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2020年2月24日 (月)

2020年2月23日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • サイズ~大鎌戦役~
  • Dominate Grail War(DELiGHT WORKS)
  • Kings and Things(WE/HJ)

プレイの内容

 この日、mon氏、izumoto氏を招いてプレイしたのは、サイズ~大鎌戦役~なのですが、開始直後にちゃうちゃう氏が到着したので、これはさっさと片付けて、プレイしたのはDominate Grail War。

 また写真を撮り損ねたので写真はなしです。

 ゲームは、主人公、イリヤ、筋肉教師がトップ争いを続ける中、出遅れる牧師。このままでは第8ラウンド終了時に負けてしまう牧師は、第8ラウンド法具を発動! トップを狙った主人公、そして筋肉教師との争いに勝利した……と思いきや、筋肉教師の持つサーヴァウトの特殊カードで牧師が敗北、さらにサーヴァントの法具の効果で蓄積していた戦果倍増。……結局、筋肉教師がこの戦果でどう考えても勝つだろう、ということでゲームを終えました。

 というわけで、時間も余ったので、Kings and Thingsをプレイ。

このゲームは、魔法の大暴走で混乱仕切ったカタブ世界を再び統一すべく、4人の領主が争うというゲームです。特徴は、Thingsというぐらいで、ありとあらゆる「もの」が意志と知性を持ってること。殺人ペンギンだの這う蔦だのが知性を持って兵力となるのです。

 ゲームは、まずは最初の引きで国力が高かったmon氏王国が頭一つ抜けだします。他の王国はこれをひたすら追いかけます。ここで、宝物を拾ったウィリー王国、塔を建てまくって国力を20に引き上げ、mon帝国と同時に城塞を築きます。城塞は1プレイヤー1個しか持てないので、自力で複数建てるわけにいかず、他人の城塞を乗っ取るしかないのです。熾烈な潰し合いを演じるmon王国とウィリー王国。そのすきを着いて、一度はmon王国の侵攻で滅び掛けたizumoto王国が、ウィリー王国の城塞を奪取……したのはいいのですが、城塞は一人が1個しか建造出来ない! 奪取してから建てれば良い、という作戦は成り立たず、がっくりとくるizumoto王国。その頃ちゃうちゃう王国は地道に戦力と国力を高めていつか城塞を……と思いきや、その手前の城すら建たない状況に追い込まれてました。全部の城が他人に建てられてたのです。……無念。

 というわけで、いつまでたっても終わらない戦いは、時間切れということでお開きにしました。

Dsc00053

写真は、ゲーム途中の様子。城塞が複数あると、誰かの城塞を奪い取って、複数城塞を持つ王国が出来るまでゲームは終わらないのです。

感想

 Dominate Grail War。サーヴァント同士の相性があるので、戦いは非常に難しい。第8ラウンドの決戦も、イリヤが召喚したライダーも参戦していれば、筋肉教師は勝てなかったはずです。まあ、原作を知らなくてもそれなりに楽しめるという意味でも、よいげーむだと思います。

 Kings and Thingsは、時間がやたらかかるという欠点をのぞけば、面白いゲームです。城塞を複数建造出来ない、というルールを外して、複数建ててもよい、その場合城塞を一番たくさん持ってるプレイヤーが勝ち、でもいい、とすれば、ゲームは早く終わるかもしれません。

 

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2020年2月22日 (土)

2020年2月22日ウィリー家ソロプレイ記録

プレイしたゲーム

  • スターリングラード(EP)

プレイの内容

 この日は誰も来なかったので、一人でプレイ。プレイしたのは、エポックスターリングラード。

普通に戦線を張ると、ドイツ軍圧倒的有利というので、戦線を一切張らず、都市に立てこもる作戦(mon氏伝授)を試して見ようとソロプレイ。

ドイツ軍、第1ターンは普通に戦線を突破、ソ連軍は主力をヴォロネジとスターリングラードに立てこもらせ、騎兵隊と戦車隊を南方に送ります。

第2ターンのドイツ軍は前線掃討、包囲した前線のソ連軍を撃滅します。ソ連軍は突破に備えて、Z級歩兵部隊を突破エリアに配置します。

第3ターンは戦線整理と補給確保に努めるドイツ軍、ソ連軍はヴォロネジとスターリングラードに部隊を集中します。

第4ターン、ヴォロネジ攻防戦開始。ヴォロネジの防御力が72(包囲されて補給切れ)、対するドイツ軍の攻撃力380ぐらい。恐るべき戦力集中を見せた両軍の激突は、ドイツ軍側同盟国軍壊滅、ソ連軍8個師団壊滅となりました。

