« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月31日 (日)

2013年3月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • ストライク!
  • ビブリウス
  • Case Yellow(GMT)
  • 18GL
  • 激闘!ロンメル軍団(国際通信社)
  • (名前聞くのを忘れました。たしかマフィアの抗争をテーマにしたカードゲームだと思います)
  • ルントシュテットの戦い(CMJ)

プレイの内容

本日はIt Never Snowsの練習プレイ……にはなりませんでした。Izumo氏が入手したのでお披露目はしたんですけどね。
人数がそろうまでプレイされたのはストライク!。容器にさいころを1個振り入れ、出目がそろえばそろった目のさいころを手に入れることが出来る、という単純なゲームです。ただし1の目が出たら問答無用でさいころを除去。容器に振り入れるのに失敗したり、容器からさいころが飛び出たらやっぱりさいころを除去、出目がそろわなかったらそのさいころは容器に残ったまま手元からは失われます。プレイヤーは、容器からさいころを手に入れるか、手持ちのさいころがなくなるかするまでさいころを投げ入れることが可能です。もし容器にさいころがなければ、プレイヤーは手持ちの全さいころを容器に投げ入れねばなりません。ぞろ目が出なければ、「はいそれまでよ」です。一個しか持ってなければ? ご愁傷様。ポイントは、容器の中のさいころにぶつけて出目を変えてもよい、ということでしょうか。こうして、誰かが手持ちのさいころをなくしてしまったらゲームオーバー、その時点で手持ちのさいころの一番多い人が勝者です。モノポリー式に最後まで生き残った人が勝利、というロングゲームもありです。結構熱くなれる好ゲームです。

 人数がそろってからは、18GL組とCase Yellow組とに別れてプレイ。
Case Yellow組は、2ターンの練習シナリオをプレイしてたようです。連合軍も積極的に反撃に出てたとか。それでもZOCを機械化部隊がすり抜けていくこのゲームでどうやって反撃してたんだろう?

 18GLは、五大湖周辺を扱う18XXシリーズです。列車が全部へっくす列車なのがポイントでしょうか。
 序盤は辺境で2H4H列車を駆使したペンシルバニアが稼ぎまくりましたが、後半それに便乗してたニッケルが大きく伸ばしてきました。……が、ゲームを動かしたのは、配当停止に次ぐ配当停止で、あっという間にE列車をクズ列車に変えるD列車を購入した会社の登場でした。(1運行ラウンドでE列車がクズ化した)。ここで全員士気崩壊を起こしてゲーム終了しました。たぶん、ニッケル保有者の勝利だろうということになりました。

 ここで、Case Yellow組もゲームを終えてたので、組み合わせを組み替えてプレイ。
マルチ組はビブリウスと、マフィアの抗争ゲームをやっていたようです。
ビブリウスは、写本を作って教皇様のお気に入りになろうというゲーム。カードを競りに回すか、自分で取るか、それとも他人に回すかの選択がきりきり胃の痛むゲームです。
 マフィアの抗争ゲームは、私が見てないので報告できません。すいません。

 私がやってたのは、Case Yellowの本当に簡単な練習シナリオ、オランダ崩壊。

1ターンの、オランダ攻略を扱ったシナリオです。空挺部隊がオランダの後方に舞い降り、機械化部隊と歩兵部隊が前面のオランダの都市に襲いかかり、恐怖爆撃で残った都市を制圧する……というシナリオなのですが、空挺部隊の腐った出目のおかげでドイツ軍が都市を取り損ねて連合軍が勝利してました。

 激闘!ロンメル軍団は、40シリーズの第一作。第8ターン(最終ターン)、トブルク解放と連合軍補給源壊滅とどっちが早いかの競争になったあげく、1ラウンドの差でトブルクが解放されました。

 ルントシュテットの戦いは、最新号CMJの付録ゲームです、ミニゲームながらカードドリブンでかなり燃えます。ドイツ軍はきついですけど。今回は冬期にロストフに固執したヒトラーみたいなドイツ軍が第一装甲集団をまるまるロストフポケットで包囲殲滅されてサドンデス負けしてました。

感想

 It Never Snows。意外とユニット数は少ない(マーカー込みで600駒ちょい)ので、プレイはさくさく進むと思われる、というのがHGSでのお披露目での感想でした。まあ、そこらはやってみなければわからないでしょうけど。


 ストライク! サイコロを振る、という事に特化したゲームです。熱いです。でも、熱くなりすぎてさいころを振る手に力を込めすぎると容器からさいころが飛び出します、要注意。

 Case Yellowは、練習プレイが2回でしたが、反応は悪くないように思います。連合軍は殴られるというか、狩られる運命ですが、それは41年夏のソ連軍だって同じ事、ゲームの善し悪しがそれで決まるわけではありません。一度通してやってみなければわからないのです。

