2017年10月HGS例会報告
プレイされたゲーム
- オーク ウォー(TSR)
- スコードリーダー シナリオ4(AH)
- コズミック・エンカウンター(ツクダ)
- WW2(翔企画)
- NAW マレンゴの戦い(SPI)
プレイの内容
この日、amanoさんが持ち込まれたのは、オーク ウォー。
オークの貴族になって、オークの世界で覇権をとろうというゲームです。
覇権の取り方は3通り、部族長を5人自分の配下にするか、エリアと要塞合わせて12個とるか、さもなければお金を35金集めるか。
軍隊はカップからランダムに引いてきて、オークの種族ごとに決まっている、軍隊自身の所属する種族の族長に従います。
ここで、ひねくれた事に、オークは自分の場所からしか登場しません。手持ちのオークを自分の支配エリアに自由に出す、とは行かないのです。
軍隊自身の所属する族長以外でも、軍隊に所属させることはできるのですが、所属チェックを行って、失敗するとそのオークが反乱を起こします。族長は、強制でそれを討伐しなければなりません。
お金は、鉱山から掘り出すか、オークの周りに広がる他人の土地で略奪するか、キャラバンを襲撃するかで稼げます。
しかし、鉱山は軍隊同様引いてこなければならないので当てにはならず、略奪は軍隊がお金を持ち逃げすることがあり、キャラバンは襲撃しても返り討ちの可能性があると言った具合。
ゲームは、結局、鉱山で地道にお金を稼いだプレイヤーの勝利に終わりました。
続いて、2手に別れてプレイ、シミュレーションゲーム組はスコードリーダーのシナリオ4をプレイ。
ドイツ軍が巧みな機動で石像建築を確保して勝利したそうです。
コズミックエンカウンターは、宇宙人同士が邂逅して覇権を争い合うゲーム。
私の率いるマクロン族は、1トークン4戦力と強力だったのですが、攻撃を受けまくって死にまくりました。
勝負は、カードの交換ができるトレーダー族と、絶対死なないゾンビ族の対決となり、結局死なない能力をフルに発揮したゾンビ族が勝利しました。
続いて、WW2をプレイ。このゲーム、枢軸国連合国関係なく、とにかく戦略拠点を一番たくさん抱えた状態で、誰かの首都を攻め落とせば勝ちになります。
1942年段階でスタートするので、ソ連が一番不利で、ドイツが一番戦略拠点を持ってます。
で、第1戦目は、ソ連がウクライナに反撃にでたすきに、東ヨーロッパからレニングラードをドイツが陥落させ、その勢いでモスクワを攻略して勝利しました。
気を取り直して第2回戦。
ソ連はドイツによるモスクワ強襲をしのぐとヨーロッパへ反撃に出かけます。
アメリカもフランスに上陸、ドイツは両面作戦を受けてベルリンに立てこもるほか手がなくなります。
が、この状態で一番優位にあるのはソ連となりました。
アメリカ・イギリス連合軍の攻撃目標は日本もドイツもそっちのけでソ連になります。
日本は中国を征服したところで、アメリカの機動部隊が本国に迫ってきたので
これを迎撃するのに国力を消耗させられます。
その間隙をついて、アメリカ軍がアルプスを越えて南ヨーロッパを征服。
さらにドイツを迂回して東ヨーロッパ、ウクライナと侵攻して最後にモスクワまで攻略。
ソ連がいくつ戦略拠点を押さえていようと首都を取られると0扱いと言うことで
アメリカ・イギリス連合軍が勝利しました。
ちなみに、連合軍が編成されると、連合軍が支配する戦略拠点は半分に計算されることになります。
余った時間で、シミュレーションゲーム組はマレンゴを、マルチ組はもう一度オーク ウォーをプレイしましたが、時間切れで決着が着かずに終わりました。
感想
オーク ウォー、勝利条件を満たすプレイヤーが出るまで延々と続くので
いつになったら終わるのかという程度に時間を食いますが楽しいゲームです。
オークらしく、領土から収税するのではなく、周りに略奪へ出かけていって金を稼ぐというあたり
ゲームを盛り上げてくれます。
コズミックエンカウンターは……まあ、宇宙人の特殊能力を楽しむものでしょう。
笑いながらやるのが正しいゲームな気がします。
WW2は、2戦して、2戦ともモスクワ陥落で終わりました。
第1戦目はともかく、第2戦目はソ連がきちんとモスクワを守って
中東に色気をださなければまだ分からなかったと思います。
スコードリーダーは全シナリオを1例会1シナリオで制覇する予定だとか。
NAWも、ルールが簡単だけど盛り上がるので、またやりたいという話になってました。
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