が、第4ターンのソ連軍フェイズにはソ連軍の反撃が開始されます。ドイツ一個師団で守る戦線に、ソ連軍の戦車を含む18ユニットが襲いかかる。

ここで力尽きたので一旦プレイを終えました。

Dsc00052

写真は、第4ターンのソ連軍第1インパルス終了時。

感想

 ユニットをバラして戦線を張ると各個撃破の憂き目に遭いましたが、今回の死守戦略は機能したように感じます。

ドイツ軍は補給を確保しながらだと、スターリングラードすら遠いのです。勢い、ドン川沿いに防衛線を張ってモスクワを目指す事になりますが、目障りなのはヴォロネジ。

 無視して進むと背後を突かれるし、包囲部隊が弱体だけと返り討ちだし、攻めれば今回のように血みどろの市街戦になります。ここが俺のスターリングラード。

 しかも落としても10点にしかならず、サドンデスに必要な120点を稼ぐには主力のモスクワ方面突破は必須です。

が、突破部隊が行った後、側面を守り切れるかどうかは微妙。なかなかドイツ軍の戦い方は難しくなってるようです。

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2020年2月17日 (月)

2020年2月16日自宅例会報告

プレイされたゲーム

  • Dominate Grail War~Fate/stay night on Board Game(DELiGHT WORKS)
  • 独ソ戦カードゲームβ版(盆栽ゲームズ)
  • ハリコフ攻防戦(SLGamer)

プレイの内容

 この日、izumoto氏、ちゃうちゃう氏(到着順)を招いてプレイしたのは、Dominate Grail War~Fate/stay night on Board Game。

タイトル通り、Fate/stay nightのボードゲームです。冬木市を舞台に、Fate/stay nightで描かれた聖杯戦争を、サーヴァントを召喚して勝ち抜く、というゲームです。

 最初、ランダムに手に入れたサーヴァントは秘密です。そして、当然のようにサーヴァントごとに能力は変わってます。そして、召喚するマスター側の能力も様々で、最初から魔力の高い人、逆に低い人、サーヴァント並の戦闘力がある設定で、自分で殴る人、など様々です。

 2回プレイして、2回とも「頂上決戦で相打ちになって全員負け」で終わりました。

プレイ中の写真を撮り損ねたので、箱絵だけUPしときます。

Dsc00050

 続いてプレイされたのが、独ソ戦カードゲームβ版。izumoto氏ソ連軍、ちゃうちゃう氏ドイツ軍。

やっぱりドイツ軍優位にゲームが進んで、ドイツがスモレンスクで戦争を終わらせて勝利しました。

 最後にハリコフ攻防戦をプレイ。izumoto氏ソ連軍、当方ドイツ軍。

が、今回はドイツ軍の出目が腐る腐る。ほとんど1が出ないままソ連軍に蹂躙され、ドニエプロペトロフスクを失って敗北しました。

感想

 Dominate Grail War。原作は知らないのですが、ゲームとしては楽しめました。原作を知っていれば、サーヴァントなどに思い入れも出てくるのでしょう。サーヴァントのバリアントがあると、世界が広がるような気がします。

 独ソ戦カードゲームβ版。ドイツ軍有利は動かないと思います。多分、「ドイツ軍がターン終了時に最強のカードを取る」を無くした方がよいのでしょう。

 ハリコフ攻防戦、今回はソ連軍が電車道で寄り切りました。作戦って一体……

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2020年2月15日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • The Last Blitzkrieg(3W)
  • モンスターメーカー(アークライト)
  • モスクワ攻防戦(SLGamer)
  • ハリコフ攻防戦(SLGamer)

