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2021年4月26日 (月)

2021年4月25日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • 激闘! ア・バオア・クー(もりつちブランド)

プレイの内容

 この日、izumoto氏とちゃうちゃう氏を招いてプレイしたのは、もりつちブランドの、激闘! ア・バオア・クー。タイトル通り、ア・バオア・クー攻防戦を描いたゲームです。

 特徴は、1ユニット単位で行う戦闘。戦力を集中して一ユニットを攻撃することが出来ないため、エースパイロットは無双出来るようになってます。もちろん、連邦の白い悪魔は最強扱いです。もっとも、初期配置ではいないので、ジオンのエースゲルググが、当初は最強ユニットになってます。

 izumoto氏ジオン軍、ちゃうちゃう氏がSフィールド側連邦軍、当方Nフィールド側連邦軍でプレイ開始。

連邦軍は戦力を完全に等分してSフィールドとNフィールドからア・バオア・クーを狙います。対するジオン軍は、主力をSフィールドに配置、Nフィールドにはザクと支援用のムサイだけを置くという、極端な集中でサドンデス勝利を狙います。

 が、チット回りがジオンに不利に働き、Nフィールドの延翼行動によってジオン軍は窮地に立たされます。ジオン軍はこれを見てSフィールドより全力退却、Nフィールドの脅威に対抗すべく部隊を投入します。

 これでこんどはSフィールド側の連邦軍が前進開始、連邦軍としてはア・バオア・クーの挟撃体制が整います。が、ジオン軍はあくまで戦艦を狙ってのサドンデス狙いでNフィールドのマゼラン級戦艦を追い回します。連邦Nフィールド部隊は全力で退却、出来ればジオン軍をつり出したい考えです。

 補充で戦艦が次々とよみがえる連邦の物量にぼやくジオン軍。それでもビグザム(増援に入っている)を引き当てSフィールドに投入して戦艦撃滅を狙って攻撃してきます。が、一発メガ粒子砲を撃ったところでオーバーヒート(出目によって勝手にモビルスーツは混乱するのです)大丈夫かジオンの物作り。

 第5ターン、待望の白い悪魔が連邦に登場、Nフィールドから突入して、ソロモンの悪魔、アナベル・ガトーが待ち構える所へ突っ込んでいきます。が、ガトーもさるもの、白い悪魔相手に戦死を免れます。……まあ、ガンダムを倒せというのは無理な相談ということで。

 しかし、第6ターン、ホワイトベースの一斉砲撃がア・バオア・クー要塞を捕らえます。これを砲撃で撃破し、意気上がる連邦軍。さらにマゼラン級の砲撃で、艦艇によるスクリーンを撃破したSフィールド側から、ジム部隊が突入。12(最大ヒット数が出る目)を出してこれを撃破。要塞2カ所を破壊されたことで、ア・バオア・クー陥落扱いで、連邦軍が勝利しました。

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感想

 少なくとも、フォートレスの「どこらへんがガンダム世界の戦いだよ」感はまったくありませんでした。艦艇の対空射撃はモビルスーツにほぼ効果が無いとか、エースパイロットの優秀性などは見事に表現されてると思います。作戦級ガンダムゲームとしては素晴らしい出来ではないでしょうか。

 とはいえ、ア・バオア・クー戦にビグザムやエルメスなどが出てくるのを気にするひとはあるでしょうが、そこはそれ、気に入らなければ増援プールから抜けばいいのです。デザイナー的には、ビグザムやエルメスが出てくるのが良いのだと思って、オプションユニットではなく、正規の増援プールに入れてるのでしょうから、デザイナーの意図とは変わってくるでしょうけど。

 最後に一言、アムロ……おまえ何しに来たんだよ。ドムを仕留め損ねたあげくガトーと遊んでただけじゃん……

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2021年4月22日 (木)

2021年4月18日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • エア スペリオリティ(GDW/HJ)
  • 1867
  • 1897
  • 街コロ

プレイの内容

 4月例会、シミュレーションゲーム組がプレイしたのは、エア スペリオリティ。2回プレイされて、2回とも撃墜機は出なかったそうです。勝利条件上は性能の高い機体を使った菊蔵氏がポイント的には負けてたそうですが、対戦したizumoto氏に言わせると、被弾してるから実質負けだとか。

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 マルチ組がプレイまずプレイしたのは、1967。カナダを扱った18XXの一作です。カナダを扱った18XX系列だと、1856がありますが、それとは違った切り取り方をした18XX系です。

 特徴は、子会社、小規模会社、大規模会社の3種類の会社があること。借金が90まで出来ること。そして、何より、このゲーム、「自腹で列車を買う」という選択肢がない! 列車を持てなくなった会社は、借金で列車が買えなければ強制的に国鉄化するのです。この国鉄、株式を買うこともできず、線路を引いて駅を作り、列車を買っていくだけの存在です。有り体に言って、線路引き以外は邪魔以外のなにものでもありません。

 ゲームは10時過ぎに始まって、13時に、プレイヤー交代で終了しました。途中やりなので、勝敗よりプレイして楽しかったかどうかだけが問題ということで。

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 プレイヤーを交代して、マルチ組は1897をプレイ。特徴は、広島県が舞台であること。借金が100ずつなら利払いできる限りいくらでも出来ること。

