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2016年10月17日 (月)

2016年10月例会報告

プレイされたゲーム

  • ドイツ戦車軍団・ハリコフ(EP/CMJ)
  • Big City
  • ドラゴンハント(AH)
  • ペニーワイズ
  • スコードリーダー(AH)

プレイの内容
 この日のメインイベントは、ドイツ戦車軍団・ハリコフのコマンドコントロールルールプレイ。

これがどういうものかというと、プレイ地図を見ずに命令を下す総司令官が独ソ1人ずつ。そして、その命令に従ってプレイ地図を見ながらプレイする下部指揮官が、北方と南方担当でそれぞれ2人ずつ。計6人でエポックハリコフをプレイするというもの。
総司令官は、下部司令官の報告を受けて、その報告を元に命令を下します。
下部司令官は、その命令を忠実に遂行しなければなりません。
ギミックとして、報告書が総司令官の下へ上がってくるのは、ソ連軍プレイヤーターンの終了時であることが上げられます。
つまり、ドイツ軍は、報告を受けて、それに即対応する命令が出せるのですが、ソ連軍は、ドイツ軍の行動を予測して、1ターン先の命令を出さなければならないのです。
独ソのコマンドコントロール能力の差を表現したルールと言って良いでしょう。

さて、私はソ連軍総司令官を担当したので、まずはソ連軍総司令官の立場からのプレイレポートを上げ、それから感想戦の結果を踏まえたプレイレポートをもう一度書くことにします。

第1ターン開始前、ソ連軍司令官は、第1ターンのソ連軍プレイヤーターンの命令を出さなければなりません。
とはいえ、第1ターン開始前だけは、ドイツ軍の位置が正確に分かってるので(このゲームのドイツ軍は固定配置)命令を出すのも簡単。北方ソ連軍にはハリコフを目指させ、南方ソ連軍は、ポポフをイジュム屈曲部南方の都市群へ向けて、ドネツ川北岸を移動させ、第1親衛軍には、ドネツ川を渡河させて、渡河点の確保とドイツ軍初期配置の3個師団へ圧迫を行います。
第1ターンの報告で、予定通りの戦果が挙がった(当たり前だが)ことを確認したソ連軍総司令部は、北方ソ連軍にハリコフへの前進を、南方ソ連軍には、ポポフ集団はイジュム屈曲部南方への進出(スラビャンスクを突破しての前進)を、第1親衛軍には、ドイツ歩兵師団への攻撃を命じます。
第2ターン、北方ソ連軍は未だ敵影を見ずということで、ハリコフへ向け前進させます。
南方ソ連軍の第5戦車軍には、第1親衛軍の側面援護を命じ、第1親衛軍には、ウォロシロースクとカディエフカの占領を命じます。増援の第3親衛軍には、ポポフの後詰めとして、ポポフの後を追ってスラビャンスクへの前進を命じます。
第3ターン、北方ソ連軍はハリコフに到着します。まだ全体の占領は出来てないという報告が上がります。が、ソ連軍総司令部が重視したのは、敵がハリコフ南方に2個師団という報告でした。この報告で、ポルタワが~というか、ハリコフ北方が~弱体とみたソ連軍総司令部は、ハリコフ北方を前進していたソ連軍部隊にポルタワへの前進を命じます。主力はハリコフ南方に展開するドイツ軍の撃滅にむけ、余力でハリコフの完全占領を行わせることにします。
南方ソ連軍からは悲報、ポポフがドイツ軍の装甲師団と接触、攻撃に失敗したのです。急遽スラビャンスク橋頭堡の確保のみをポポフに命じます。第3親衛軍には、ポポフの救援を行わせるべくさらなる前進を命じ、第1親衛軍と第5戦車軍には、ドイツの歩兵師団撃滅を命じます。
第4ターン、北方ソ連軍は歩兵師団を包囲に成功との報告が上がります。この撃滅を北方ソ連軍には命じます。なぜか(このときには理由が不明だった)グラスノグラードを占領という報告が上がってきたので、欲を出してノウォモスコフスクへの進撃を命じます。あわよくば~敵部隊が居なければ~ドニエプロペトロフスクに飛び込もうという算段です。
南方ソ連軍からはさらなる悲報、ポポフがスラビャンスク橋頭堡で包囲されつつあるというのです。ポポフには、こんなこともあろうかと追随させてた第3親衛軍との合流を命じます。
一方、第1親衛軍からは朗報が、ロストフへの鉄道線(黄色の1VPの線)を遮断したという報告が来たのです。この戦果を維持しつつ、敵歩兵部隊の撃滅を第1親衛軍と第5戦車軍には命じます。
第5ターン、北方ソ連軍からは景気の良い戦果報告が上がります。調子に乗ったソ連軍総司令部は前線にいる敵軍全部の撃破を命じ、ノヴォモスコフスクのソ連軍には、ドニエプロペトロフスクへの奇襲を命じます。
南方ソ連軍、ポポフは危機を脱したという報告が上がってきたので、イジュム屈曲部より西へ前進、ロツウァヤへの占領を命じます。第3親衛軍も同様の行動をとらせます。とはいえ、全軍がロツウァヤへ前進すると背後を断たれるので、一部部隊を残し、スラビヤンカ渡河点の警戒に当たるよう命じます。第1親衛軍と第5戦車軍には、包囲に成功した部隊の撃滅を命じます。
第6ターン、そろそろ終盤です。北方ソ連軍が、何故かロツウァヤを占領したと報告してきます。さすがに戦線が広がりすぎだろうと考えたソ連軍総司令部は、北方ソ連軍に対して、ポルタワ方面への集結を命じます。その側面援護に当たるのは、ポポフの残余と第3親衛軍というわけです。第1親衛軍と第5戦車軍には、包囲した敵の撃滅を命じ、確実な戦果を狙うことにします。
第7ターン、こちらから命令を出せるのは最後です(第8ターンにはドイツ軍プレイヤーターンしかない)
北方ソ連軍には、運が良ければいけそうと判断、ポルタワへの攻撃を命じます。一方の南方ソ連軍には、無理をさせず攻撃を中止しての防衛を命じます。なんとなくドイツ軍最後の反撃がここへ向けられてる気がしたのです。

