2021年4月25日ウィリー家例会報告
プレイされたゲーム
- 激闘! ア・バオア・クー(もりつちブランド)
プレイの内容
この日、izumoto氏とちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、もりつちブランドの、激闘! ア・バオア・クー。タイトル通り、ア・バオア・クー攻防戦を描いたゲームです。
特徴は、1ユニット単位で行う戦闘。戦力を集中して一ユニットを攻撃することが出来ないため、エースパイロットは無双出来るようになってます。もちろん、連邦の白い悪魔は最強扱いです。もっとも、初期配置ではいないので、ジオンのエースゲルググが、当初は最強ユニットになってます。
izumoto氏ジオン軍、ちゃうちゃう氏がSフィールド側連邦軍、当方Nフィールド側連邦軍でプレイ開始。
連邦軍は戦力を完全に等分してSフィールドとNフィールドからア・バオア・クーを狙います。対するジオン軍は、主力をSフィールドに配置、Nフィールドにはザクと支援用のムサイだけを置くという、極端な集中でサドンデス勝利を狙います。
が、チット回りがジオンに不利に働き、Nフィールドの延翼行動によってジオン軍は窮地に立たされます。ジオン軍はこれを見てSフィールドより全力退却、Nフィールドの脅威に対抗すべく部隊を投入します。
これでこんどはSフィールド側の連邦軍が前進開始、連邦軍としてはア・バオア・クーの挟撃体制が整います。が、ジオン軍はあくまで戦艦を狙ってのサドンデス狙いでNフィールドのマゼラン級戦艦を追い回します。連邦Nフィールド部隊は全力で退却、出来ればジオン軍をつり出したい考えです。
補充で戦艦が次々とよみがえる連邦の物量にぼやくジオン軍。それでもビグザム(増援に入っている)を引き当てSフィールドに投入して戦艦撃滅を狙って攻撃してきます。が、一発メガ粒子砲を撃ったところでオーバーヒート(出目によって勝手にモビルスーツは混乱するのです)大丈夫かジオンの物作り。
第5ターン、待望の白い悪魔が連邦に登場、Nフィールドから突入して、ソロモンの悪魔、アナベル・ガトーが待ち構える所へ突っ込んでいきます。が、ガトーもさるもの、白い悪魔相手に戦死を免れます。……まあ、ガンダムを倒せというのは無理な相談ということで。
しかし、第6ターン、ホワイトベースの一斉砲撃がア・バオア・クー要塞を捕らえます。これを砲撃で撃破し、意気上がる連邦軍。さらにマゼラン級の砲撃で、艦艇によるスクリーンを撃破したSフィールド側から、ジム部隊が突入。12(最大ヒット数が出る目)を出してこれを撃破。要塞2カ所を破壊されたことで、ア・バオア・クー陥落扱いで、連邦軍が勝利しました。
感想
少なくとも、フォートレスの「どこらへんがガンダム世界の戦いだよ」感はまったくありませんでした。艦艇の対空射撃はモビルスーツにほぼ効果が無いとか、エースパイロットの優秀性などは見事に表現されてると思います。作戦級ガンダムゲームとしては素晴らしい出来ではないでしょうか。
とはいえ、ア・バオア・クー戦にビグザムやエルメスなどが出てくるのを気にするひとはあるでしょうが、そこはそれ、気に入らなければ増援プールから抜けばいいのです。デザイナー的には、ビグザムやエルメスが出てくるのが良いのだと思って、オプションユニットではなく、正規の増援プールに入れてるのでしょうから、デザイナーの意図とは変わってくるでしょうけど。
最後に一言、アムロ……おまえ何しに来たんだよ。ドムを仕留め損ねたあげくガトーと遊んでただけじゃん……
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