« 2020年11月 | トップページ | 2021年1月 »

2020年12月20日 (日)

2020年12月18日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • ワルシャワ1920(盆栽ゲームズ)

プレイの内容

 この日、有休中のizumoto氏を招いてプレイしたのは、ワルシャワ1920。かくいう私も振替休日でお休みだったのです。

このゲーム、ポーランド征服を目指す赤軍と、ポーランド防衛を目指すポーランド軍による、1920年7月から8月の戦いを描きます。史実では、ヴィスワ川の奇跡と呼ばれる反撃で赤軍を撃退したポーランド軍ですが、ゲームではどうなりますか。

 赤軍有利の研究結果を出してるizumoto氏が赤軍、ポーランド軍も勝てるよっていう私がポーランド軍でプレイ開始。

Dsc00213

 ポーランド軍は前線に弱体な部隊を薄く並べ、後方に強力な部隊をおいて予備隊とします。赤軍は普通に攻撃開始。

ポーランド軍はヴィスワ川まで赤軍を引き込むべく高速後退。赤軍の方は、ゆっくりと補給を使わずに前進してきます。

ヴィスワ川に第5ターン赤軍が到達したところで、ポーランド軍は反撃を開始します。赤軍はここでも補給を温存、あくまで攻撃に補給をつぎ込む作戦を採用します。ヴィスワ川での殴り合いは赤軍に軍配が上がり、ワルシャワが落ちて赤軍のサドンデス勝利となりました。

Dsc00214

 攻守入れ替えてもう一度。

 izumoto氏率いるポーランド軍は、前線に部隊を置かない作戦を採用、一歩ソ連軍に移動を強いる事で攻撃をかわす狙いです。赤軍は普通に配置。

 赤軍は第1ターン出目が走り、ポーランド軍を次々とDEで除去します。ポーランド軍はこんどは、遅滞戦術を採用。赤軍から一歩下がった位置で攻撃を受け流し、できるだけ時間を稼ぐ作戦です。

 が、遅滞戦術ということは、赤軍に損害が出ないということで、ゆっくりのんびりと赤軍はワルシャワににじり寄ります。反撃は第6ターンからポーランド軍が開始。しかし、損害の出てない赤軍相手の反撃は苦しく、あまり効果的な反撃が出来ません。結局ポーランド軍は第7ターン、空のワルシャワへ騎兵の戦闘後前進をゆるしてしまい、赤軍の勝利に終わりました。

  Dsc00215

感想

 どっちがどっちを受け持っても、赤軍の勝利に終わりました。ポーランド軍の勝機は反撃にあるとは思うのですが、早期後退作戦で引き込む手も、遅滞戦術も、効果的な反撃には結びつきませんでした。赤軍は、急進策ではなく、補給をけちってけちってけちりまくることで、最後まで再補給なしの戦いが出来るようなのです。再補給してくれないと、ワルシャワサドンデスの可能性が残ります。そして、ワルシャワは砲兵支援を受けた攻撃で、意外と簡単に落ちるのです。

 テストプレイは十分にしてあるはずなので、何かしらポーランド軍にも手はあるはずなのですが、今のところ思いつきません。赤軍のけちけち作戦にどう対処したものやら……

 

 

| | コメント (0)

2020年12月17日 (木)

2020年12月13日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • NATO(VG)
  • 18TN
  • 18AL
  • 18GA

プレイの内容

 この日、シミュレーションゲーム組の菊蔵氏とizumoto氏がプレイしたのが、NATO。第三次世界大戦ものの古典の一つです。

菊蔵氏NATO、izumoto氏ソ連側でプレイされ、4ターンまで進んでたそうです。状況は、第4ターンになってソ連軍が化学戦を開始するところで終わってたそうです。VP的には、もう一息ソ連側が稼がないとNATO軍勝利だそうですが……

Dsc00209 Dsc00212

 さて、マルチ組がプレイしたのは、18XXシリーズを3作。どれも同じデザイナーが作ったと言うことで、ルールも基本的には同じ。子会社の性能とマップが違う程度です。60%立ての100%出資とかは1830と同じです。

