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2013年8月 4日 (日)

2013年8月例会報告

プレイされたゲーム

  • サンクト・ペテルブルク
  • 電力会社
  • 共和制ローマ(AH)
  • R-ECO


プレイの内容

 最初、人数が集まるまでの間、プレイされたのはサンクト・ペテルブルク。
ペテルブルクの街を作っていこう、というカードゲーム。
職人フェイズ、建物フェイズ、貴族フェイズ、アップグレードフェイズに別れていて、職人フェイズには職人のカードが出てきて、職人のカードから収入とVPが得られ、建物フェイズには建物カードが出てきて建物のカードからVPと収入が、貴族フェイズには貴族のカードから以下同文。アップグレードフェイズだけは特殊で、アップグレードカードという、他のカードと交換でカードを強化できるカードが現れるのです。このカード、アップグレード元になるカードがなければ手に入れることは出来ません。どのカードもお金がなければ収入やVPを得ることは出来ませんが、手札として3枚までホールドしておくことはできます。ただし、一旦ホールドしたカードは、捨て札出来ません。ゲーム終了時までホールドしていたカードは、-5VPの対象になってしまいます。ただ、いいカードはとりあえずホールドしておいて、お金が出来たときにおもむろに買う、ということは出来るわけです。
 ゲームは今回が初プレイと言うこともあって定石がどんなものかも分からずに進行。結局はバランス良くどのフェイズでも収入を上げてたプレイヤーが勝ってました。

 つぎにプレイされたのが、電力会社。今回プレイされたのはフランスマップ5人プレイ。このゲーム、発電所を所有して、都市に電気を供給してお金儲けして、15都市以上供給先を確保したプレイヤーが出た時に、最大の都市数に電力を供給したプレイヤーが勝利します。実際に電力を供給しなければならないのがポイント、フランスの重要都市はパリだということが実感されるゲーム展開とはなりました。

 続いてプレイされたのは共和制ローマ。ローマ共和国の元老院の派閥となって、ローマを牛耳ろう、というゲームです。第一次ポエニ戦争から1ターン一年でゲームが進んでいきます。が、第2年目にいきなり勃発する第2次ポエニ戦争、襲いかかるハミルカル。手がつけられません。仕方ないので他の戦争にばかり手を伸ばして戦います。前期カードが尽きるぐらいのところでプレイヤーの方が士気崩壊を起こしてゲームが終了してました。ローマが滅びそうにはなかったのですけど……。

 最後の余った時間でプレイされたのはR-ECO、資源リサイクルをネタにしたカードゲーム。リサイクル工場に分別してゴミを捨てに行ってVPを稼ごう、というゲームです。問題は、リサくくる工場にゴミを捨てに行くごとに、リサイクル工場裏にある廃棄物を引き取らねばならない、ということ。これが1~4枚存在するのです。手持ちに出来るゴミカードは最大5枚、これを超えるカードを手持ちにすると、1枚につき-1VPとして不法投棄という名の捨て札しなければならないのです。リサイクル工場に一定数ゴミがたまると、VPカードがもらえます。VPカードどは同色2枚以上そろうと始めてVPが得られますが、このカードの点数も-2から5点とばらつきがあるのが根性腐ってます。その難関をのりこえてVPをかせいで、一番多くVPを得た人が勝利する、というゲームです。2回プレイされました。悪いゲームではないと思います。

感想

 サンクト・ペテルブルク。イワン雷帝が貴族じゃない、というすごい扱いだったりしますが、悪くないゲームだと思います。ルールはそう難しくないですし、貴族の種類によってVPが大量に得られるという逆転要素も入ってます。4人までのプレイで、2人だと寒いと思われるので、実質4人専用かよ、というのはマイナス要因かもしれませんけど……。

 電力会社は、有名なゲームな気がします。今回は追加発電所カードを使ってプレイしてみました。謎の亜空間発電所とか出てくる前にゲームが終わったのですけど、わかりやすいゲームだと思います。

 共和制ローマは、逆ですね。いろいろとルールは複雑です。ていうかだれかポエニ戦争なんとかしてください、アフリカヌスが出てきてもどうにもならないんですけど……。ローマの最大戦力かき集めても勝てるきがしねぇ……。ていうか、ポエニ戦争片付けたらアフリカヌスがいやでも勝つんですが……。

 R-ECO。いろいろと根性腐ったルールが入ったゲームです。とはいえ、おもしろいゲームではあります。他人を蹴落とす戦術もとろうとおもえばとれると思うのですけど、それをやってると自爆する可能性もあるという、そんなゲームだろうと思います。まだ定石が見えてきませんが、引きが弱ければどうしようもない、といえばそれまでかも。

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