着がついてしまいましたけど。
街コロは、お手軽なゲームです。本来は4人用ゲームだそうですが、今回は7人でプレイしました。ちゃんとゲームとして成り立つので、2セット用意してプレイするのも悪くはない、と思います。
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