2016年8月例会報告
プレイされたゲーム
- SAMURAI(AH)
- King Maker(AH)
- ペニーワイズ
- amanoさんの自作ゲーム
プレイの内容
開始時7人という、割と盛況な状態で始まったこのたびの例会。
メインイベントはSAMURAIとKing Maker。
まずはSAMURAIからプレイ開始です。
このゲームは、20ターン終了時に、4つあるうちの2つ以上の
「朝廷」駒を確保する、単独の勢力になれば勝利出来ます。
極悪非道なのは、サイコロを3回振って、出た目で決まるイベント。
まあ、どれもこれも凶ばっかりのおみくじのようなイベントです。
さらに、攻城戦がやたら厳しく、200戦力以上城を上回ってなければ攻撃出来ません。
で、7人でプレイしてみたのです。が……さみしいかな、いきなり誰かがイベントで死んでしまうと
立ち直りが非常に難しい。生き残りゲームなのは仕方ないとして
イベントで1ターン目に誰かの主力武将が死んじゃうと、残りの19ターン
何をしていいのか分からない。それ以前につまんない。
30分で士気崩壊が起きてしまいました。
気を取り直して、King Makerをプレイ。
これは、バラ戦争のゲームで、文字通りKing Makerとなって
「唯一の王の支配者」になれば勝てるのです。
そのためには、ライバルになる王位継承者を皆殺し、あるいは
1派閥に全部集める必要があります。
イベントは、若干吉がありますが、基本凶ばっかりなのはSAMURAIと一緒。
戦闘は、数の多い方が負けることは絶対無く、比率がいくつ以上で勝てるか、という
チェックがあるだけです。
攻城戦に至っては、兵力が籠城戦力以上なら原則勝てるという豪快さ。
ただし、攻撃延期というカードが入っていて、これを引いたら攻城戦失敗です。
また、極悪ルールとして、合戦ごとに引かれるイベントカードの中に
貴族の名前が書いてあって、その書いてある名前と戦闘に参加した貴族の名前が一致すると
その貴族がゲームから除外されてしまう、というのがあります。
戦闘で敗れて死んだ場合には、また後継者が登場するのですが(誰が引くかは分からないにせよ)
カードの場合は後継者なしで死んでしまうので、貴族の数はだんだん減っていきます。
また、王位継承者も、イベントで死ぬ事があるので、勝手に数は減っていくこともあります。
さて、こちらは一応まともにプレイされました。が……やっぱり生き残りゲームには変わりありません。
兵力に劣る側が勝つ方法が事実上存在しない(0ではない、合戦で相手の貴族がイベント死にしてくれれば勝てる)ので
プレイする気力が失われてしまうのです。
戦いは、2人の王が教皇に呼び出されて決戦、イベントカードでヨーク家側が敗北して決着が付きました。
続いて、ペニーワイズをプレイ。相変わらずこのゲームは楽しいものです。
最後に、amanoさんの自作ゲームをプレイ。
細かいところでルールは変わりましたが、ゲーム展開自体は
序盤飛びでたプレイヤーの足を引っ張る手段がないので
序盤に大もうけの読みがちをしたプレイヤーが勝利してました。
感想
SAMURAI、翻訳には1週間以上かかったそうです(HJ訳が当てにならなかったそうな)
が、投げ出されるのは30分そこそこでした。テンポが悪いのが最悪な出来です。
King Makerは、テンポこそ悪くないのですが、基本生き残りゲームなので
プレイしてて脱落する人がどんどん士気崩壊を起こしていく、というゲームです。
正直、21世紀のマルチとは言いがたい気がします。
最近のマルチは、基本、脱落者が出ても復活の余地が残るのが普通ですから。
ペニーワイズは、何年かやってませんでしたが、みんなルールを覚えてました。
さすがに2年以上毎月やってたことは忘れないものですね。
amanoさんの自作ゲーム。ゲームとしてはテンポ良くなって前より面白くなりました。
前と変わらないのは、一旦勝ち始めると勝利の循環に乗れて
一旦負け始めるととことん負けが込むと言う点。
まあ、一プレイの時間が短いので、これでいいのだ、とは言えるかもしれません。
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