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2018年11月20日 (火)

2018年11月18日HGS例会報告

プレイされたゲーム
  • LONDON
  • (詐欺ゲーム)
  • モスクワ冬将軍(翔企画)
  • バトルライン日本語版(GMT/クロノノーツ)
プレイの内容
 この日最初にプレイされたのはLONDON、正式名称はもっと長いのですが
箱にでかでかと書かれてるのはLONDONだけ。
 六角形のタイルに示されるLONDONの名所をつなぎ合わせて最もLONDONを発展させた人が勝ち、というゲームです。
 労働者マーカーを使って名所を手に入れたり、工場の特殊能力を使ってLONDONの名所同士をつなぎ合わせたりします。
 プレイは5人で行われ、名所を大量に確保した人が勝利してました。
やっぱりこれは名所を成長させるゲームの様です。
 (詐欺ゲーム)は、プレイヤーは詐欺師になって、架空出資を募ります。
架空出資なのですが、その架空出資がばれるとお縄をちょうだいするので
ばれないように自転車操業をしていきます。
 さらに、架空出資で真っ当な会社の株券を入手することが出来ます。
この株券は、等比数列的に、同じ会社の株を手に入れているとVPが手に入ります。
誰かがお縄になった(詐欺会社の配当ができなくなって破産したとき)にVPを一番手に入れてる人が勝利します。
 で、真っ当な会社の株券を入手するのに、闇取引で他のプレイヤーから株を手に入れる事もできます。
 このルールがこのゲームの肝で、プレイヤーは自分が持ってる株を他人から「この価格で買い取りたい」と密かにお金を包んで渡します。渡されたプレイヤーは、その価格で株を譲るか、そのお金を受け取った上で、倍返しして、逆に株をもらうかを選択できます。
 もちろん、自転車操業の詐欺をやってるので、配当を返すお金は必要ですが
VPは真っ当な会社の株が必要という具合。
 ゲームは3度プレイヤーを替えてプレイされました。
 モスクワ冬将軍は、モスクワを目指すミルボーン系(ていうか、モンスターメーカー初代)みたいなゲームです。
 ギミックはTIMEカードで、それを引く度にだんだんとドイツ軍の進撃が困難になってきます。
 素早く1000km以上進撃して、モスクワを落としたプレイヤーが勝者、誰も勝てなければ全員敗北です。
 プレイは最後にスパートを掛けて1000km到達したプレイヤーが、モスクワを落として勝利してました。
 バトルラインは、9列ある戦列を、戦力カードや戦術カードを駆使して5つとるか、連続した3列確保すれば勝利するというゲームです。
 一回だけプレイされました。
感想
 LONDONは、いろんなギミックが楽しいゲームです。建築物が最終段階になると立体が立つのがお茶目ではあります。
 (詐欺ゲーム)は、詐欺師になってダミー会社に出資させるのはいいのですが
ダミー会社がダミーだと見破られたら最後というのがポイント。
 詐欺師も楽じゃないのです。
 モスクワ冬将軍は、当たり前のミルボーン系ゲーム。
最悪の敵がヒトラーなのは愛嬌でしょうか。
 バトルライン、amanoさんには不評だったみたいです。
何していいか分からないと言われました。
 そんなに難しいゲームじゃないはずなのですが……

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2018年11月11日 (日)

