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2015年8月23日 (日)

2015年8月第2例会報告

プレイされたゲーム

  • Waterloo200
  • Eylau
  • Rise of Empire
  • (トラックに荷物を積むゲーム)
  • (棒を引き抜いて、床の上に立ててくバランスゲーム)
  • Koplopers en Dwarsliggers
  • 世界制服(HJ)
  • Galmaster1(HJ)
  • アマノさんの自作ゲーム(タイトル未定)

プレイの内容

 本日は7人と、そこそこ人数の集まった例会。
シミュレーションゲーム組がまず取りかかったのが、Waterloo200
さいころを使わない、積み木ゲームなのだそうです。
隠匿した部隊がさいころを使わずどつきあうゲームなのだとか。
が、戦いは一方的になり、イギリス軍単独でフランス軍を撃滅したそうです。

 シミュレーション組が続いてプレイしたたのが、Eylau。
NAWシステムなアイラウ戦のゲームのはず。
展開はどうなったか聞くのを忘れました。

一方、マルチ組が最初にプレイしたのが、Rise of Empire。
3つの時代を6つのターンで再現するゲームです。
帝国をマップ上に作っていくのですが、マップの支配だけではなく
都市や小さな領地からもVPや資源が入るのが特長です。
ゲーム展開は一方的に勝ちまくるプレイヤーを誰も止めずに
勝負がついてました。

続いてプレイされたのが、(トラックに荷物を積むゲーム)。
どんなゲームかというと、最初にお金を持ってこれが初期資金になります。
続いて、さいころを振って荷物の棒(5マス直線から、立方体まで)を
ランダムに受け取ります。
さらに、各人にトラックカードが1枚配られます。
その配られたトラックカードに荷物を積むのかというとさにあらず。
配られた「以外」の、他人のトラックカードをすばやく取って、自分の荷物を積むのです。
最後にカードを取った人は、とったトラックカードが使えず、山札からランダムにトラックが与えられます。
で、荷物を積んで、荷物が積みきれなければペナルティ。トラックに積載の空き容量が出来てもペナルティ。
ペナルティの分だけ資金を手放します。で、資金を手放した量が一番少ない人にだけ収入がちょろっと与えられます。
で、誰かが破産したときに、一番お金を持ってる人が勝利。
なんていうか、瞬間の判断力でトラックを奪い合う、スピードみたいなゲームです。

続いて、プレイされたのが、(棒を引き抜いて建物を作っていくゲーム)(タイトル忘れた)。
このゲーム、最初にごちゃ混ぜに棒を集めて、その上に床になる板を載せます。
それから、プレイヤーがどの色を所持するのか4面さいころを振って決めます。
最後に、誰からやるか決めたらプレイ開始。
まず、棒を引き抜いて、それから上の床に立てます。
3本になるまで(もしくは全員がギブアップするまで)したの床の棒を引き抜いたら
新しい床をその上に載せます。で、また新しい床の下にある棒を引き抜いて、上の床に置いていきます。
得点は、一番上の床の上にある棒1本1点。太い棒だと、3点、八角形の棒だと2点。
もし、3本になる前にギブアップして、だれかがギブアップした後で棒を引き抜けたら
ギブアップした人は、一本棒を失います。

もちろん、こんな建物は不安定で、いずれは崩れる時が来ます。
崩した人が負け、くずした時に一番得点している人が勝利です。
一番得点してる人がくずしたら、次点の人の勝利となるわけです。

このゲームは2回プレイされました。
笑えるんですが、胃が痛みます。

さらに、Koplopers en Dwarsliggersが正しいルールでプレイされました。
ゲーム展開は、すべての駅に置かれる乗客マーカーが表になることでがらっと変わりました。
正直、全部裏だった頃の方が楽しかった気がしますけど……。

さらにプレイされたのが、世界制服。お馬鹿なカードゲームです。
このゲームのギミックは、持ってる目標カードの分だけしか持ち札制限がないこと。
つまり、目標カードが1枚なら、1枚しか保持できないのです。
全部の目標カードを他人に取られたら、毎ターン自力で引いたカードしか使えないわけです。
まあ、お馬鹿ゲーらしい展開になってました。
最初の目標カードの引きが悪いと、そこでゲームには勝てない、という人もいたり。

続いて、Galmaster1.これもお馬鹿なカードゲームです。
得点カードを、カードを出して奪い合います。一番弱いカードを出した人は、
全員が出したカードをもらえます。

ギミックは、同点の人は、たとえ最高値最低値を出しててもなんのカードも得られないこと。
ここに駆け引きの余地が生まれます。

ゲームは、序盤カード獲得に成功したプレイヤーが最後に荒稼ぎして勝利してました。

最後にプレイされたのが、アマノさんの自作ゲーム。
今回は、いつでも、好きなだけ借金が出来る、というルールでプレイ。
資源も6枚配置とゆるめになってます。
ゲームはテンポ良く進むようになって、改定は成功のようでした。
が、これは勝敗が決まる前に時間切れ終了です。

感想

Waterloo200は、ルールが本当にあってるのか? って話になってました。
確かに、一方的にイギリス軍が殴り勝てるワーテルロー戦は何かがおかしい気がします。
Eylauは、普通のNAWなので、普通に展開してたのでしょう、たぶん。
Rise of Empireは、それなりに評判が良かった気がします。
また持って行くだけは持って行こう。
トラックのゲームは……バカゲーとしか言いようがない気がする。
もうトラックを瞬時の判断で奪い合うんで、実質ランダムにカードを引いてくるのと大差ないという……。