 さて、最初にプレイされたのは18TN。タイトル通りテネシー州を舞台とする18XXです。会社が全部で6社しかないのに4人プレイだった結果、一人が会社を持てない展開になりました。一応、タイルの発展が終わったところでゲーム打ちきりとなりました。

 Dsc00208

 続いてプレイされたのが、18AL、タイトル通り、アラバマ州を舞台とする18XXです。これも会社が6社しかないということで、前回会社を持ち損ねたコタさんが無理矢理にでも会社を購入する展開となりました。これもタイルの発展性がなくなったところで打ちきりとなりました。

 Dsc00210

 最後にプレイされたのが、18GA、タイトル通り、ジョージア州を舞台とした18XXです。これは3人プレイだったので、各プレイヤー2社持ちでプレイできました。これはタイルの発展性がなくなっても銀行破産までプレイされました。

Dsc00211

感想

 18XX、さすがに似たようなルールのゲームとはいえ、3作連続でやると、ルールがごっちゃになる事もあるようです。最後の方は若干疲れが出てた様にも思います。とはいえ、この3作は軽めの18XXなので、そう時間をとらなかったのですが。

 NATO、今回はソ連側必勝というわけではないようです。戦略的奇襲シナリオでは、なすすべ無くNATO軍が負け、戦術的奇襲でもNATO軍の勝ち目がどこにあるのかよくわからないと評されたのに対し、長期対峙シナリオなら、NATO軍も戦力が整っていてソ連側に対抗出来るようです。それでも、VP的には、NATO軍がかなり防衛出来ないと厳しいみたいですけど。

| | コメント (0)

2020年12月11日 (金)

やればわかるか?

 今年の12月6日に、しゃけ千代さん主催の廿日市でボードゲーム会に出かけてきたのです。シミュレーションゲームっ気抜きのゲーム会に出かけるのは始めてかもしれません。

 そこで思ったことを一つ。

 普通のボードゲームというのは、その場でインストしてプレイするスタイルが普通なのかもしれないと。当然ゲームにはルールブックが入ってますし、インストする当人は読んでるはずなのですが、ルールブックを読んで予習してきてからゲームするスタイルではないようです。

 まあ、それを言えばシミュレーションゲームも、広島・ゲーム・サービス流では大差なく、その場でインストしてプレイはするのですが、それが可能であるのは、たとえば「補給線は道路から3ヘクス、補給切れは攻撃力と移動力半減、端数は切り捨てで最低1、防御力は変化無し、ZOC to ZOC禁止、ZOC離脱にはペナルティ無し、最低1ヘクス移動あり、スタック制限3ユニット、メイアタック、戦力比方式」という、部外者には呪文にしか見えないような説明で理解できるだけのシミュレーションゲームに対する基礎知識があるからだろうと思われます。

 普通のボードゲームで、そのレベルの知識の前提を要求する物はあまりないでしょう。(18XX系は要求してるかもしれない)とはいえ「ワーカープレイスメント」だの「トリテ」だのという、やっぱりボードゲームやってない人には呪文にしか聞こえないなにかの知識があった方が理解が早くなるのは事実なので、その意味で五十歩百歩なのかもしれません。しかし、その手の知識無しでも、そう理解に時間が掛からないというのは、普通のボードゲームの利点ではあるでしょう。

 シミュレーションゲームも、予備知識なしでも20分程度説明して理解されるゲームでなければ、出先でプレイしたもらうのは非常に困難な気がします。プレイ時間が掛かって重いとか以前の問題です。何をしていいかわからない、何をすれば何が起きるかわからない、では、勝ち負け以前にゲームにならないでしょう。それを20分で説明できるゲームというのが、普通のボードゲームでは求められてるようなのです。逆に言えば、インストする人さえ理解していれば、他の人は最初ルールを知らなくてもプレイ出来るようなゲーム、というのも重要なポイントかもしれません。

 そう考えていくと、いわゆる「入門用ゲーム」に求められているのは、興味の持てるテーマとか、ルールの難易度以前に、インストしやすいゲームであることの様に思えます。

 極論すれば、ゲームバランスなんて吹っ飛んでていいんです、不利な側をインスト者が受け持てばゲームとして成り立ちます。テーマなんてなんでもいいんです、まずそれがシミュレーションゲームであることが重要です。ルールブックなんてシミュレーションゲームがわかってる人が理解しやすければいいんです、どうせ入門者はインストしてもらわなければわかりません。それ以前にインストがなければプレイしてくれません。

