2013年12月例会報告
プレイされたゲーム
- Breakout:Normandy(デラックス版)
- 史上最大の作戦(SS/EP)
- Turning point Stalingrad(AH)
- たんとくおーれ(アークライト)
プレイの内容
本日のメインイベントは、Breakout:Normandy。
ストームオーバーアルンヘムシステムのNormandy千ゲームです。
一ターン一日、基本的には上陸から一週間の戦いを扱います。
一週間のうちに連合軍は10VPを確保出来れば勝利。出来なければ敗北。
拡張ゲームをプレイする場合、最大で三週間戦い抜くことになります。
このゲーム最大の特徴は、補給ルール。ほかのアルンヘムシステムと違って混乱ユニットは自動では回復しないのです。補給ポイントを消費して、消費できたユニットだけが表になることができるわけ。これが、ドイツ軍は交戦中ではない、自軍支配下のヘクスに6個おけて、晴天ターンなら一個あたり5ポイント、曇天ターンなら1個当たり10ポイント使えます。1ポイント当たり1ユニットを表に返すことが出来ます。連合軍は、橋頭堡に10ポイント、オマハビーチにだけは20ポイント到着します。これだけ聞けばそれなりにあるようですが、層は問屋が卸しません。一エリア離れるごとに、必要なポイントは、2点、3点と増えていくのです。つまり? 連合軍は内陸に攻め込んでいくほど補給が劇的に消耗していくということ。
しかも、沿岸砲台が生きてると、隣接する1沿岸砲台につき、1ポイント減少してしまうから痛い。この沿岸砲台は、上陸のときにも阻止砲撃をしてくる能力があるので要注意です。1Dして、隣接する沿岸砲台の数と同じ目が出ると、裏返り、未満の目が出ると、さらに混乱1がつくのです。ちなみに、このゲームは混乱2まであり、混乱3はなく、その段階はユニット除去に相当します。
今回、米軍の空挺部隊は沿岸砲台除去に走りましたが、これは失敗だったかもしれません。全部橋の確保に当たれば、四方ににらみが効いたでしょう。もっとも、ギャンブルでカランタンをたたき落とした訳ですけど。
補給不足で電撃的にコタンタン半島を分断、などという楽しい計画は無駄となり、オマハ方面からカランタンに向けて進出しようという計画は、曇天ターンに駆けつけたヒトラーユーゲント12SS装甲師団に阻止されます。が、この結果、なぜか思い切りカーンが手薄になってしまいました。カーンに突撃するジュノーのスタック。最終ターンにカーン陥落確実、と言うところでドイツ軍の心が折れてしまいました。
その後プレイしたのが、Turning point Stalingrad。これもストームオー場アルンヘムのゲームです。これは3日だけプレイしました。ドイツ軍が北に大きくスイングしてママエフ墓地から北部へ総攻撃、というところで打ち切りです。
史上最大の作戦は、補給ポイント切れで、嵐のターン第5ターンにドイツ軍が後退して陣地にこもる展開になっていたそうです。補給ポイントを連合軍が破壊することに重点を置くと、イギリス軍を焼き切るのは難しいみたいですね。
最後にたんとくおーれをプレイ。まあ、ちゃんと一時間で終わりました。
感想
12月だけどバルジじゃなくてノルマンディが2卓立ちました。
Breakout:Normandyは神経にこたえます。補給ポイントが不足して攻撃が続かない連合軍。攻撃能力が実質的にないから穴が開かないようきっちり維持しなきゃならないドイツ軍。どっちも厳しいだろうと思います。曇天になればドイツ軍は攻撃できそうな気もするんですけど、晴天時は、まあ、無理ですね。防御+2の航空支援は痛すぎます。
でも、連合軍には補給がありません。ちょっと離れるともう補給が届かないのです。
そして、時間は連合軍の敵。ビーチヘッドにいろとか、橋頭堡にいろとかいろいろ言われる理由がわかる気がします。
史上最大の作戦は、サンセット版でルールがエポック版といろいろ解釈が違ってるところがあるようです。戦闘力の切り下げが任意で出来ないので、ビットマンが攻撃に出るときには必ず補給ポイントを消費とか、補給線は隣接ヘクスから、ではなく、ユニットのいるヘクスから引くとか、強行突破はかならずマーカーのあるヘクスに入らねばならない、とか。
まあ、そこらを踏まえた上でもう一度練習する余裕はあるはずなんですけど。
Turning point Stalingradは、やっぱり神経にこたえます。前回と陣営を変えてやってみましたが、今度は景気よく飛んでいくユニットを見るのがつらい。まあ、ソ連兵は死んでなんぼな所はあるさと割り切るしかないのでしょう。
たんとくおーれは、萌えキャラ系ドミニオンだという触れ込みですが、本家ドミニオンがどんなものかよくわからないので論評は控えます。
5人以上でも出来るように拡張ゲームも買ってあったりするんですけどね。
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