第8ターン、報告の代わりにプレイ地図を見に行ったソ連軍総司令部が見たものは……
感想戦で書くことにします。

ここからは感想戦。
ドイツ軍総司令部はまず戦線を張ってソ連軍を待ち受け、兵力が集まってから反撃する予定だったようです。
問題は、北方で戦線を張るための部隊が、mon氏率いる北方ソ連軍に捕捉撃滅されたことと、そして、南方では初期に前方で戦線を張ろうとしたために、南方ドイツ軍4ユニットがまるっと包囲されたこと。
二重戦線を張れ、という命令は出てたものの、戦線を張る為の部隊がいない有様でした。

北方での敗因は、中途半端な位置に装甲部隊がスタックしたまま前進したため、1:1の包囲攻撃を受けてドイツ軍装甲師団が次々に全滅したこと。運が良ければ生き残れたのですが、mon氏のさいころはさえたようです。
南方では、ソ連軍によって包囲された部隊の撃滅命令が後の方まで出なかったことが響いたそうです。押さえの部隊だけ置いて前進されたために(歩兵師団を攻撃しろとは言ったが、包囲した部隊を撃破しろとは言わなかった)戦線を張る部隊がいなかったということです。

VP的にはソ連軍の勝利でした。というか、後2ターンあればポルタワが落ちてたろう、というぐらいまでにドイツ軍は損害を出してました。
前線から上がってくる報告が景気の良いものばかりで、不利な報告が全然上がってこなかった(唯一上がって来たのがポポフのピンチだけ)なので、調子に乗って攻撃命令ばっかりだしてましたが、前線指揮官の巧みな指揮は、攻撃命令を大戦果に結びつけて多用です。

Big Cityは、住宅地やオフィスビルを立てることで街作りをしよう、というドイツ系ゲーム(オランダのゲームですが)
2回プレイされてました。

ドラゴンハントは、ドラゴンを退治しようというAHのゲーム。ドラゴンを倒すには聖剣が必要ですが、その聖剣を手に入れるにもドラゴンを傷つけねばならない、というのがギミックです。
もっとも、2人プレイでは、あまり楽しくなかったようですが。

ペニーワイズはいつもの通り、楽しくプレイできました。

感想

やっぱり、コマンドコントロールルールを入れたエポックハリコフのプレイは楽しいものです。
今回、ソ連軍総司令官をプレイさせてもらいましたが、一体何が起きてるのか、そもそも自軍がどこに居るのか報告だけではさっぱり分からない中命令を出すので、大本営命令がバカに出来ないというのが分かります。
前線に立って指揮する無線機時代のスタイルがいかに有効であるか、とか、第一次世界大戦の指揮官はバカなのではなく、前線に行かないからばかげた命令をだしてたのだということも実感出来ました。

実は、ソ連軍は北方ソ連軍がロツウァヤを占領したとき、南方にはなにも遮るものがなかったそうです。このまま南下すれば南方ドイツ軍を包囲殲滅できたらしいのですが、ソ連軍総司令部には全然そういう状況が分からず、ポルタワ方面へ軍を引き抜きました。
こういうことが起きるのも、指揮統制ルールならではです。

もっとも、何が起きるか分かってしまうと、とたんに指揮統制ルールがつまんないものになるので、展開をある程度忘れるまで、これは封印だそうですが。

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