 そんなことより、インストしてもらったときにルールがわかりやすいかどうか。そして、プレイそのものが楽しいかどうかが決定的要素だと思われます。

 とはいえ、「とりあえずやればわかるよ」で、シミュレーションゲームに付き合ってくれる人がどれだけいるかは謎ですが。それでも、ルールブックを熟読しなければプレイできない、では、結局誰もやってくれない事だけは間違いなさそうです。

 余談:そういう条件を満たしてそうなゲームを思いつくまま

 空戦:Comet!(盆栽ゲームズ)これはインストがやりやすいと思います。チットを引けば移動力が自動的に決まって、それで移動力を全部「使い切らねばならない」ので、悩む部分はちゃんとあります。インスト者がB-17を受け持って、迎撃側にMe-262かComet!を受け持ってもらえばインストしながらちゃんとゲームになるでしょう。

 海戦戦略級:War at Sea(AH)、入手難なのが惜しまれます。インスト者が英軍を受け持てば、ゲームになると思われます。もっとも、海戦ゲームでこういうのがやりたい訳じゃない、といわれたら困るのですが……

 海戦戦術級:聯合艦隊(HJ/SS)、入手しやすさからこっちかなあ……戦艦の戦いなんかの方がルールはわかりよいかもしれませんけど、入手しづらいという欠点があっては元も子もありません。レーダーのない戦いでなら、日米どっちをインスト者が受け持ってもゲームになると思われます。インスト者が射程の判定などはやるでしょうから、初心者は艦隊運動とサイコロ振りに専念出来るはずです。

 空母戦:日本機動部隊(EP/K2)、インストしやすいか? といわれると、ちょっと疑問符がつくのですが、他にまともにインストしながらプレイ出来る空母戦のゲームは思いつきません。

 陸戦戦術級:Tanks+(K2)、ぱんつぁー・ふぉーも悪くないのですが、カードが隠匿なのがインストの難易度を上げてるように思いますし、たちまち入手難です。ソ連軍側をインスト者が受け持てば、初心者も楽しくソ連軍を撃破できるのではないでしょうか……物量に押しつぶされるるかもしれませんけど。 

 陸戦作戦級:???、正直、これが一番ゲームを挙げるのが難しい気がします。ドイツ戦車軍団(EP/K2)でいいのかもしれませんが、エル・アラメインですら、初心者にインストしながらプレイしてもらうのは難しいような気もするのです。これこそ、テーマに興味が持てなければゲームをやる理由がないのかもしれません。

 

| | コメント (0)

2020年12月 5日 (土)

2020年12月5日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • まじかるベーカリー 今日から財閥
  • W1815

プレイの内容

 この日、ちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、まじかるベーカリー 今日から財閥。

魔法使いが財閥を作ってのし上がっちゃおう、というゲームです。

 ちゃうちゃう氏が取ったキャラクターは、前回私が手にしたキャラクター、対する私のキャラクターは、毎ターンさいころカードが1枚取れるキャラでした。

 さて、のっけから前回のルール間違いが判明、あの3魔法力で2ターン行動出来るキャラ、魔法力は手元から回さないといけないようでした。

が、それでも2ターン連続で出来る能力は強力で、こちらが1ターンに3手番出来るようにしても、収入力で追いつきません。結局ちゃうちゃう氏が20VP先行で取って、こちらの追撃をかわして勝利してました。

 続いてプレイしたのが、W1815。マップに木のコマを並べ、さいころを振り合うワーテルローのゲームです。

Dsc00202

 ちゃうちゃう氏連合軍、私がフランス軍でプレイ開始。

フランス軍はグランドバッテリーを打ち込んで連合軍のモラルを削りにかかります。

対する連合軍は、ひたすらプロイセン軍を呼びまくります。

出目の腐ったフランス軍は、プロイセン軍を4コマ取り除く事に失敗。乾坤一擲のナポレオン指揮による親衛隊の突撃も敗退。

そのまま気が抜けたようにモラルチェックに失敗してフランス軍が敗北しました。

Dsc00203

感想

 まじかるベーカリー 今日から財閥。キャラクターによる非対称性があるので、キャラによって戦略を変える必要があります。そこがゲームのみそなのでしょう。キャラクターの非対称性がなければ、基本、私が店長と変わらないという説はあります。

