2020年12月18日ウィリー家例会報告
プレイされたゲーム
- ワルシャワ1920(盆栽ゲームズ)
プレイの内容
この日、有休中のizumoto氏を招いてプレイしたのは、ワルシャワ1920。かくいう私も振替休日でお休みだったのです。
このゲーム、ポーランド征服を目指す赤軍と、ポーランド防衛を目指すポーランド軍による、1920年7月から8月の戦いを描きます。史実では、ヴィスワ川の奇跡と呼ばれる反撃で赤軍を撃退したポーランド軍ですが、ゲームではどうなりますか。
赤軍有利の研究結果を出してるizumoto氏が赤軍、ポーランド軍も勝てるよっていう私がポーランド軍でプレイ開始。
ポーランド軍は前線に弱体な部隊を薄く並べ、後方に強力な部隊をおいて予備隊とします。赤軍は普通に攻撃開始。
ポーランド軍はヴィスワ川まで赤軍を引き込むべく高速後退。赤軍の方は、ゆっくりと補給を使わずに前進してきます。
ヴィスワ川に第5ターン赤軍が到達したところで、ポーランド軍は反撃を開始します。赤軍はここでも補給を温存、あくまで攻撃に補給をつぎ込む作戦を採用します。ヴィスワ川での殴り合いは赤軍に軍配が上がり、ワルシャワが落ちて赤軍のサドンデス勝利となりました。
攻守入れ替えてもう一度。
izumoto氏率いるポーランド軍は、前線に部隊を置かない作戦を採用、一歩ソ連軍に移動を強いる事で攻撃をかわす狙いです。赤軍は普通に配置。
赤軍は第1ターン出目が走り、ポーランド軍を次々とDEで除去します。ポーランド軍はこんどは、遅滞戦術を採用。赤軍から一歩下がった位置で攻撃を受け流し、できるだけ時間を稼ぐ作戦です。
が、遅滞戦術ということは、赤軍に損害が出ないということで、ゆっくりのんびりと赤軍はワルシャワににじり寄ります。反撃は第6ターンからポーランド軍が開始。しかし、損害の出てない赤軍相手の反撃は苦しく、あまり効果的な反撃が出来ません。結局ポーランド軍は第7ターン、空のワルシャワへ騎兵の戦闘後前進をゆるしてしまい、赤軍の勝利に終わりました。
感想
どっちがどっちを受け持っても、赤軍の勝利に終わりました。ポーランド軍の勝機は反撃にあるとは思うのですが、早期後退作戦で引き込む手も、遅滞戦術も、効果的な反撃には結びつきませんでした。赤軍は、急進策ではなく、補給をけちってけちってけちりまくることで、最後まで再補給なしの戦いが出来るようなのです。再補給してくれないと、ワルシャワサドンデスの可能性が残ります。そして、ワルシャワは砲兵支援を受けた攻撃で、意外と簡単に落ちるのです。
テストプレイは十分にしてあるはずなので、何かしらポーランド軍にも手はあるはずなのですが、今のところ思いつきません。赤軍のけちけち作戦にどう対処したものやら……
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