棒を引き抜くゲーム、楽しいかもしれませんが、胃にこたえます。
パーティゲームとしては楽しいと思いますが、だれかがテーブルにぶちあたったら終わりですよね。

Koplopers en Dwarsliggersは、間違ったルールの方が面白かったという、意味不明な展開になりました。
まあ、よくある話かもしれません。

カードゲーム2つは、あたまからっぽにして楽しむにはいいのではないかと。

アマノさんのゲームは、ルール変更を入れるとずいぶんと良くなりました。
プレイテンポも早くなり、序盤出遅れると挽回不能、ということもなくなって
最後まで緊張感をもってプレイできるゲームになった気がします。

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2015年8月 3日 (月)

2015年8月第1例会報告

プレイされたゲーム

  • 西南戦争(GJ)
  • 太平洋上の決闘(自作)
  • 18MEX
  • 琉球三国志(同人)
  • トブルク1942(SLGamer)
  • SANGOKU
  • (オランダの旅客輸送ゲーム)(タイトルは覚えられませんでした)

プレイの内容

今回は、立ち上がり2人というさみしい例会。
O石氏とプレイしたのが、西南戦争(GJ)。
このゲーム、前回は千日戦争になって投げたのですが
今回は、浸透攻撃が西郷軍に可能、というルールをうまく使った
O石氏が勝利しました。

続いて、まだ人が来ないのでプレイしたのが、太平洋上の決闘(自作)
このゲーム、忘れられがちなセイロン島沖の制海権が重要で
これを無視したO石氏の日本軍がVP的にやられてました。
まあ、対戦相手をデザイナーがやるんだから、プレイ回数の差はありますよね……。

ここまでプレイしたところで、AMANOさんが到着。
プレイしたのが、18MEX。言うまでもなく18XXシリーズの一作です。
特徴的なルールは、国鉄発生ルールでしょうか。
とはいえ、中小企業が解消されて国鉄になり、国鉄株が途中から買えるようになるという
まあ、よくあるルールではあります。
それ以外のルールも、奇をてらったものは一切無し、オーソドックスな18XXシステムを
採用しています。

ゲームは、3人でプレイされ、終盤、自爆せずに列車を購入出来たamano氏が勝利してました。

その頃、ちゃうちゃう氏とizumoto氏が到着。2人は18MEXには加わらず
トブルク1942をプレイ。
こちらは、ちゃうちゃう氏がさえた作戦を立てて枢軸軍を撃破して勝利したそうです。
続いてプレイされたのがSANGOKUで、こちらはizumoto氏が雪辱したそうです。

さて、ちゃうちゃう氏が所用で退出したところで、4人でプレイしたのが琉球三国志。
チット引きシステムの、エリア確保ゲームです。
チット引きシステムなのはよいのですが、ターンエンドがあるから、プレイ出来ない人は
延々プレイできない、という致命的欠点がありました。
だれたところで終了。

最後にプレイされたのが(オランダの旅客輸送ゲーム)。
こちらは、オランダの鉄道網に列車を走らせて、各駅にいるお客さんを運んで
目的地にたどり着ける、というゲーム。
ただそれだけなら、単なる双六なのですが、ポイントは、妨害カードが存在すること。

妨害カードに示された駅には、侵入も停止も出来ないのです。
このカードは、全員が3枚ずつ配られ、そのカードをプレイすることで
妨害箇所が決まります。そして、重要なのは、妨害カードで指定される駅は
常に3つに限られるのです。要するに、4枚目の妨害カードがプレイされたら
1枚目の妨害カードで指定された駅は妨害された駅ではなくなるのです。
5枚目がプレイされたら2枚目は、6枚目がプレイされたら3枚目は……という調子。
ここで、妨害カードをプレイして足止めするか、自分が前進するか、という駆け引きだけではなく
妨害カードをプレイして、自分の障害を取り除く、という選択肢も出てくるのです。
こちらは、好評でしたが、時間切れで決着がつく前にお開きになりました。

感想

西南戦争、最初プレイしたときはどうしようかと思いましたが、意外と考える余地がありますね。
とはいえ、お互い「負けない手」をうちあったら、千日手になりそう、という感想は変わりませんが……。

太平洋上の決闘は、O石氏がなれてないからあんなものでしょう。
KGGの感想戦でも、セイロン沖が重要、という話になってましたし。

18MEXは、結構楽しめました。まあ、当たり前の18XXシリーズなので
普通に楽しめたのかもしれません。

トブルク1942。枢軸軍有利かと思ったら、ちゃんと連合軍でも勝てるんですね。
SANGOKUは……バトルラインの発展系なのですが、特殊カードに凶悪なものが
含まれていて、それをどれだけ集められるかが勝負、というのがやや残念でしょうか。

琉球三国志は……テーマは面白いのですが、肝心のゲームがだれてしまう。
ソロでやってる分には気にならなかったのですが、手番が回ってこないから
やることもない、というのは、確かにその通りです。
楽しいのはチット引いてる人だけという……。

(オランダの旅客輸送ゲーム)は、文句なしに楽しいドイツゲーム(オランダゲームか?)です。
参加者からも好評でした。機会があったら、またプレイしたいゲームであります。

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