2020年3月15日広島・ゲーム・サービス例会報告
プレイされたゲーム
- 18MEX
- 1857
- 1836
- War Chest
プレイの内容。
この日のメインイベントは、18MEX。メキシコを舞台とした18XXシリーズです。
特徴は、地図上にやたら一杯ある障害地形、このため、線路を引くのも一苦労です。あとメキシコシティのタイルが2ヘクス合体しているのが目をを引くところでしょうか。あと、3列車6台のうち、5台が出たところでイベントがあるのも特徴と言えば特徴です。4列車は6列車が2両出た時点で、一回だけ運行できて消滅。D列車のかわりに、4D列車が存在することと、小都市が無限カウント出来るのも特徴といえば特徴です。
これは5人でプレイ開始。
ルールは普通に1830に追加ルールがあるぐらいなので、淡々とゲームが進んで行きます。
ゲームが大きく動いたのは、国鉄設立が可能になる3列車5台がでたとき。コタさんが思い切りよく国鉄にシフト。国鉄が小会社の資産を集め、さらに一回の配当停止を行い、5列車と4D列車で配当しまくって勝利してました。
さて、早めに勝者が決まった18MEXを切り上げて、次にプレイしたのは1857。アルゼンチンを舞台としたゲームです。
特徴は、基本が1830なのですが、小会社が全部40コストの10配当であること。従ってすべての会社が競売に掛けられます。
これも5人でプレイ。
したのはいいのですが、みんな普通にプレイすると列車がどんどん出てくる。なにせ若い番号の列車がすくない。黄色の時代から茶色の時代へ一足飛びに飛ぶぐらいにみんな普通にやっても列車を回まくれます。
それで何が起きるか? ろくすっぽ会社が運営出来てないの列車が飛ぶ。結果、破産者が現れてゲームが終了しました。18XXで破産を見たのは初めてです。
ここでコタさんが途中退出ということで、4人でプレイしたのが、1836。1830の真ん中らへんだけを取り上げてプレイする18XXです。
特徴は、個人企業が全部列車運行すること。それが10社あります。大規模会社は5社。大規模会社は、鉄道の路線がつながっていようがつながっていまいが、個人企業を設立されさえすればいつでも吸収合併出来るというのが特徴です。その代わり、個人企業は黄色タイルが2枚置けます。大会社だけがアップグレード出来るので、最終的には大会社にみんな吸収されるとは思われます。
ゲームは、個人企業が3ラウンド運営した後、大会社が作れるようになるシステム。しかし、3ラウンド運営しただけでは大会社を設立する資金が貯まらず、次の運営の後、個人企業3社持ちの2人がやっと最低価格で会社を興します。
緑の時代が来た後、基本株価100で残りの3社が設立されます。そして嵐のように起きる列車買い。
4列車+パーマネントの5列車保持のために、4列車1両を捨てるという、ある種もったいない購入で一気に時代は茶色へ。
他の会社が3列車2つとか、4列車2つ。最後に設立された会社は、5列車2つ持ちとはいえ、駅が端っこにあってうまくつながらない。結局4列車+5列車の会社の社長が勝つだろうというところでゲームを打ち切りました。
最後に余った時間で、War Chestをプレイ。
これは、4人専用ゲームで、各人がそれぞれ特殊能力のある部隊を率いてのチーム戦。自分のチームが8つの拠点を設立したらその時点でゲームに勝利します。
拠点が置ける場所はマップに記載されていて、そこにしか部隊も出せません。基本1種類の部隊は2カ所に出られません。悩ましいのは、部隊を行動させるにも部隊駒が必要と言うこと。行動力か、マップ上の戦力か。ジレンマがあるのです。
ゲームは途中盛り上がったところで時間切れとなりました。
感想
18MEX、国鉄に吸収される小会社が、あんまり役に立ちませんでした。国鉄が走った理由の一つだと思われます。
1857は……海外での評価は高いそうなのですが、一体どんなうまいプレイで破産を回避してるのでしょう? 正直よくわかりません。
1836は、個人企業の使い方が勝負を分けるようです。今回、B&Oは、吸収出来る子会社がなかったせいで伸び悩みました。個人企業10社は6列車が出るまでは消滅しないので、必要に応じてつぶしたり残したりする必要があるようです。
War Chestは、楽しいゲームでした。チーム戦なので、自分の味方も何を持ってるか不明という所がなかなか考えさせてくれます。
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