第4回倉敷・ゲーム・ギークス遠征報告
プレイしたゲーム
- 大戦略カードゲーム
- 発進! ヒューナースドルフ戦闘団W
- 太平洋上の決闘
- GOD or DEVIL
ほかにプレイされているのを確認したゲーム
- 関ヶ原(EP/SS)
- ドゥブノ大戦車戦(CMJ)
- フライングタイガース(CMJ)
- ROMAN CIVIL WAR(S&T)
- Maneuver(GMT)
(TOROさん、報告ありがとうございます)
プレイの内容
本日、5時起きで遠征して参加したのは、第4回倉敷・ゲーム・ギークス(KGG)。
各地より9名の参加者となかなかの盛況ぶりでした。
自分がまずプレイしたのは、コマンドマガジンに投稿している、発進! ヒューナースドルフ戦闘団W.
とっつきが悪い、という話なので、初めての人にどういう反応なのかやってみてもらいたいというのでプレイをお願いしてみました。
ルールインストさえきちんと行えれば、とっつきがそこまで悪いゲームでもない、という評価はもらった気がします。
ただ、ドイツ軍は装甲師団がスタックしていると余分に補給ポイントがかかる、というルールがあるので、補充を登場させるにも登場位置を分ける必要があるのがちょっとひっかかる、という話でした。ある程度ロールバーン(師団区分)を分ける必要性をいれてあるのは意図的なものなのですが、ソ連軍がかなり柔軟なのに比べると、ドイツ軍が縛られてる感じがするのは確かでしょう。
続いて、大戦略カードゲームをプレイ、全員あと一勝すればゲームに勝てる、という所までこぎ着けましたが、最後の勝利は最初にリーチのかかったアメリカが持って行きました。
太平洋上の決闘は、SLGamerに投稿している、太平洋戦争のキャンペーンです。
真珠湾奇襲部隊がそのままハワイに居座れるとか、最初にミッドウェーにアメリカの空母が出張していて、これがそのまま居座れる、というデザイナーの世界観が表れたゲームだったりします。
それだけ聞くとキワモノっぽいんですが、ゲームとしてはちゃんとできてると評価を受けた気がします。
ハワイに居座っても、増援は回せません。増援を回すにはミッドウェーを攻略しなければ成りませんが、ミッドウェーにはアメリカの空母がいる。そして、空母を叩くための空母はハワイ沖に居座ったままで動けない。
これでも、ちゃんとジレンマは生じるのです。
もちろん、ハワイ奇襲後に撤退して行動の自由を得てもかまわないのですが、それはアメリカにも行動の自由を与えると言うこと、ここにも考えどころが出てきます。
ちゃんと4~5ターンごろがターニングポイントになるようになってますし
今回のプレイも、最後2VP差でアメリカ軍勝利という、大差のつかないゲーム展開になってました。
作った当人的には、今のところ、こちらは悪い評価は聞かないような気がしてるのです。
GODS or DEVILS?(タイトルはこれで合ってたはず)は、宇宙戦艦ヤマトの世界を再現する宇宙艦隊戦のアクチュアルゲームです。
今回はインストと言うことで、私の受け持ちは蛮族白色彗星の宇宙空母。
ガミラスの巡洋艦を1隻は撃沈したものの、ガミラスの三段空母艦載機に中破させられたあげく
ガミラスの巡洋艦の砲撃で沈没してしまいました。
まあ、もともと、ガミラス4隻白色彗星3隻だったんだから向こうが有利だったんだ、と日記には書いておこう。
戦術ミスもあったんですけどね、戦闘機はガミラスの艦載機を優先的に狙うべきでした。
早期に白色彗星の駆逐艦がガミラスの砲撃で沈んだのも痛かったのですが、これはまあ仕方ない部類でしょう。
関ヶ原は、家康無双の前に西軍が寄り切られて東軍の勝利だったそうです。
ほかのゲームについては、何が起きてたのか聞いてないので分かりません。
・感想
発進! ヒューナースドルフ戦闘団W。ルールインストが重要な気はします。
評価は低くなかったとも思うのですけど(社交辞令かもしれませんが)
ちょっとずつプレイした人がなにかどこかのどに引っかかるものを
かかえてることになってるのは事実なのです。
戦闘ルールのように、共通して同じポイントが指摘されるのなら修正なのでしょうが
各自違ったところが指摘されるので、修正すべきなのかどうか判断に苦しみます。
前回は政治将校が問題になりました。あれはいないとソ連軍はむしろ厳しいのですが
(砲兵に対抗しうる唯一の存在ですから)タイミング良く政治将校を使うには熟練が必要です。
問題は、熟練するまでプレイしてくれるかどうか、と言うことです。
下手な使い方をすると、政治将校はただ味方を殺しまくるアホですから。
今回問題になったのは、ロールバーン(師団区分)でした。
これは割と意図的にやってるんですけど、受け入れにくいものなのでしょうかね。
ソ連軍がぐちゃぐちゃに出せるのと比べて、不条理に見えるのでしょうか。
大戦略カードゲームは、評判よかったです。前HGSでもやったことがありますが、あれはおもしろかった記憶がありました。
太平洋上の決闘、SLGamer規格に落とし込んだ太平洋戦争のキャンペーンゲームです。
1945年が入ってます。やっぱ1945年が終わった時点でVPを比較するのが自分的美学なのです。
たとえ、それがマップの隅々まで連合軍軍の艦艇が存在するだけ、という状況を意味するとしても。
あと、勝利条件は日本軍の勝利、アメリカ軍の勝利で書いてあります。連合軍の勝利、としないのは衒学趣味です。まあ、VPを「獲得」するのは日本とアメリカだけですからね。
GODS or DEVILS?は、文句なしにおもしろいです。アクチュアルなのである意味面倒ですが
それは戦術級全部にいえること。「見える? 見えない?」がないだけましともいえます。
ただ……プラモを集めるとなると、大変ですよねえ……
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