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2022年4月19日 (火)

2022年4月17日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • 信長最大の危機(シミュレーションジャーナル)
  • Planetarium(だったっけ? タイトル忘れた)
  • Corrosion
  • Captain of Industry

プレイの内容

 この日は、大阪から1882さんが参加してくださいました。

 というわけで、まず人数待ちでプレイしたのは、Planetarium(タイトルは自信がない)

 ゲームは、惑星創世記のとある星系。プレイヤーは神すらいないこの世界の超越的存在として、惑星を自分好みに仕立てていくことを目指します。

 自分好みに、とはいえ、好き勝手していいわけではなく、配られた勝利条件カードの条件を満たしてVPを得ることを目指します。勝利条件カードは3種類あって、簡単なの、難しいの、ゲーム終了時にのみ適用されるもの、の3種類があります。

 簡単なのはVP少なめな代わりに、比較的容易に実現出来ます。難しいのは、VP高めですが、達成には工夫が必要です。ゲーム終了時に適用されるカードは、その惑星を使って勝利条件カードを何か達成してVPを得てる必要がありますが、一発逆転のVPを得られるチャンスがあります。

Dsc00466 

 写真はゲーム開始直後の様子。ここから、惑星の材料になる資源がだんだんと惑星に吸収されて行きます。最終的にはほとんどの資源が惑星に吸収されることになります。

 惑星の成長に使われた資源は同時にターントラックとなっていて、資源が一定数消費されるとゲーム終了フラグが立ち、そのラウンドが終了した時点でゲームが終わります。

 ゲームはほぼ1時間で終了しました。

 続いて、1882さんが持ってこられたゲームの中から、Corrosionをプレイ。

 このゲーム、ステンレススチールが発明される前の時代の工場主になって、自分の工場を稼働させて「さびない機械」を生産、VPを稼いでいって、ゲーム終了時にVPを一番たくさん稼いでる人が勝ち、というものです。

 産業革命当時の工場なので、動力源は蒸気機関。水蒸気を復水させることで工場に動力を与えることが出来ます。そして、工場主として従業員を雇い、錆びて使えなくなる一時生産機械を駆使して、クロームメッキされた錆びない高級機械を生産、その高級機械でVPを稼いで行こうという訳です。

 あと、このゲームの重要なファクターとして、勝利得点カードがあります。これは、ボーナス勝利得点をプレイヤーに与えてくれる優れもの。手に入れるには割と厳しめの条件がありますが、その条件をクリアしてでも手に入れる価値のあるものが色々とあります。

 結構重いゲームということで、気合いを入れてプレイ開始。

 残念なことに、写真を撮り忘れましたが、ゲームは楽しくプレイされました。

 

 最後に、1882さんが持ってこられたゲームから、珍しい物ということで、Captain of Industryをプレイ。

 このゲームは、独占禁止法以前の工業化時代に、工場を経営する経営者として、世間的名声を得ることを目指します。もちろん工場経営者なので、お金は大事ですが、それは手段であって目的ではありません。

 目的は、自社製品をたくさん世間の人に使ってもらうこと。他のプレイヤーや一般消費者に自社製品を買ってもらうことで、VPが得られます。

 他のプレイヤーが自社製品を使ってくれるのか? その秘密は工場拡張のルールにあります。高級な工場を建てるにも、工場を拡張するにも資材が必要で、その資材は誰かが工場で生産してくれなければ手に入らないのです。

 もちろん、ただ配りする必要はない(やりたきゃやってもいいけど)ので、売れればお金も儲かるようになってます。

 一般消費者が買ってくれれば、やっぱりお金も儲かるし、VPも手に入ります。自社製品を使えばお金が掛からない代わりに、VPも得られません。

 ここで、当たり前と言えば当たり前だけどひねたルールが一つ。常に価格の値段の安い商品から順に使わなければならないのです。たとえ自社製品がすでに生産されてても、他社がもっと安い価格で市場に出していれば、その商品を使わざるを得ず、お金を他社に支払い、VPを献上することになります。

 一般消費者の購買能力には限界があって、その限界を超えた商品は自動的に終了フェイズ開始時に捨てられます。

 じゃあ、その終了フェイズがいつ始まるか、というと、これまたひねたルールが。つまり、10枚ある終了判定カードの内、6枚ある終了カードが全部引かれたら終了なのです。この終了カードはラウンド終了時に毎回1枚以上ひかれることになるのです。

 え? じゃあ10ラウンドやったらかならず終了だろうって。そういかないのがひねたルールのひねたルールたる所以。終了しない続行カード4枚は、終了判定後にまた引き直しの山札に戻されてリシャッフルされるのです。だんだん終了カードが減っていくことになります。

 逆に、終わらせやすくなる要素もあります。市場の規模を変える為に、プレイヤーはビルを建てることができるのです。ビルが立ったラウンドごとに、引かれるカードの枚数が増えて行くので、これで最大80%の確率で終了フェイズに移行することになります。100%にはならないのがみそで、終わると思って勝負を打ったら続いてしまうこともあったりします。

 終了フェイズを1回やるごとに時代が進み、3回時代が進んだらゲーム終了で、ゲーム終了時のVP計算をして勝者を決定します。

Dsc00467 

写真はゲーム開始時のマップです。

 ゲームは最初に高度工場を建てたプレイヤーが先行者利益を最大限生かして勝利しました。

 シミュレーションゲーム組は、信長最大の危機をプレイ。5時間ぐらいで決着がついたそうです。

感想

 18XXが、軽めのゲームとしてプレイされる広島・ゲーム・サービスなのですが、Corrosionは結構重めのゲームと思われた気がします。出来ることが多い分、何をしていいか分からないとはamanoさんの感想。まあ、18XXよりは選択肢が多かった気がします。

 他は割と軽いゲームだったように思います。プレイ時間1時間とか、2時間以内でしたし。もっとも、Captain of Industryは出来ることがちょっと大目で戸惑いもありました。

 最後に、参加していただいた1882さんにお礼申し上げます。お土産もありがたく頂きました。

 

 

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コメント

前日の別の会と当日と2日間にわたりお付き合いくださりありがとうございました。珍しいゲームを紹介できればと思いましたが楽しんでいただけたら幸いです。私も熱中しすぎてこの日の分はCorrosion写真なしでした。また”環境”と宿泊費が落ち着いたら伺えることと思います。それまでみなさんお元気で。

投稿: あゆかわ | 2022年4月23日 (土) 18時27分

こちらこそ、広島に来ていただいてありがとうございました。

いろいろなゲームをプレイさせていただき、ありがとうございます。
環境が落ち着かないと宿泊費も落ち着かないというのは辛い所ですが、また機会がありましたら、よろしくお願いします。

投稿: ウィリー | 2022年4月23日 (土) 20時48分

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