2021年10月24日広島・ゲーム・サービス臨時例会報告
プレイされたゲーム
- 1849: Kingdom of the Two Sicilies (2022)
- (グリプス戦役のゲーム)(izumoto氏自作)
プレイの内容。
この日、マルチ組がプレイしたのは、1949、両シチリア王国が舞台の18XXということですが、扱われる範囲は、イタリア南部。
amano氏とコタ氏と菊蔵氏の3人でプレイされました。
ゲームは、コタ氏が圧勝したそうです。
続いて、シチリア島部隊の1849がプレイされ、今度は菊蔵氏が優勢で時間切れになりました。
さて、シミュレーションゲーム組がプレイしたのは、izumoto氏自作のグリプス戦役のゲーム。
今回は、きっちり3人でのテストプレイです。
第一回戦は、デザイナーのizumoto氏がティターンズ、初プレイのmon氏が、最初生産だけしてればいいネオジオン、私がエゥーゴでプレイ開始。
ティターンズは定石通りダカールを確保して地上の支配を目指します。対するエゥーゴは月を固めてから、カラバを結成、香港でカラバが挙兵してから、ダカールを目指します。
ネオジオンはひたすら軍拡、新機種を次々と開発して、軍事力では他の2勢力を寄せ付けない強さを見せます。
ティターンズは、ダカールを押さえた後、地道な軍拡を続けていきます。が、ここで満を持してネオジオンの拠点アクシズが地球圏へ到達。
何故かティターンズをネオジオンは目の敵にして攻め込みます。
その後圧倒的軍事力で、月に侵攻するネオジオン。エゥーゴはその軍事力に恐れを成して地上へと逃げます。
圧倒的戦力でネオジオン勝利かと思われたそのとき、史実通りのグレミーの反乱が発生。グレミー・トトがアクシズを占領してしまいます。これでネオジオンは戦力の多くと、プル2を含む優秀なキャラを失ってしまいます。
展開はぐだって来ましたが、結局キャラが誰も死んでないエゥーゴが地上を支配して勝つだろう、でゲームを一端打ち切りました。
ここで出た点を踏まえて、第2回戦開始。
こんどはランダムに陣営を決めて、izumoto氏が前回と同じティターンズ、mon氏がエゥーゴ、私がネオジオンになりました。
ネオジオンはおとなしく軍拡を続ける予定だったのに、いきなりティターンズの陰謀で地球圏に引きずり込まれます。アクシズが地球圏に到達するというイベントは、誰でもカードさえ持ってれば実行可能なのです。
窮地のネオジオンですが、まずは軍拡に走ります。なにしろジオン軍なので、地球連邦軍は、中立基地含めて全部敵なのです。領地を広げるにせよ、軍備が必要です。
ティターンズは定石通りダカールを確保。その後地道に軍拡を行います。エゥーゴはこれまた定石通り月を固めます。
ゲームが本格的に動いたのは、ネオジオンがグレミーを粛清してから。グレミーを粛清してしまえば、ネオジオンはグレミーの反乱を気にせず戦闘が出来るのです。
アクシズ落としの条件が整ったネオジオンは、全力でハマーン様を殺しに掛かります。ハマーン様が生きてると、アクシズ落としが出来ないのです。
が、ここでスパイの暗躍が。ネオジオンの切り札アクシズ落としの前提、シャーのネオジオン総帥就任カードをうばわれて仕舞います。
ハマーン様を失ったネオジオンはこれで窮地に陥ります。
起死回生を狙って、クワトロ大尉の除去に走るネオジオン。これは互角の消耗戦となります。
ここで、忘れ去られていたティターンズがコロニーレーザーグリプス2を完成させます。
これでアクシズとフォン・ブラウンシティを焼き払って仕舞えばティターンズが勝利です。
が、ここで時間切れ、ゲームを打ち切りました。
感想
1849、まだイタリア南部ゲームはテストプレイ段階なのだそうです。どういうリポートをamano氏がデザイナー氏に送るのかは分かりませんが、つまらないものではなかったようです。
グリプス戦役のizumoto氏作のゲーム、勝利条件がどの陣営も楽には達成できない物ばかりです。それは当然なのですが、結果としてゲームがぐだってしまう欠点はあるようです。1回戦は実際ぐだって士気崩壊になってしまいました。
ターン制限がないので、勝ちそうな陣営を2陣営で殴るを繰り返していれば、当然そうなる訳です。勝つには、ステルスで勝利に近づき、電撃的に勝利するしかないのでしょう。
もっとも、電撃的勝利なんて狙ってるのを気づかれたら最後なのですが……
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