プレイの内容

 この日、ちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、のびのびになってた、The Last Blitzkriegの続き。続きと言うことで、ちゃうちゃう氏連合軍、当方ドイツ軍でプレイ再開。

 増援を温存する連合軍に対し、ドイツ軍は第5装甲軍方面で突破に成功。この突破で、第6SS装甲軍方面も大きく退却しなければならなくなりなります。イベントは18日AMに実施されるイベントは、パイパーに空輸。パイパー戦闘団が18日中補給切れにならない、という、あまり影響の大きくないイベントになりました。なお増援を温存する連合軍はギリギリの部隊でドイツ軍の突破を防ごうとしますが、20日にはドイツ軍の突破を許してドイツの戦略的勝利となりました。

 対戦後、ちゃうちゃう氏、連合軍の対応が史実より遅れていたら、というシミュレートを行いたかったとのこと。ゲームバランス上、増援がスケジュール通りに出る事前提なのが確認されました。というか、ドイツ軍の予想では、2日目に第10機甲師団だの、82や101の空挺師団だのが登場することにはなってなかったと思われます。そのあたり、連合軍の対応が極めて速やかだったと言えると思います。

 さて、続いては軽く気分転換、ということでモンスターメーカーをプレイ。やっぱりトラップにたたられた私は、今回はダンジョンを抜けることすら出来ませんでした。

 モスクワ攻防戦は、SLGamerの付録、ハリコフ攻防戦との2in1です。

Dsc00048

写真はセットアップ時。

プレイはちゃうちゃう氏ソ連軍、当方ドイツ軍でプレイ。

最初は、ソ連軍の歩兵がアントライドなので、全面攻勢に出て内容を確認するととともに、突破口を開こうとします。第0ターンは、ドイツ軍の攻撃のみなので、他にすることもありません。

第1ターン以降、ドイツ軍はモスクワ方面へ軽い圧力を加え、主たる圧力を都市占領において前進します。第6ターン終了時には、ツーラ以外の都市を全部押さえ、ツーラさえ取れれば勝てる、ところまで行ったのですが、最後の一押しが冬将軍に阻まれてソ連軍の勝利になりました。

ハリコフ攻防戦は、第3次ハリコフ戦のゲーム。

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写真はセットアップの様子。

ソ連軍は最初の4ターン、戦車部隊が戦闘力倍、というのを生かして前進します。が、ドイツ軍の出目が走りまくる。ソ連軍2個戦車軍団を一個装甲師団が返り討ちにして2個除去なんて走り具合ではソ連軍に勝ち目があろうはずもなく、最終第7ターンにはソ連軍が全滅してました。

感想

 The Last Blitzkrieg、悪いゲームではなかったです。ちゃうちゃう氏は増援を出さずに頑張りましたが、出していればバランスは取れてるような気がします。ただ……バルジは食傷気味、と言われたので当分封印です。

 モンスターメーカーは、軽くプレイ出来ますね。

 モスクワ攻防戦、ドイツ軍の勝ち筋が見えません。さいの目がもう少し走れば良かったのでしょうか。ただ、第5ターンには、ツーラに隣接してる程度には押してないと、ドイツは絶対勝てない気はします。

 ハリコフ攻防戦は、まあ、あんだけさいの目が走れば勝てて当然かと。もはや孔明が降臨した連合艦隊並みの強さでした。

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2020年2月15日 (土)

2020年2月14日自宅例会報告

プレイされたゲーム

  • シンガポール攻防戦/マレー電撃戦内ゲーム(EP)
    Dsc00046
    写真はセットアップ時の図
  • モンスターメーカー リバイズド(アークライト)

プレイの内容

 この日、ちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、シンガポール攻防戦。マレー電撃戦内に含まれているゲームで、タイトル通り、シンガポールの攻防を扱います。マレー電撃戦と違って、普通のCRT、普通の戦闘結果です。ただ、モラルルールが存在して、モラルが0になると、なった側が即時負け、というルールになってます。また、イギリス軍はシンガポール市街を取られても負けです。代わりに8ターンモラルが1以上を維持し続けられれば、イギリスの勝ちとなります。

