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2012年7月29日 (日)

2012年7月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • Virgin Queen(GMT)
  • 街コロ

プレイの内容

 本日のメインイベントはVirgin Queen。ちょうどHere I Standの後から始まるHere I Standの続編です。ルールも共通な部分が多くなってますが、海外植民地ルールが細かくなってたり、科学者や芸術家がいたり、結婚ルールがあったりと結構細かい部分で変わってます。一番変わってるのはマップ。前回は細かく分割されていたドイツやイタリアがおおざっぱに省略され、逆に2エリアしかなかったオランダが細かく表現されてます。オランダ独立戦争の時代だからでしょうか。

 さて、プレイはといえば、みんなルールの説明を受けつつ、持ち主さえ駒を並べたのが今日が初めてという手探り状態でのプレイなので何がどうなるのかよくわからないままの状態。とりあえずフランスで蜂起したユグノーはフランス軍の攻撃を受けて鎮圧されてしまいます。スペインはといえば、新世界から豊かな財宝を手に入れて腐らせる始末。オスマン帝国は、なぜかスエズ運河の掘削に成功(ナイル川経由なのでしょう)してVPを手に入れて紅海と地中海との貿易に精を出します。イギリスはスコットランドと戦争出来ない(ルール乗できない)のに歯ぎしりしつつ軍拡と海外植民地作り。フランスもスペイン相手の海賊行為には余念がありませんが、当のスペインや神聖ローマ帝国との婚姻にも精を出します。このゲーム、結婚でもVPが稼げるのだから結婚しない手はないのです。そんなこんなで第3ターン、ヴェネチアがオスマントルコに蹂躙されるころ、イギリスではケプラーの三法則が明らかになり、神聖ローマ帝国では科学の鑑となるべき大家が現れるころ、フランスは海賊行為と諸国との結婚政策でVPを稼いで25VPを突破、勝利を収めました。
 ここまでで起きた戦闘は、ユグノーが鎮圧された戦いと、オスマントルコによるヴェネチア攻防戦「だけ」。このゲーム、Here I Standに輪をかけて、戦うゲームでは全然ないようです。

 余った時間でプレイされたのは街コロ。このゲーム、サイコロを振った結果をカードに照らし合わせてお金を手に入れ、手に入れたお金によってカードを買い、買ったカードによってさらにお金を手に入れて最終的に4枚の「勝利条件カード」を手に入れれば勝ち、というゲームです。
 ただ、何枚かある「他人からお金を奪えるカード」がくせ者で、このカードのおかげでゲームはブラッディになってました。というのも、「##の目を出した人から#金もらえる」カードというのがあったりするのです、それも何枚も。このカードが序盤から売れていくから悲惨なものです。1回目の勝者は、このカードを使いこなした人になりました。2回目の勝者は、逆に「##の目を誰が出そうと#金もらえる」カードを使いこなした人でしたが。

感想

 Virgin Queen、Here I Stand同様、かなりおもしろいゲームです。ただ、トップ目をたたき落とす手段がHere I Standよりさらに限られるので(Here I Standだとキースペースを落としたとき2VP落ちますが、Virgin Queenだと1VPしか落ちない)人の妨害を考えるより、自分が振り落とされない事を考えることがより重要な気がします。7ターンゲームが持つんでしょうか。4ターンか5ターンで25VP確実に到達するような気がします。今回は3ターンで決着がついてしまいましたけど。

 街コロは、お手軽なゲームです。本来は4人用ゲームだそうですが、今回は7人でプレイしました。ちゃんとゲームとして成り立つので、2セット用意してプレイするのも悪くはない、と思います。

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2012年7月 1日 (日)

2012年7月第1例会報告

プレイされたゲーム

  • Here I Stand(GMT)
  • くにとりっ(アークライト)

プレイの内容

 今日もメインイベントはHere I Stand。人数が集まらなかったので5人プレイになりました。
5人プレイだと、新教徒とイギリスが兼任プレイになります。
さて、そんな中プレイ開始、初っぱなからボルドーがハプスブルク家に奪われるフランスにはきつい展開になります。今回の教皇様は軍拡路線でフィレンチェを蹂躙したあとジェノヴァに侵攻、その分新教徒対策はおろそかで……ジェノバ攻略にコペルニクスまでつぎ込んでしまいます(これは、Here I Standカードで新教徒にしっかり拾われて2VPとして使われてしまいました)。オスマン帝国とハプスブルク家は全面戦争を展開、五分の戦いに決着をつけたのは、フランスのカードによる介入でした。不衛生な営兵カードで兵力均衡が破れたのです。これでウィーンが陥落します。が、そんなことをやってるうちにノーマークだったイギリスと新教徒がVPを伸ばして25VPに到達、勝利を手に入れました。

余った時間でくにとりっ、をプレイ。軍拡に手を染めたプレイヤーがなぜか軍拡競争に出遅れるという謎な展開になってました。

感想

Here I stand。なかなか9ターンまでプレイが続きません。前回も今回も5ターンで25VPに勝者が到達してました。普通にノーマークな勢力は5ターンで到達してしまうのかもしれません。もっと外交で談合して、足を引っ張り合う必要があるのかもしれないですね。まだプレイの内容がよくわかってないのかもしれません。あと、イギリス王の離婚を教皇が認める理由がよくわかりません。認めなくても確かに1ターン後には離婚は成立してしまいます。(ヘンリー8世と6人の妻カードを使えば結婚状態は一ます右にずれる)けど、手助けしてやることもないんですよね。ハプスブルクが宣戦布告できるほど余裕がある場合は別ですが……。

何はともあれ、6人そろったときに、もう一度やりたいとは思います。けど、次回は別なげーむになるかなあ? まあ、私は持って行きますが。


くにとりっ、……プレイヤー同士で合戦をする、という発想はおもしろいんですけどね。
何か今ひとつ練り込みが足りない感じがするのは、プレイするたびに思うんですよね……

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