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2016年7月18日 (月)

2016年7月17日K.G.G参加報告

プレイされたゲーム

  • パックスブリタニカ(VG/HJ)
  • ロシアンキャンペーン(AH)

プレイの内容

 この日のK.G.Gは総勢8名の集まりでした。
立った卓は、パックスブリタニカと、ロシアンキャンペーン。

パックスブリタニカは5人で、ロシアンキャンペーンは2人で、1人は観戦武官ということでゲーム開始です。

私はパックスブリタニカをプレイ、初めてフランスを担当しました。

第1ターン、イギリスとドイツが軍拡で大量の資金を手にします。
フランスも反独政策で資金が増えるイベントこそ出したものの、出目が腐って
大幅な資金不足に悩みます。
仕方ないので、大陸縦断のイギリス実施は阻止せず、地道に自治領を増やしていく政策を実施。
一方のイギリスは3C政策を着実に実施していきます。
ドイツは、まるでイタリアのように利権をばらまき初期資金を稼ぐ戦術を採用。
日本は、5人プレイでロシアがいないので、朝鮮半島と台湾に積極的に出て行きます。

第2ターンもフランスは出目が腐ります。アメリカも出目が腐って資金不足。
ドイツにフランス孤立のVPを与え続けるのもしゃくなので、米西戦争が始まったら
20戦力の海軍を貸す約束をして、アメリカと同盟を結びます。
日本は日英同盟を締結。ドイツはイギリスとの同盟を考えますが、イギリスにメリットがないので断られます。

ゲームが動くかと思われたのは、スペインがモロッコを保護国にしようとした時でした。
(もちろん、中立国なので、動くとは限らないのですが、たまたま動いたのです)
こんな事もあろうかと、モロッコを影響下にしていた、

フランスは戦争事由を得て、スペイン相手に開戦するチャンスを持ちます。
もちろん、同盟国アメリカも参戦のチャンス。
が、ヨーロッパ会議の結果、スペインが引き下がる事で決着がつきます。
これがゲームの分岐点になりました。

スペイン相手に開戦のチャンスを逃したアメリカとフランスはVPを延ばし損ねます。
逆に、清国動乱にうまく乗じた日本はVPを大きく稼ぐことになります。

が、ゲームは5ターンが終了した時点で時間切れになりました。
順位は、清国動乱に乗じ、日英同盟でVPを稼いだ日本が194VPで一位。
3C政策を成功させたイギリスが192VPで二位。
お金をVPに変える政策で、イタリアのようにVPを稼ぎまくったドイツが三位。
我がフランスは出遅れがひびいて四位でした。
アメリカは、……アラスカの州化が出て、米西戦争が起きないようでは手の施しようもなく。

ロシアンキャンペーンは1943年冬までプレイされ、ソ連軍が反撃を行おうかというところで
時間切れになっていたそうです。

感想

パックスブリタニカ、曖昧なルールをきっちり裁こうとして英文ルールを買いました。
暴動が起きても、そのエリアからの収入はとりあえず得られるというのが標準ルールのようです。
(他のパックスブリタニカを知っている人もそのルールで間違いないとしてプレイしてましたし)

それはともかく、ロシアがいるのといないのとでは、ゲームが全然違うものになるようです。
ロシアがいれば、日露戦争なしで日本があれだけ清国に進出しまくることは出来なかったでしょう。
公表された改定ルールは、入れた方がゲームが面白くなるでしょう。
共同統治しまくりのオリジナルルールと違って、共同統治するぐらいなら
いっそ争った方がまし、という状況が生まれ、共同統治を避けるために
手を尽くすことが多く行われましたから。

でも、こんどは7人プレイでやりたいものです。

いつ出来るかは、分かりませんが。

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