 ちゃうちゃう氏日本軍、当方イギリス軍でプレイ。

第1ターンのセットアップ、イギリス軍はジョホール橋の東側に主力を置き、西側はダミーで覆います。対する日本軍、堅陣こそ弱点とばかりに、イギリス軍の要塞があるヘクスへ主力をたたきつけて上陸開始。90戦力に砲兵支援まで来る恐るべき攻撃力を前に、要塞は一撃で陥落します。

第2ターン、スタックで要塞に籠もれば大丈夫だろうとスタックさせたら、続く攻撃でスタックごと全滅、だめじゃん。

第3ターン以降は、逆にスタックをバラして、攻撃で1ユニットしか死なないように誘導、この戦術はうまくいきましたが、残念な事に気づくのが遅く部隊が第4ターンまでには壊滅、第5ターンにはイギリス軍が士気崩壊(モラル0)となって敗北しました。

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写真はイギリス軍降伏時の図。ハイオッズ攻撃に終始した日本軍はほとんどモラルが減ってません。

もう一つ軽いゲームを、ということで、モンスターメーカー リバイズドをプレイ。

ちゃうちゃう氏は地道にダンジョンを歩いて宝を持ち帰ります。こちらはトラップカードを引きまくって地獄を見ます。

が、お互いダンジョンからの脱出には成功。で、勝敗はというと、ちゃうちゃう氏が持ち帰った彫像の価値次第となります。1-4で300G、5,6で100Gというギャンブルでの出目は2。ちゃうちゃう氏が勝利を飾りました。

感想

 シンガポール攻防戦、イギリス軍はコマ数が多いので守れるかと思ったら、スタックしても一撃で吹っ飛ばされる程度の戦力しかありませんでした。重要拠点は守り抜いても、損害多数で軍の方がほぼ壊滅、ダメじゃん。

 そういえば、初期モラルがいくらなのか、ルールブックに記載がありませんでした。多分両軍30スタートだろうということで、30スタートでプレイしました。合ってるとは思うのですが、間違ってたら悲しいです。

 モンスターメーカー リバイズドは、要するにモンスターメーカーです。プレイしやすいようにマーカー類が増えてます。そう長い時間掛からないみたいなので、気楽にプレイ出来るでしょう。

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2020年2月 8日 (土)

2020年2月8日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • マレー電撃戦(EP)
  • 独ソ戦カードゲームβ版(盆栽ゲームズ)

プレイの内容

 この日、ちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、マレー電撃戦の続き。続きなのでちゃうちゃう氏英軍、当方日本軍。

第6ターン、第7ターンと日本軍は突進を続けて、クアンタンとクアラルンプールを陥落させ、サドンデス勝利を収めました。

Dsc00045
写真はゲーム終了時の図。

 最初の英軍の守り方が間違ってたということで、再度ちゃうちゃう氏英軍、当方日本軍で再プレイ。

 英軍は全速力で退却し、部隊の温存を図ります。橋は三本とも爆破して、日本軍補給部隊の前進を阻止します。さらに前回は温存されっぱなしだった精鋭オーストラリア部隊を前進させてクアラルンプールとクアンタンの防衛に入ります。

 こうなると日本軍は厳しい、橋が直らないと補給が通じず、補給切れでの突進を余儀なくされるのです。前回は橋を爆破される前に鉄道橋を確保出来たのとはえらいさです。

 弱り目に祟り目で、最初の内景気よく確保できたチャーチル給与も、川を渡ってから後は1の目連発でまったく確保出来なくなります。無理を押してレベル4要塞を攻略したら、オーストラリア軍主体の反撃を受けて日本軍1個連隊が全滅する有様。

 仕方ないので、作戦を変更し、ひたすら迂回で相手を押し戻す手に出ます。これは途中までうまくいって、スリムを抜けるところまでは進めましたがそれで力尽き、第12ターン終了時、クアラルンプールもクアンタンも確保出来ずサドンデス負けしました。