 W1815、簡単に終わるワーテルローゲームです。日本語化してどこか出さないか、版権の問題で無理なら、同じシステムでどこかの戦場を日本で出さないか、とはちゃうちゃう氏の言葉。

 確かに、こういう簡単なさいころメインのゲームも、軽いゲームが求められる場面ではよいのではないかと思うのです。

 

 

| | コメント (0)

2020年12月 4日 (金)

広島・ゲーム・サービスと私の2020年と、2021年に向けての話

 2020年のアドベントカレンダーに、今年も参加させてもらうことになりました。

 今年も広島・ゲーム・サービスは例年通りの平常運転でした。新規参加者も取り立てていたわけではないですが、重めのボードゲームを主力に色々とやることが出来ました。コロナ禍で5月の例会は中止になりましたが、それ以外の月は開催できたのはありがたく思ってます。とはいえ、このままコロナ禍が広がると、来年は怪しいかもしれませんけど。

 ブログに写真を載せることに、私個人としては、あまり意味を見いだせてなかったのですが、GIF2020年度合宿で、文字だけではなく空中写真を、というLINEでの注文があったことを考えると、写真が有った方がいいのは確かなのでしょう。

 私個人の話を言えば、ゲームマーケット2020大阪が、コロナ禍で中止になったのが最大の出来事でした。結果、ゲムマ初出店も中止となりました。それでも、おかげさまをもちまして、ゲムマに出品する予定だった、春風作戦~我々のボーイは戦争が出来るのかね?~は、小さなウォーゲーム屋さんとa-gameさんで取り扱ってもらえて、それなりに売れたようです。小さなウォーゲーム屋さんでは、売上げ6位を記録させていただきました。購入してくださったみなさまには、この場を借りて御礼を申し上げます。……プレイした、という話は寡聞にして聞かないのですが、それなりに売れたのなら、一度ぐらいはプレイされたのだろうと信じてます。

 ゲームサークルに人を呼ぼうと思えば、まずは他所のゲームサークルに顔出しして、顔を売っておくのが必要、というアドバイスがありました。確かに真理だと思うのですが、私はというと、毎週末自宅で人を呼んでゲームをするという、非常に恵まれた環境にあるので、逆に他所のサークルに顔出しするだけの時間が取れなかったりします。まあ、自宅に人を呼ぶ代わりに、みんなででかければいいという話はあるのですが。

 来年2021年のゲームマーケット2021大阪に出店することが確定してます。とはいえ、この新型コロナウイルスの広がりでは、本当に来年開催されるかどうかが怪しいとは思ってるのですが。開催されれば、新作、発動! クルセイダー作戦と、旧作の、春風作戦を出品する予定です。春風作戦、今年のゲームマーケット売価予定は1000円でしたが、2021では1500円にするつもりです。せっかくゲームマーケットに来てくれた人に1500円では悪い気もするのですが、春風作戦を通販で買ってくれた方には、逆に1000円売りだと悪いような気もするので。発動! クルセイダー作戦は最初から1500円売りです。通販では2000円+税ぐらいを想定してます。値上げ理由の最大のものはコマ数が増え、コストも増えたことなのですが、受け入れられるかどうかは、出たとこ勝負です。

 まだ2020年も終わってないのですが、2021年には、自宅例会だけではなく、できる限りは他所の例会にも顔を出そうと思ってます。シミュレーションゲームの布教とはいかないでしょうが、少なくとも相互交流は出来るでしょうから。小さな事からコツコツとやらなければ、多分、大きな事は無理でしょう。

| | コメント (0)

2020年12月 1日 (火)

2020年11月29日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • まじかるパティスリー
  • まじかるベーカリー 今日から財閥
  • ワルシャワ1920(盆栽ゲームズ)

