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2012年10月21日 (日)

2012年10月例会報告

プレイされたゲーム

  • ケッセルシュラハト1918(これであってましたっけ? 良く覚えてないです)
  • 1830カードゲーム
  • 1000アイランド
  • 1850
  • 街コロ

プレイの内容

 とりあえず、人が集まるまで4人で、街コロをやって、6人集まったところで4人と2人に分かれてプレイが開始されました。

 実質メインイベントになったのが、ケッセルシュラハト1918。(で合ってたと思う、テーマがテーマだし)。1918年、カイザー攻勢がテーマのゲームです。

Ks004

初期配置の図です。
手前が連合軍、奥側がドイツ軍になってます。

ゲームとしては、8ヶ月の攻勢を、1ターン1日(!)でプレイするゲームだそうです。展開はというと、とてもブラッディで、まじめに攻勢をかければ一ヶ月で両軍が消滅してしまうんだとか。それで、休み休み攻勢をかける必要がある、そんなゲームなのだそうです。

 私がプレイしてたのは1830カードゲーム。18XX系ゲームの1830を、カードゲーム化したものです。実行可能なアクションがカードになっていて、配当をする、駅を建てる、列車を買う、株を買う、というもの。配当カードは使い切りになってるのがポイントで、すべての配当カードを使い切るとゲームが終わります。各会社の株価と株の枚数が違っていて、株価の安い会社ほど初期配当は高い代わりに、会社としての成長が見込めない、というのもポイントでしょうか。あと、列車買いは会社が勝手にやってくれるので、プレイヤーはお金を使う必要が全然なく、駅の購入もカードさえ使えば会社が勝手にやってくれるのでプレイヤーはお金を使う必要が全然ない。つまり、株さえ買えばOKというのも重要な点でしょう。
 ゲームは、序盤にきっちり株を買っていったプレイヤーと、そうじゃないプレイヤーの差が大きく開く展開になってました。

 次にプレイされたのが1000アイランド(だったと思う、タイトルが)。地下鉄の線路を引いてVPを稼ごう、というゲームです。ただし、どこの地下鉄路線が引けるかはカードの引き次第。そして、地下鉄の線路を引くと監察官が来て地下鉄の線路がちゃんと出来てるかどうかチェックするのですが、そのとき完成してる地下鉄を通過すると、通過した部分を持ってる人はお金がもらえるのです。……ぶっちゃけ、カードの引きだけの坊主めくりみたいなゲーム感が漂ったので士気崩壊が起きて投げ出されてしまいました。

 というわけでなだれ込んだのが1850。言わずと知れた18XXシリーズの一作です。こちらは、燃える展開になってきたところで時間切れになりました。

感想。

 ケッセルシュラハト1918、あれなら軍団規模のCMU付録1918と変わらないだろうと言う説が流れてました。まあ、テーマが同じなので、切り口をおなじにしてしまうと、同じ展開になってしまうのは分かるような気がします。
 1000アイランドは……慣れれば戦略があるのかもしれませんが、同じ坊主めくりでも1829メインラインとはえらい差ではありますね。
 1830カードゲーム、1830とは全然違ったゲームに仕上がってます。基本的にはそんをする、ということがないゲームなので、他人とのもうけの競争になります。儲かる会社の株を見極めて先行投資出来るかどうかが重要なのでしょう、たぶん。
 1850は、途中やりになったのが残念でした。とはいえ、次回の予定はHere I Standか、さもなければ(カード訳が出来てるなどすれば)簡略版ヒストリー・オブ・ザ・ワールドなのでしょうけど。

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2012年10月 1日 (月)

2012年9月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • (南アフリカが舞台の鉄道ゲーム)
  • Virgin Queen(GMT)
  • (たぶん南北戦争のゲーム):Lee vs. Grant.(K田さん情報ありがとうございました)
  • 街コロ

プレイの内容

 とりあえず人数があつまるまで、のつもりでプレイされたのが、南アフリカが舞台の鉄道ゲーム。20世紀初頭の南アフリカの鉄道会社を経営して線路を引いていって配当をもらい、一番お金を儲けた人が勝ち、というゲームです。鉄道経営といっても、18XX系とちがって株を一番たくさん持っていさえすれば社長になるので、複数の人が社長である可能性があるのがポイントでしょうか。あと、配当がいつあるかが分からないのもちょっとしたひねりです。配当、を選択するか、ゲームが一定数進行すると配当が行われるのです。このゲーム、40分ぐらいで終わる、という触れ込みでしたが、結局2時間ぐらいかかりました。

 お昼まえぐらいで、人数がそろったので、マルチ組とSLG組に分かれてプレイ開始。SLG組は南北戦争のゲームをやっていたようです。こちらは私が見てなかったのでどうなったのかは分かりません。というかなんのゲームをやってたのかも聞きそびれてしまいました。

 マルチ組がやってたのがVirgin Queen。6人プレイです。のっけからオスマン帝国はスペインに宣戦を布告、ナポリがイスラムによって蹂躙されます。その後もイスラム海賊は地中海を荒らしまくりスペインのカードは財宝込みで他国並みに削られます。その頃イギリスはスコットランドを征服、フランス、神聖ローマ帝国は平和主義で芸術科学分野で点を稼ぎに走ります。台風の目になったのはやっぱり新教徒、改宗でオランダ、フランスで暴れるや蜂起を起こしてブリュッセル、アントワープを確保、さらにルーアンでも蜂起を決め、パリを脅かします。この状況に、イギリスもカレーへ上陸を敢行、さらには神聖同盟結成でスペインさえフランスに襲いかかってくる始末。フランスたこ殴り状況に変わります。これを見てイギリスはフランスと講和。カレーを確保するだけにとどめます。一方のオスマン帝国、ナポリからさらにはマルタ島、チェニスと順調に攻略し、あとはスエズ運河さえ掘れれば勝利、というところまでこぎ着けます……が、出たサイコロの目は無情にも1。ていうか4回スエズ運河に挑戦して全部失敗ってどうよという状況でした。結局ゲームはセルバンテスがドン・キホーテを書いてスペインに栄冠をもたらしました。

最後にプレイされたのが街コロ。どうでもいいけどカフェ4軒もち8円取りってどうよ。

でも、勝ったのはスタジアムで14円取りしたプレイヤーでした。

街コロって、そんなゲームです。……いや、そうじゃないはずなんですけどね。

感想

前回の9月第一例会は参加してないので例会報告はかけませんでした。すいません。

OUTPOSTがプレイされて、チタン工場を量産したプレイヤーが勝利していたそうです。

Virgin Queen、戦うゲームではない、とはいいつつ、イギリスはあと一つSCMを取ればサドンデス勝利、というところまで寄せてましたし、トルコはスエズ運河さえ掘れてれば勝利、というところまで軍事的にVPを稼いでました。戦いはうまくやればちゃんとVPを与えてくれるみたいです。もっとも、戦わずに芸術で稼ぐ方が無難といえば無難なのですが。……そういえば、神聖ローマ帝国は、戦わずに暗殺でVPを稼いでましたっけ。

秘書さんの希望により、次回はHere I Standの方を持って行きます。

プレイされるかどうかは別として。

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