 このゲームは銀行破産までプレイされました。序盤から芸南と官設を得たプレイヤーがリードしてましたが、中盤の荒稼ぎと、終盤のキャピタルゲインで、官設初期設立のアマノ氏が勝利しました。芸南側はムーブメントをおこしたまでは良かったのですが、キャピタルゲインの軽視が響いたようです。

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 マルチ組がほぼ解散したところで、残った3人で街コロをプレイ。3出せと祈りカフェを買いまくった2人は天罰が当たったのか他人が全然3を出さず、地道に森林と鉱山を買って収益を増やしていったO石氏が勝利しました。

感想

 エア スペリオリティ、一騎打ちの空戦が2ヶ月連続で行われました。それでも午前午後と2回しか戦えないのは、やっぱり難易度の高さでしょうか。

 1867と1897、18XX系が2戦と重めのゲームがプレイ出来るのが、広島・ゲーム・サービスの特徴でしょうか。それでも5時には一時解散になってるあたり、手は早めなのかもと思って見たり。

 

 

 

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2021年4月10日 (土)

2021年4月10日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • Soviet Union's Finest Hour(自作)

プレイの内容

 この日、izumoto氏を招いてプレイしたのは、Soviet Union's Finest Hourのテスト。

 izumoto氏ソ連軍、当方ドイツ軍でプレイ開始。

 izumoto氏は、ユニットを1枚も表にせず、チットを引き切ることに専念。それでもジューコフチットがあるので、まったく表に返せないということはありません。ドイツ軍は第3ターン以降、ソ連軍の潤沢なチットに攻撃を阻止されて一歩も進めなくなり、1943年を迎える前に、「これ、どう見てもドイツ軍に勝ち目ないね」ということでテストを打ち切りました。

感想

 こちらがソ連軍をやったときには、ポイントでユニットを返すことをやってたので、むしろソ連軍はポイントが不足気味でしたが、izumoto氏はユニットを表にせずチットを引き切ればジューコフで毎ターン表に返せる、というのを実践しました。

 テストプレイなので勝敗はともかく、ソ連軍が最善手を指すとバランスがソ連軍絶対有利というのは問題です。ついでに、電撃戦がゴミチットと化してたのも問題でした。電撃戦を無効化できるチットの種類が多すぎたようです。効果も、相手を除去すればいい、で、突撃ばかりが多用されました。(ドイツ軍はろくに引けませんでしたが)

 そこら辺を踏まえて、調整を入れてみました。ソ連軍に不利になる修正が主ではあるのですが、電撃戦の効果向上は、多分後半のソ連軍には助けになるでしょう。まあ、やってみないとどうなるかは分からないのですが。

 今回写真はなしです。すいません。

 

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2021年4月 5日 (月)

2021年4月4日ウィリー家例会報告

プレイされたゲーム

  • Soviet Union's Finest Hour(自作)

プレイの内容

 この日、mon氏を招いてプレイしたのは、コマンドマガジンに投稿している、Soviet Union's Finest Hourのテスト。ソ連軍の方がプレイに慣れがいると思ってるので、mon氏ドイツ軍、当方ソ連軍でプレイ開始。

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 ドイツ軍は、史実通りに快進撃をみせます。が、ドイツ機械化部隊の主力が北方に回った結果、ドネツ盆地への攻撃はストップします。それでもキエフは陥落。ひとまず、1941年のノルマは達成します。

 さて、迎えた1942年冬。モスクワを包囲したドイツ軍はドーラを投入してモスクワの要塞を破壊! 補給切れでモスクワ守備隊が壊滅します。まだモスクワはユニットがいなくなっただけで、占領はされてないので、1942年春にソ連軍は奪回作戦を発動します。が、ここでマンシュタインのさえた指揮が。

 というのも、マンシュタインチットを使うと、ソ連軍の移動、戦闘、機械化移動フェイズのいずれかの終了時に、ドイツ軍ユニットを1ユニットだけ動かすことが出来るのです。モスクワへの反撃があると見た独軍は、これを使って、モスクワを占領。ソ連軍の反撃は一歩遅れます。

 その後はモスクワ周辺での殴り合い。その隙を突いてドイツ軍はレニングラードも占領します。が、ドイツ軍とソ連軍では補給ポイントに倍以上の差があります。補給に物を言わせたソ連軍の反撃にドイツ軍は徐々に押されていきます。

 そして迎えた破断界。1944年秋にプロエスティ油田がソ連軍によって占領され、モスクワ周辺で頑張っていたドイツ軍が包囲され、補給切れ降服すると、ソ連軍はベルリン目指して突進します。ソ連軍の敵は今やじかんとなりました。

 そして、最終ターン、1945年春。ベルリン前面にたどり着いたのは1ユニットのみ。このユニットがベルリンを踏めばソ連軍の勝利、踏めなければドイツ軍の勝利。気合いの入ったダイスふりでベルリン守備隊が崩壊。ゲームはソ連軍の勝利に終わりました。

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感想

 プレイして頂いた、mon氏の評価では、良い出来という言葉をもらいました。コマンドマガジン側でのテストプレイ結果から、チットに応じてカードを使う、というシステムを捨て、チット一本に絞った結果が出てる物と思われます。

 現行ルールでは、機械化部隊は複数ヘクス戦闘後前進出来るのでしたが、プレイ中作った当人がすっかり忘れてたので、ルールから削除しようと思ってます。

 ともあれ、まずテストプレイを重ねることでしょうね。

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