« 2020年10月4日ウィリー家例会報告 | トップページ | 2020年10月18日ウィリー家例会報告 »

2020年10月14日 (水)

2020年10月11日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • NATO(VG)
  • UNDAUNTED:North Africa
  • UNDAUNTED:Normandy
  • History of the World(AH)

プレイの内容

 この日、シミュレーションゲーム組がプレイ下のは、NATO。ワルシャワ条約機構軍が北大西洋条約機構軍に襲いかかる、第三次世界大戦ものです。

今回のシナリオは、戦術的奇襲。一番盛り上がりのあるシナリオと、TACTICSの記事では紹介されてました。

菊蔵氏ワルシャワ条約機構軍、izmoto氏北大西洋条約機構軍でプレイ開始。

Dsc00174

ワルシャワ条約機構軍、デンマークに強襲上陸を仕掛けるも、上陸作戦自体がNATO側の海空反撃で壊滅的打撃を受け(要するに出目が悪かったのです)デンマーク攻略に失敗します。

対するNATO軍、第2ターン(ちなみに、このゲームの第1ターンは開戦準備ということで、お互い相手の領土には入れない)もう反撃に出ます。

南部の弱体なWTO軍相手にNATO軍は善戦し、WTO側一個軍を包囲します。が、決戦正面であるはずのルール前面で敗北。

時間の都合で第5ターンまでだったそうですが、VP的にはワルシャワ条約機構軍が勝つだろう、という状況だったそうです。

さて、マルチ組、といいながら、今回はamano氏の希望で、新たに翻訳されたUNDAUNTED:North Africaをamano氏と私とでプレイ。

このゲーム、北アフリカというから、ロンメル率いるドイツ軍とイギリス軍の戦いかと思いきや、イギリス長距離挺進隊と、拠点を守るイタリア軍の戦いを扱った戦術級になってます。

さて、まずはシナリオ1をamano氏長距離挺進隊、当方イタリア軍でプレイ。

Dsc00172

イタリア軍は移動もせずひたすら長距離挺進隊を機関銃主力で撃ちまくります。

対する長距離挺進隊、飛行場の破壊が目的ですが、まずはイタリア軍との撃ち合いを始めます。

が、これは機関銃のあるイタリア軍の方が火力で上回っていて、長距離挺進隊がスカウトを殺されて終わります。

陣営を入れ替えてもう一度。

こんどは、イギリス軍は先にスカウトに道をつけさせ、エンジニアを移動させます。

が、今度は工兵がイタリア軍の集中砲火を浴びて死亡してしまいました。

続いて、戦車が出るシナリオをプレイ。

とはいえ、戦車が出ると言っても、榴弾砲が撃てるわけではなく、機銃で敵を攻撃です。とはいえ、戦車は強力で、対戦車攻撃能力のある兵士以外からは攻撃をまったく受けません。移動力はなぜかスカウトに劣りますが、防御力は抜群です。

amano氏長距離挺進隊、私がイタリア軍でプレイ。

イタリア軍、虎の子の戦車を温存すべく、まずひたすら対戦車兵を撃ちます。

対する長距離挺進隊、対戦車兵を見殺しにして、スカウトが道を作り、工兵を前に出します。戦車は工兵めがけて撃ちまくりますが、一手及ばず工兵が破壊活動を成功させて長距離挺進隊が勝利しました。

Dsc00173

が、遮蔽物のない砂漠では、ひたすら遠距離で撃ち合うだけ、ということで、遮蔽物のあるNormandyをプレイ。

シナリオは最後の方、とにかくたくさんの部隊が出るシナリオです。

amano氏アメリカ軍、私がドイツ軍でプレイ開始。

ドイツ軍、まずは取り柄の迫撃砲が初期配置されている事を生かして、迫撃砲でひたすらアメリカ軍を撃ちまくります。

対するアメリカ軍も部隊を出しまくり、迫撃砲へ射撃を加えます。

結局、火力の差でドイツの迫撃砲が除去されてしまいます。

この後、地形効果に勝るアメリカ軍は一方的にドイツのライフルマンを虐殺。

ドイツの勝ち目は……もう一度迫撃砲がいた丘へたどり着いてそこから射撃すること。丘から丘を射撃すれば、相手の防御修正が落ちるのです。

これで丘へスカウトを集結させたドイツ軍は、ここから、唯一占領行動が出来てVPを確保出来るライフルマンを撃ちまくります。

アメリカ軍も射撃してきますが、地形の優位を失えば射撃戦は、人数にかかわらず互角!

結局ライフルマン全員を撃ち殺されたアメリカ軍と、ライフルマン1人が予備でいるものの、出れば間違いなく即虐殺というドイツ軍とで引き分けました。

Dsc00175

さて、UNDAUNTEDシリーズを切り上げたマルチ組は、3人でHistory of the Worldをプレイ。

ルールによると、3人以下でプレイする場合は、1人2帝国もちということなので、2帝国もちでプレイ開始。

序盤はamano氏とT氏の帝国は、片方が爆走し、片方が出遅れる展開。私の帝国は両帝国とも平均的にVPを稼ぎます。

爆走帝国が出たことで、その爆走している帝国へぼろい国が割り当てられるのは、ある意味必然でした。その結果、最終第7エポックを迎える頃には、帝国のVPがそろってきます。ここで私の帝国はフランスとロシアを引き当てます。

ロシアは一番最初に動ける取り柄を生かしてVPを稼ぎます。

フランスもヨーロッパを制覇してVPを稼ぎます。

大英帝国もヨーロッパ制覇を目指しますが、最初の北海での海戦で大損害を受けてヨーロッパ制覇止まりとなります。

結局、私の帝国がいろんな地域に、最後まんべんなく広がれたこともあって勝利出来ました。

Dsc00176

感想

NATO、戦術的奇襲でも、NATO側が厳しいみたいです。ルールへの突進をどう防ぐかは、研究が必要そうです。

UNDAUNTEDシリーズ、コタ氏に言わせると、「1D10で、0が出ればいいんだろ射撃ばかりでつまらない」

まあ、そういうプレイをしてるからそうなるのですが、実際、地形効果の有利な所から不利な所を撃てば、命中率は2倍3倍。当然不利な地形にいる側は有利地形へ逃げるので、結局「0しか当たらない」状況になってしまいます。前に出た所で、集中射撃食らって撃ち殺されるのだから、有利地形で待ち受け、ひたすら射撃を繰り返すほうが有利なのです。

ある意味シミュレーションとしては正しい気がします。遮蔽物のないところにいる近代戦の兵士など的以外のなにものでもありません。が、遮蔽物を利用して巧みな前進、とか、制圧射撃を加えて、相手が制圧されてる隙に前進、といったことが出来ないシステムになってるので、戦術級ゲームとしては、不完全なのは仕方ないかもしれません。

History of the Worldは、今回、私の帝国はあちこちに植民地が生き延びたおかげで勝てました。強い帝国とは、長い間生き延びる帝国、というのはあるようです。

 

 

|

« 2020年10月4日ウィリー家例会報告 | トップページ | 2020年10月18日ウィリー家例会報告 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2020年10月4日ウィリー家例会報告 | トップページ | 2020年10月18日ウィリー家例会報告 »