2013年9月第二例会報告
プレイされたゲーム
- 1817
プレイの内容
本日プレイされたゲームは、1817。先月もプレイした18XXシリーズの一作です。前回のプレイは完訳ではないルールでプレイしてたのですが、今回は完全訳でのプレイ。そのため若干ルールが変わってます。大筋ではルールが変わってないのですが、中小企業は額面より高い金額では買えないこと(額面を提示すると即買える)、企業の売却ルール(企業の株価が下がりすぎたり、企業が列車を持たずに運行ラウンドを終えたりすると企業が強制売却される。そうでなくても社長判断で自由に入札にかけることができる)中小企業の効果が若干違ってた、といったことがあげられるでしょうか。
詳しくは掲示板を見てください。
さて、プレイは5人で行われました。前回は補助金なにそれ食えるんとばかりにみんな強気の入札でしたが、今回は補助金を全額使い切る入札になりました。それでも中小企業は全部出ます。そして続く企業立て、前回は全員一会社立てでしたが、今回は全員が二会社立てでスタートします。前回はすかすかだったマップは、今回は狭苦しくなってきます。これは、さらに3社立てする4社立てプレイヤーが出てくるに及んで拍車がかかります。前回まるきり無視されたボストン方面も開拓が進みます。ゲームが動いたのは、6列車が出て3列車が飛ぼうかと言うとき。このゲームの目玉、空売りが発生したのです。一気に空売り5株仕掛けられましたが、勝負所で6列車を買い損ねて列車回しにより4列車を購入して、空売りを仕掛けられた会社はピンチを脱出、空売りを不発に終わらせることに成功します。が、仕掛けられたプレイヤー自身も、優良2株会社を整理ポスト行きにするという犠牲を払ったのでこの空売りは、いわば足を引っ張った攻撃ということになったでしょうか。
勝負は終盤、健全経営会社を借金でパーマネント列車2両にした会社が強引に追い上げて勝利を収めてました。さすがに列車2両あると半配当でも全配当なみの配当が出せて借金が返せます。そして、株価が借金のせいで低いので、株価が2ランクあがるのです。借金を返して株価があがったところで、さらに列車2両の威力で2ランクアップを継続、これで健全経営会社に株価が追いつきました。配当の方も半配当でやりくり出来た……とは言いがたかったのですが、全部終盤に帳尻を合わせてしまいました。
画像は、ゲーム終了時の地図の様子です。
感想
最後までプレイ出来る18XXシリーズという点では貴重です。8列車が出て3運行ラウンドで終了するので一例会できっちり終わります。D列車が出ると路線引くことがなくてだれる、ということがありません。終盤の追い上げ要素もありますし、途中の盛り上がりもちゃんとあります。ただ、精神的には疲れるゲームではあります。二社持ちにすると、作った会社が、いつ整理ポスト行きになるかわからないぎりぎりの株価の攻防になることがありますから。そうでなくても、空売りの恐怖と戦わなければなりません。いつ株価がたたき落とされるかわかったものではないのです。借金による列車買いは効果的ですが、効果的な空売りを食らう可能性もあるのです。
私はもう一度やりたいのですが、一部の人が士気崩壊気味なので、しばらく冷却期間が必要かもしれません。
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