2020年7月5日ウィリー家例会報告
プレイされたゲーム
- パウルス第6軍(6A)
プレイの内容
第5ターンから、izumoto氏ドイツ軍、当方ソ連軍でプレイ再開。
ドイツ軍はこのターンから、撤退した機械化部隊で反撃を開始、ソ連軍チル川戦線の背後を遮断すべく攻勢に出ます。
ソ連軍はチル川を渡った部隊が多すぎてこの攻勢に対応出来ません。急遽ドン川東岸の部隊を回しますが
これも移動力が足りずに増援になるどころかドイツ軍の撤退してドン川西岸に回った機械化部隊のエサになります。
それでも、攻勢補給を使えば、ソ連軍は一度だけドン川西岸部隊が補給下になるので、これでVP獲得を図ることは出来るのですが
……VPを計算したら、それでもドイツ軍の戦略的勝利は動かないということで、第8ターン終了時点でソ連軍が投了。ゲームが終わりました。
感想
ドイツ軍はスターリングラードを捨てて撤退すべきだった、という、ある意味当たり前の結論が出てきました。とはいえ、そういう行動をちょっとでも見せたら、ヒトラーはパウルスを罷免して、スターリングラードを死守する別な司令官を選任しただけでしょう。その意味では、このゲーム、スターリングラードを放棄出来る、という時点でおかしいと言えます。ちなみに、オプションルールでは、スターリングラードを放棄するとドイツ軍に-VPがつくのですが、それでもスターリングラードを放棄した方が、ゲーム上はドイツ軍有利と思われます。
ゲームとしてつまんないとは、私は思わないのですが、勝利条件は明らかに間違ってるでしょう。「スターリングラードにいるドイツ軍ユニットが最終ターン終了時に補給下にあればドイツ軍勝利、それを阻止すればソ連軍勝利」というのが一番合理的な勝利条件だと思われます。
とはいえ、ユニットの能力をいじらずにそれをやると多分ソ連軍必勝のゲームになるでしょう。ドイツ軍に下駄履かせてバランスをとるというのもおかしいとは思うので、ソ連軍にチル川方面でのVPを一定ポイント稼がないと負け、という縛りを入れた方がよさそうです。
まあ、それでテストプレイ重ねてバランスとるぐらいなら、参考にして別ゲーム作った方がましだとは思うのですが。
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