 18XX。うちでは最後までプレイする気力が続くことが少ない気はします。まあ、先が見える事が多いプレイになるからではあるのですけど……。

ルントシュテットの戦い、まだドイツ軍の戦い方が見えてきません。ドイツ軍はきついですね。防御力は強力でも、意外と火力が低いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月10日 (日)

2013年3月第1例会報告

プレイされたゲーム

  • It Never Snows(MMP)
  • レボリューション!(Revolution!)
  • トレインズ
  • 1829メインライン
  • 街コロ+

プレイの内容

 本日の鑑賞会のメインになったのが、It Never Snows。SCSシステムでプレイする、フルマップ5枚を使ったマーケットガーデン作戦のビッグゲームです。SCSなのでルールは簡単、1ターン12時間で全17ターンとビッグゲームとしてはお手軽なので、2日あれば最後までプレイ出来るのではないか、とは持ち主、K田さんの言葉。
 本日は練習とテストをかねて107装甲旅団の反撃シナリオがプレイされてました。101空挺師団の救援にやってきたはずの近衛機甲師団分遣隊が包囲される一幕もあったりしながら、補給路が打通されるかされないかぎりぎりの戦いが……というところで、時間切れになっていたようです。

 マルチ組がプレイしていたのは、レボリューション。革命が近い街で、街の支配権を巡って暴力や脅迫状やお金を使って街の支配権を争う、というゲームです。街の有力者の支持を取り付けることで、お金や実力行使能力や脅迫状を送りつける能力が手に入るのですが、有力者のなかには、脅迫には屈しない人たちや、暴力が通用しない連中がいるのがポイントだったりします。そして、お金は脅迫状にはかなわず、脅迫状も実力行使にはかなわない、という力関係もあったりします。有力者の影響力で、こんどはマップ上の大衆の影響力が得られたりするのもポイントでしょう。このゲーム、人の裏をかかないと勝てないゲームなので、人の裏をかく名手が見事に勝利を収めてました。

 次にプレイされたのがトレインズ。4人までプレイ出来るドミニオンにキューブ型列車ゲームを組み合わせたようなものです。今回プレイされたのはドイツマップ。3駅おける都市が3つあるのがポイントかと思われましたが、勝負はルール工業地帯の支配が明闇を分けることになりました。

 次にプレイされたのが、1829メインライン。人呼んで坊主めくりの18XX。その名の通り、株券を坊主めくりよろしく、一枚ずつめくって買っていくゲームです。最初に配られた株券から買うことも出来ますし、場に出てる株券を買うことも出来ますが、坊主めくりよろしく出てきた株券を買うというプレイが最後の明闇を分けることになるのです。
 そうなるはずなのです……が、今回のプレイは2セットバージョンで行われたため、タイルが通常の2倍存在したのです。このため、最初のプレイヤーがずらずらずらと黄色タイルをロンドンまでドットをつなぎまくって引くことに成功。この結果そのプレイヤーがお金を稼ぎまくるという結末になってしまいました。もちろんそのプレイヤーの独走で他のプレイヤーが士気崩壊。ゲームが終わってしまいました。タイル数の制限はそういうことから決まってたみたいです。

 街コロ+。序盤独走気味だったはずのプレイヤーを終盤追い上げたプレイヤーが逆転で勝利してました。街コロは、何が起きるかわからないものですね。


感想

It Never Snows。プレイヤーの感想は「ルールは簡単だけど癖がある。練習プレイせずにキャンペーンに取りかかると破綻する」でした。そのために小さいシナリオがいろいろついてるのかもしれません。確かに、砲兵ルールはこのゲームのキモでしょうがちょっと慣れが必要でしょうし、1ターンが12時間でオーバーランあり、移動力多め。道路移動は道路から離れなければ移動力無限大、というルールがあるのでマップ全体への目配りが必要です。補給切れの効果も、攻撃不可防御力半減移動力半減という強烈なものなので補給を切られないように十分な注意が必要になります。
 とはいえ、練習プレイしてみて、一度はキャンペーンをやってみる値打ちはありそうな感触はあるみたいでした。

 レボリューションは、短時間で決着がつくけっこうおもしろいゲームです。しかし、神経にはこたえますね。

 トレインズも、短時間で決着がつくゲームです。今日はそういうゲームを選んでプレイしてた気がします。3駅建てられる都市は大きなVPが稼げる気がしますが、それより2駅が固まってるところの方がVPがまとまって得られる、というのは発見でした。

 1829メインラインは……拡張だったのがすべてだった、ということで。タイルの数って、テストプレイして決めてたんですかね?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »