2020年8月16日ウィリー家例会報告
プレイされたゲーム
- 大洗大作戦
- Triumph & Tragedy(GMT)
- Holland’44(GMT)
プレイの内容
この日、mon氏とizumoto氏を招いてウィリー家例会を開催。
まずプレイしたのは、izumoto氏と当方とで、大洗大作戦。タイトルから分かる通り、ガールズ&パンツァーの、大洗での聖グロリアーナ戦を扱います。簡単なゲームですが、雰囲気は出ています。特徴は、キャラクター性まったくなしで、特殊能力が、マップ上に配置されるカードを拾うことで実行可能になると言うこと。大洗側が確保出来るカードが12枚なのに対し、聖グロリアーナ側が18枚確保可能な位置にカードが配置されているため、大洗側は短期決戦を挑む必要があります。
プレイ中の写真を撮り損ねたので、箱絵だけUPします。
ゲームは長期戦になった結果、カード枚数に勝る聖グロリアーナ側が勝ちました。
続いて、3人でTriumph&Tragedy。mon氏ソ連、izumoto氏枢軸、当方西側連合でプレイ開始。
ソ連は対独戦を見据えてロケット砲開発にいそしみます。西側連合も技術開発に主力を注ぎます。枢軸陣営はというと、技術開発がうまくいかないことに業を煮やして、技術開発を捨て、外交と軍備に資源を投入します。
1937年、軍備を整えたドイツはポーランドに宣戦布告、余りに早い軍事行動にソ連も西側連合国も対応出来ません。
1938年には、もう黄号作戦を発動する枢軸国。技術に劣る分は戦力差でカバーとばかりに、大兵力をフランスに流し込みます。が、ここで技術開発に力を注いだ西側連合のロケット砲が炸裂、ドイツ軍に打撃を与えることには成功します。が、多勢に無勢でフランスは陥落します。
これを見たソ連はおもむろに参戦、フランスに主力がいるドイツに、自動車化されたロケット砲装備の歩兵部隊がなだれ込みます。ポーランドを解放、ベルリンさえ落とす怒濤の進撃。たまらずフランスにいる主力をドイツは呼び返し、ベルリン奪回に全軍を流し込みます。
ベルリンを枢軸は奪回しますが、その分、こんどは西側連合に対する防備が甘くなります。西側連合は、インドにいた部隊をアフリカに派遣。トリポリを落とし、マルタを奪回、そこを足がかりにローマに強襲上陸をかけます。さらにルールへもロンドンから上陸作戦を決行。
これがどちらも図に当たり、副首都2つを占領した西側が勝利しました。……カード巡りが良ければ、ソ連がベルリンとルールを蹂躙して勝ってた気はします。
最後に、Holland’44をプレイ、izumoto氏ドイツ軍、mon氏30軍団、当方空挺部隊でゲーム開始。
mon氏率いる30軍団は出目が腐りまくって進撃が遅れます。対する空挺部隊は101空挺部隊がフェーフェルの橋を爆破されるものの、ソン橋無傷で確保、さらに南下して、アイントホーフェンを解放します。アイントホーフェン守備隊が外ればっかり出たドイツは不幸でした。
アルンヘム方面では、予定通りに第1空挺師団主力がアルンヘムに立てこもります。第82空挺師団も、フラーフェ橋を確保、運河橋も無傷で2本確保したものの、ナイメーヘンの確保には失敗します。
ゲームが流動化したのは、第30軍団がアイントホーフェンを突破してから。フェーフェル橋の修理中に迂回路を探した30軍団は、無傷の橋を西方で確保することに成功! ここから第30軍団がフラーフェめざして突破を開始します。フェーフェルの修理が終わらないままの側面からの30軍団の突破で、ドイツの防衛計画は多いに狂います。
ここで、時間切れ。ゲームはお開きになりました。
感想
大洗大作戦。前一度K.G.Gでやってたのを見た記憶はあります。おもちゃみたいなコンポーネントですが、割としっかり作ってあります。とはいえ、大洗側が勝つのは難しいでしょうが……勝てるとすれば、カード枚数からして、速戦即決しかないのですが、戦車性能は聖グロリアーナ側が上なので、速戦即決も難しい。カードの相打ちをうまくつかって弱体な戦車と聖グロリアーナ側とを差し違えていくしかなさそうなのですが……。
Triumph & Tragedy。技術開発はやっぱり重要です。ロケット砲を持つソ連軍に、物量で勝ってたはずのドイツがほぼ一方的に蹂躙されてましたし。
Holland’44、最初からやってれば、最終ターンまで行けた気はします。ユニット数もそう多くないので、プレイしやすいシモニッチゲームだと思います。でも……橋爆破のさいの目でゲーム展開が大きく左右される、というのは好みが分かれるでしょうね。
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