 余った時間で独ソ戦カードゲームβ版をプレイ。ちゃうちゃう氏独軍、当方ソ連軍。ソ連軍は一度もモスクワを踏ませない善戦を見せますが、良いカードを温存しまくったドイツ軍に反撃を阻止されて、最終的にミンスクを占領された状態でゲーム終了、独軍勝利となりました。

感想

 マレー電撃戦、初見だと英軍絶対不利みたいですが、きちんと強力な陣地を組んで守り、日本軍を正面攻撃せざるを得ない立場に追い込めば十分勝ち目はあるようです。

 対する日本軍は、可能な限り正面攻撃を避け、堅陣は迂回して補給切れに持ち込むのが基本であるようです。二戦目は正面攻撃で陣地に挑んで大敗しました。

 独ソ戦カードゲームβ版、まあ……ドイツ軍絶対優位は動かないようです。もう少しソ連軍に下駄をはかせるか、ドイツ軍の弱体化がないとソ連軍は勝てないと思います。まあ、β版ですから仕方ないのかもしれません。

 

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2020年2月 2日 (日)

2020年2月2日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • 1889(18XX四国バージョン)
    Dsc00040
    写真はゲーム途中の様子

  • サイズ~大鎌戦役~
    Dsc00042
    写真はゲーム途中の様子

  • 1828
    Dsc00043
    写真はゲーム途中の様子

 

プレイの内容。

 この日はあ~さんがお見えになりました。というわけで、メインイベントは1889(18XX四国バージョン)
四国を舞台にした18XXです。ルールが1830準拠なので、俗に言うアバロンヒル置きで線路タイルを置かなければなりません。
アバロンヒル置きというのは、自分の駅から出発して、つながっている線路タイルしか置き換える事ができないというもの。

 一般的な18XXでは、俗に言うメイフェア置きで、自分の駅から出発して、つながるようにタイルを置き換えることが出来るので、基本的に線路によるブロックは出来ないのですが、アバロンヒル置きなら、先に線路を引いてしまえば、妨害された側は線路の置き換えが、基本的には出来なくなってしまうのです。

 ゲーム自体は普通の1830準拠、小会社も普通に1830と同じように買っていきます。そして、大して波乱もなく各社成長して行きます。
が、それで勝ち目がなくなった私は、極端なムーブメントを起こします。D列車を買うために新会社を設立して大規模な列車回しを実施したのです。
 これで悲惨な目にあったのは、持ち主執行係さん。D列車登場で4列車が飛び、1社分、D列車を自腹で買わざるを得なくなります。
その結果、漁夫の利を得たのがあ~さん。キャピタルゲイン(株価上昇)の恩恵を受ける会社をたくさん持っていたことが幸いして、トップを取りました。

Dsc00041
写真は終了時の図。

 余った時間で、1828を出来るところまで、同じメンバーでプレイすることになりました。1828は、場所的には1830と同じ所です。1830をやっていれば、見慣れた会社が並びます。が、見慣れてない会社もいくつか登場してます。このゲーム、普通の1830のような小会社とは別に、大会社の種になる小会社が存在しています。これが全部売れないとゲームが前に進みません。

 何が登場するかはランダムなので、ここで偶然の要素が絡んで来ます。私はこの会社を2社買うことになり、会社設立が一歩出遅れます。

基本は1830なのですが、大会社の種になる会社は、最初から30%株券をプレイヤーに与えてくれるので、30%だけ買えば会社が起きます。というわけで、各人大会社の種から順次会社を設立していきます。

 ムーブメントは各人の懐が暖まり、大会社の種がなくても会社が作れるようになってから。ニューヨークに入るべく、いつものニューヨークニューヘブンやニューヨークセントラル、ボストン&オハイオ、ボルチモア&メインといった会社が生まれていきます。

 このゲームでは、4列車が存在せず、3列車の次が5列車、その次がなぜか3+Dという、ドットは大都市に挟まれている分を無限カウント出来、収益は、無限カウントしたドットと、3つの大都市分の2倍になるという列車になってます。そのまた次が6列車になってます。