プレイの内容

 この日は、mon氏、izumoto氏を招いてGIF合宿の報告会。

 その後、mon氏が13時過ぎぐらいまでしかいられない、ということで、まずプレイしたのが、まじかるパティスリー。

 このゲームは、自分が何を作るかわからない、さらに、マエストロというNPCが何を作ってるかわからない。そして、マエストロが作ってるお菓子を作ってしまうと減点で、自分の割り当てのお菓子を作れば加点、他人が作るものを作ると少し加点、というシステムになってます。

 お菓子の中には、つくらなくてもいいものもあるので、他人の割り当てのお菓子からだけでは、マエストロのお菓子を推理することは出来ません。が、このゲーム、5ラウンドの後に得点計算するので、他人の出したお菓子作りカードが、自分の割り当てのお菓子を当てるのに役立ちます。これで自分が何を作るのかを推理し、さらにマエストロが何を作ってるかを推理するわけです。さらに、各ターンごとにもらえる魔法カードが推理の役に立ったり、他人の妨害に役だったりします。

 3人でプレイして、2ターン後にはizumoto氏が必要ポイントを稼いで勝利してました。

 余った時間でまじかるベーカリー 今日から財閥をプレイ。このゲームは、特殊能力を持っているキャラクターが、財閥……というか、国の名士を目指して、いろんな事業に手を出し、歴史的建造物を作る、というもの。歴史的建造物を作るには、たくさんの資本が必要です。その資本を集めてくれるのが普通の事業。その事業カードを買うにも資本が必要ですし、ダイス運が悪ければ、作りたい建物を作ることもできません。それを補ってくれるのが魔法カード。書いてある数字の出目と同じ目のダイス目のダイスとして使えるという優れものです。

 これは、特殊能力「3ターンに1度2回行動できる」をフルに使った私のキャラが次々と事業を広げます。最後mon氏もizumoto氏も歴史的建造物を建てますが、私も最後に歴史的建造物を2つ建てて勝利できました。

 ここでmon氏が退出、残ったizumoto氏と、私とで、ワルシャワ1920をプレイ。このゲームは、ワルシャワ目指して進軍する赤軍と、それを阻止し、出来れば反撃しようとするポーランド軍との、1920年の戦いを扱ってます。

 Dsc00200

 izumoto氏ポーランド軍、私が赤軍でプレイ開始。事前情報では、西方面軍が進めて、南西方面軍が停滞すると言われてましたが、なぜか出目の走った南西方面軍の方が快調なスタートを切ります、対する西方面軍正面は、ポーランド軍が抵抗線を引いてるため、前進が遅れます。

 ポーランド軍の方は、できるだけ前で守り、反撃を加えてきますが、スタック制限が緩い赤軍側の兵力集中によって徐々にユニットを失い、後退を余儀なくされます。

 第5ターンにはポーランド軍は破断界を迎え、大規模な撤退を行います。追撃する赤軍。しかし、第6ターンには、撤退で浮いた兵力を集中して西方面軍方面は薄く一線防御に切り替え、大規模な進撃を行った南西方面軍方面で攻勢に転じます。こんなこともあろうかと南西方面軍、西方面軍とも再補給は行っていたのですが、南西方面軍はポーランド軍渾身の反撃で第7ターンには逆に崩壊します。

 が、そのせいで、ポーランド軍はワルシャワへの防備にすきまが生じてました。その隙間からするするっと騎兵部隊が浸透、ワルシャワに突入。これで赤軍がサドンデスで勝利しました。

Dsc00201

 

感想。

 まじかるパティスリーは、推理ゲームです。そして私は推理ゲームが極端に苦手なのです。今回も完敗でした。構築型のまじかるベーカリー 今日から財閥は何をすればいいか簡単にわかったのに……

 ワルシャワ1920、ユニットの性能的には、赤軍もポーランド軍も大差ありません。差があるのはスタック制限。で、スタック制限のゆるい赤軍の方が兵力集中が出来、攻勢が可能なのですが、攻勢のモーメントが切れると、質で同等以上の能力を持つポーランド軍が反撃に出てきます。

 いずれにせよ、再補給無しでは、赤軍は8ターンを戦い抜けないでしょう。どのタイミングで、いくら再補給するかがゲームの鍵を握ると思われます

 

 

| | コメント (0)

« 2020年11月 | トップページ | 2021年1月 »