2018年11月10日松山六角会遠征報告

プレイされたゲーム

  • スターウォーズ リベリオン
  • ウェブ アンド スターシップ(3W/HJ)
  • D-Day(EP)
  • ソロモン海空戦(HJ)
  • Soviet Union's Finest Hour(自作ゲーム)
プレイの内容
この日は、松山六角会にお邪魔してゲームをプレイしてきました。
スターウォーズ リベリオンは、スターウォーズ旧3部作をモデルにしたゲームらしいです。
帝国は反乱軍の秘密拠点を暴いて占領することを、反乱軍は機が熟すまで秘密基地を帝国に占領されないことを目指します。
ゲームは反乱軍が最後まで秘密基地を占領されず勝利したそうです。
ちなみに、ルークはマスターヨーダとひたすら修行を続けてたそうです。
ウェブ アンド スターシップは3人マルチの良作です。
地球を中心とした三次元の宇宙地図が特徴でしょうか。
いちいちメジャーと高度差を調べて距離を割り出さないと行けないのがやや面倒です。
登場する勢力は3つ、黄道面より北方からと南方から、それぞれワープ航法で地球近傍に攻め込んでくる帝国グインハイファールと、物質転送装置を使って地球近傍に攻め込んでくるペリーン、そして双方から技術を学び両方の能力が使える地球。
それぞれの勢力に特徴があるゲームです。
ゲームはワープするグインハイファールが中押し勝ちしてたそうです。
エポックD-Dayは、遠征時の定番。
どんなゲームかは説明の必要もないでしょう。
今回、あり得ないほどの不幸に見舞われた連合軍はマルベリーの配置さえ危ぶまれます。
ソード海岸では、1/54の確率でしか起きない不幸で上陸海岸の海岸堡が残ったあげく
2回連続で上陸戦島のさいの目が1という、超絶不運を発揮します。
余勢を駆ったドイツ軍はゴールド海岸を制圧する物の、艦砲射撃のまっただ中に装甲部隊を突っ込ませるミスもあって第5ターンの嵐を迎える前に装甲部隊が壊滅。
こちらも連合軍の中押し勝ちとなりました。
ソロモン海空戦は、センパーさんがマップとユニットを季刊タクティクスから自作されてました。
相手の任務が分からない、戦力も分からないという状況で空母戦をやらなければならないのが、リアリティのあるゲームです。
戦いは、日本軍が米軍新型戦艦相手に砲戦で負けた事もあって日本軍の敗北だったそうです。
さて、私は丸一日タナックさんと自作の東部戦線キャンペーンゲーム、Soviet Union's Finest Hourをプレイ。
タナックさんがドイツ軍、当方ソ連軍でプレイ開始。
こちらがセットアップ中にルールブックを読んでゲームを把握されたタナックさんは
チットを温存して、私が考えてる定石とは違った作戦で南方重視の侵攻を開始。
第2装甲集団がウクライナ方面に投入されます。
第2ターンには、私のテストプレイ時には大抵捨て置かれるオデッサを攻略して陥落させます。
第3ターンにはキエフが陥落、1941年終了時には、私のソロプレイ時とほぼ同様の状態になってました。
1942年冬を一休みしたドイツ軍は1942年になると攻撃目標をモスクワ方面に切り替えて進撃開始。
余力でウクライナ工業の中心地スターリノを目指します。
が、モスクワは攻略に成功したのに、スターリノは4個軍の攻撃を跳ね返し続けます。
モスクワを抜かれたソ連軍は急遽アストラハンを守る死守防衛線を張ります。
ここを破られれば投了という状況でしたが、ドイツ軍の出目の悪さに助けられて
なんとか最終防衛線を持ちこたえ、1943年を迎えることができます。
1943年の2ターン、勢力拮抗の殴り合いをした両軍でしたが、
ソ連軍はドイツ同盟国軍を目標にウクライナ南部に攻撃を集中します。
これで徐々にチットを削られたドイツ軍は後退を開始、大包囲を食らわないよう
遅滞戦術を試みます。
が、二重戦線を張り損ねたルーマニア方面でソ連軍は突破に成功、
一個方面軍がルーマニアを戦争から脱落させます。
そのルーマニアを突破した方面軍はハンガリーの首都ブダペストも陥落させ
いよいよベルリンに迫ります。
そうはさせじと立ち塞がるのは第4装甲軍。
一方他のソ連軍はドイツの二重戦線を皮むきしながら前進します。
1944年秋、ソ連軍は第4装甲軍が「死守」の戦術カードを使ったことで
「電撃戦」の戦術を選んだソ連軍は突破に成功、守備隊のいない
ベルリンを占領してソ連軍が勝利しました。
感想
エポックD-Day、連合軍投了物の状況から立て直して連合軍が勝利してました。
あきらめなければ何が起きるか分からないものです。
ウェブ アンド スターシップは、私も持ってまして、やりたいリストには入ってるのですが
プレイ機会には恵まれてません。
プレイされたセンパーさんの言葉によると、ルール分量は多めでも
ルールそのものは簡単なのだそうです。
9時頃セットアップを開始、10時プレイ開始で3時に終わってたようなので
それほど重くもないようです。
スターウォーズリベリオンは面白いゲームの様です。
惜しむらくは入手困難なことでしょうか。
ソロモン海空戦、金剛級が装甲の弱さもあってやたら弱体に設定されてるそうです。
でも、長門が打ち負けたんじゃどうしようもない気もする。
で、ここからちょっと長文。
Soviet Union's Finest Hour、タナックさんの感想によると、中盤押し合いへし合いする部分がほとんどなく、前半はドイツ軍が押し込み、後半ソ連軍がスチームローラーを掛ける、淡泊なゲームになってるとの事でした。
まあ、狙ってる線は「1日でバルバロッサ発動からベルリン陥落までできる東部戦線ゲーム」なので
淡泊にしないと狙い通りにならないのだ、と言い訳はしておきます。
前半ドイツ軍は戦術を考える事があって楽しいが、後半はどんどん戦術カードを失って
機械的に二重戦線を張るしかできなくなる、とも言われました。
まあ、前半ソ連軍は戦術カードが少なくて機械的に戦線張るしかないことの
鏡対称になってるので仕方ない面はあります。
とはいえ、「つまらないからやめる」とまでは言われなかったので
ゲームとして、狙った線は出てるのではないでしょうか。
狙った線が外れてるかどうかは分かりませんが。
最後になりましたが、松山六角会の皆さま。
10日はお世話になりました。
11日は松山観光をしてから、無事帰着できましたのでご報告まで。

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