 その、6列車が登場し、3列車が飛んだ時点で、時間切れとなりました。

Dsc00044
写真は時間切れゲーム終了の時の様子。

サイズ~大鎌戦役~は、4回プレイされ、mon氏3勝、菊蔵氏1勝で終わったそうです。

感想

 1889、小さなマップなので早く終わるかと思ってたのですが、意外と時間が掛かって、4時間を消費しました。
銀行が破産するまでやると、小品とはいえ18XX、時間がそれなりに必要なようです。

 1828は、1830に慣れた熟練者向けに見えます。ゲームとしては面白いギミックもあって楽しいのですが、初心者向きとはお世辞にも言えないでしょう。

 サイズ~大鎌戦役~は、今広島・ゲーム・サービスで人気です。面白いのですが、私はまったく勝った試しがないのです。やっぱ長期計画立てられないのが問題なんだろうなあ。

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2020年2月1日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • マレー電撃戦(エポック)
    Dsc00039
    写真は第1ターンの図

プレイの内容

 この日、ちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、マレー電撃戦。カードが入手出来たので、シンガポール攻防戦ではなく、マレー戦の方をプレイ。

 このゲーム、ユニットの戦力がすべてモラルという概念で処理されています。モラル0以下になる攻撃をすると攻撃側全滅、防御側はモラルが0以下になると、退却を強制されます。日本軍側のモラルは高めですが、6未満(5以下)になると、ZOCを失います。一方英軍側は、毎回チットを引いてきてモラルを判定するのですが、日本軍より小さめになるように設定されてます。日本軍は何か行動するたびにモラルを失っていくので、補給下で再編成して、モラルの回復を図る必要があります。対する英軍は、モラルこそZOC外にいれば毎ターン回復します。日本軍、英軍ともども、退却時に混乱して除去される危険もあるので、慎重な運用が求められます。

 さて、ちゃうちゃう氏英軍、当方日本軍でプレイ開始。

日本軍は全力で南下し、最悪でも第12ターンまでには、クアラルンプールとクアンタンを占領出来ないと負けてしまいます。というわけで、第1ターンから強行軍を実施、全力での南下を開始します。コタバル決戦は日本軍の出目が走って英軍をコタバルから追い出しますが、かなりきわどい勝負になりました。コタバルから追い出された英軍は退却して戦線を立て直します。

 第2ターン以降も日本軍は「補給? そんなものは敵から奪えば良いのだ」という、まるで牟田口のような作戦で南下を継続。英軍は橋を爆破して日本軍を待ち受けますが、爆破した橋を突破されます。

 コタバル方面の英軍は地道な遅滞戦術を実施、補給切れで前進してくる日本軍を川で待ち受けて戦いますが、日本軍も損害を出しながら突進して英軍を圧迫します。

 というわけで、第5ターン終了時までプレイして、この日はゲームを終わりました。

感想

 戦力=戦力段階、というゲームはそれほど珍しくありませんが、消耗と回復がこれだけ激しいゲームは珍しいでしょう。日本軍は補給下でなにもせず1ターンすごせば3モラル回復しますし、強行軍を避けるだけで1モラルは回復します。移動だけして接敵しなければ2モラル回復。

 しかし、問題は補給がなかなか届かないこと。仕方ないので英軍から補給を奪う作戦で南下しなければなりません。ここが俺のインパールと言いたくなります。違いは、インパール作戦と違って、英軍の士気が低いこと。補給を断ってしまえば、英軍は勝手に降伏してくれます。円筒陣地で粘ったりはしないのです。そこに勝機があるはずなのですが……

 逆に英軍は、原則道路を外れられないという状況で戦わなければなりません。日本軍が迂回してきたら、退却して補給を維持する必要があります。下手な守り方をすると、日本軍の強行軍で補給を絶たれて降伏してしまうことになります。英軍は部隊配置に慎重でなければなりません。

 ゲームとしては、面白いと思われます。惜しむらくはルールがスパゲッティになってて、必要なルールがどこにあるかわかりづらいこと。国通版では、改善されてるといいのですが。

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