2022年16日~18日山口合宿報告
プレイしたゲーム
- 14人制ディプロマシー(AH:同人ルールあり)
- 人狼
- ベストアクション
- (円卓の騎士を題材にしたゲーム)
- フンタ
- この子誰の子
- はぁって言うゲーム
- (地下鉄を作って乗客を運ぶゲーム)
- 主計将校 日本語版(HJ)
- Smoker's Wild(AH)
他に、以下のゲームがプレイされてました。
- North Africa(The Gamers)
- izumoto氏作のガンダムゲーム(同人)
- ワイナリーの四季
他にもいくつかゲームがプレイされてましたが、把握出来てません。すいません。
プレイの内容
合宿のメインテーマゲームは、14人制ディプロマシー。ディプロマシーを14人でプレイしようという大胆な企画です。14人制なので、プレイヤーは1国を2人で受け持ちます。片方が国家元首として、部隊に命令を下し、もう片方が外交官として、各国の国家元首と話をします。ポイントは、外交官同士の外交が禁止されてること。それを認めちゃうと、外交官が勝手に話を纏めて国家元首に報告するだけの外交官ゲームになるということだそうです。なお、元首の方は、国書フェイズに、国書を他国の国家元首に外交官を使って渡すことができるようになってます。文書なのがポイントで、細かい部隊移動の依頼などは、こちらの方が向いてます。ただ、外交フェイズの前に国書フェイズがあるので、ここで撃ち合わせても外交フェイズで方針が変わるかもしれません。
さて、私が引き当てたのはドイツ、izumoto氏が引き当てたのはイタリア。お互い初めてディプロマシーをやるプレイヤーと組みましたが、私は国家元首を、izumoto氏は外交官をすることになりました。
というわけで、ゲーム開始。ドイツの外交方針は、オーストリア、イタリア(一応チロルにでれるので)ロシアと中立条約をむすび、英仏どちらかと結んでもう片方を叩くというもの、それをどちらの国にするかは状況次第ですが、一応ベルギーを欲しがったらフランスと開戦、そうでなければ対英戦の心づもりでプレイを開始します。
最初はおとなしくゲームが始まる……とおもいきや、いきなり黒海にロシア艦隊が出てきてトルコとロシアが露土戦争を始めます。英国海峡もイギリスが進出するとフランスに通告したことで英仏が敵対的関係になります。
オーストリアは順当にセルビアを制圧、イタリアはなぜかイオニア海ではなくチレニア海へ艦隊を進めます。フランスはブルゴーニュとスペインに進出。海軍は英国海峡でイギリスと激突。イギリスは北海を押さえてノルウェー進出の足がかりは作っておきます。
第2ラウンドから、もう露土戦争はホットウォーに変貌、英国海峡も英仏がバチバチと火花を散らします。ドイツは順当にデンマークとオランダを制圧。フランスはまずポルトガルを押さえます。スペインは後でも取れるという判断。オーストリアはセルビアだけ押さえて時期を待ちます。イタリアは順当にチュニスに陸軍を送ります。
第3ラウンド、ドイツはフランスがベルギーに食指を伸ばしてきたので先制でベルギーに進出します。。
イタリアはなぜか陸軍をナポリに作って様子見の構え。オーストリアはトルコにルーマニアに出てもらいたい考えな一方、トルコはギリシャをも第1ターンに押さえたことで露土戦争でまずロシアを黒海から追い出すことに専念します。フランスは仏独戦勃発で英独双方との戦時体制へ移行。
第4ラウンドではドイツは対仏戦シフトでユニット回し。イタリアはアルバニアに出ようとしてオーストリアに阻止されます。露土戦争はスタンドオフの連続。フランスはスペイン制圧で国力を増します。が、ベルギー進出の意図を持ってたことでドイツと開戦することになります。イギリスも英国海峡に進出、フランスは2個目の海軍を設立する一方ドイツは陸軍を増やして対仏戦の戦力を強化します。ルーマニアはオーストリアの支援でトルコの手に落ちます。
第5ラウンド、ドイツはユニット回しでパリ攻略の足がかりを作ります。フランスは対英独戦へ完全移行。オーストリアは相変わらず生き残ることに専念。露土戦争はさらにスタンドオフの連続。イタリアは西方に出ようと考えますがフランスに阻止されます。
第6ラウンド、フランスは北大西洋から英国上陸を目指しますが、イギリスに阻止されます。ドイツはパリ入城を果たします。オーストリアはフランスを引き込んで対イタリア戦にシフト、イタリアは相変わらず何を考えてるのかよく分かりませんが、アルバニアに上陸します。露土戦争は相変わらずスタンドオフの連続。
第7ラウンド、北欧中立化条約に基づき、英露独はノルウェー、デンマーク、スウェーデンから兵を引きます。イギリスはドイツの支援でブレストを確保、フランスはさらに苦境に陥ります。
イタリアとオーストリアは全面戦争に移行。フランスは地中海に亡命政権をつくるのか? というムーブ。
第8ラウンド、このラウンドでは、イギリスはドイツの支援でガスコーニュへ進出。イベリア半島攻略への準備を整えます。フランスはマルセイユ死守の構え。オーストリアはヴェネチア攻略に成功します。露土戦争は相変わらず泥沼の戦い。
さて、このゲーム、時間が来ると終了判定をおこなうようになってます。ここで時間が来たので、最初の終了判定。ゲームマスターが1Dして1の目を出すとゲームが終了します。
出目は1。なんとここでゲームが終了しました。
1位は、7補給都市を確保したドイツ。
2位は、6補給都市を確保したトルコ。
同率3位は、5補給都市を確保した、イギリス、オーストリア=ハンガリー、ロシア。
同率6位は、3補給都市だった、フランスとイタリアでした。
夜の部では、初日人狼をプレイ。恋人ルールで恋人が人狼の勝利を頭はねしたのは笑いを誘いました。
ベストアクションは、自分のアクションが何を意味するか他人に当ててもらうゲーム。なかなかうまく当ててもらえないのがいいのです。
円卓の騎士を題材にしたゲーム、も人狼系。私は一度プレイしたことがあったのですが、一勝一敗の結果に終わりました。
フンタは最後全予算を握り締めた大統領を暗殺することで勝負が付くお約束の展開。クーデターも一回起きました。
二日目の夜も人狼系ゲームをプレイ。探偵が犯罪者を当てるゲームなのですが、一度も犯人を当てることなく終わりました。さすがに人数が多すぎて犯人の特定が難しかったようです。
この子誰の子は、子供を女が男に認知を押しつけていくというバカゲー、結局男陣営は2回やってだれも勝てませんでした。
はぁって言うーゲームは、ベストアクションと同系統のゲーム、神演技しても、当ててもらえなかったりで大変盛り上がりました。
3日目は14人ディプロマシーも終わって普通のゲーム会。
私は地下鉄作りのゲームを4人でやりました。同率一位が狙えたのに3位止まりだったのはちょっと悔しい。
主計将校は、第2次世界大戦をやるボードとカード併用のゲーム。私はまたドイツを担当。枢軸国陣営はモスクワを確保しロシアを脱落させる一方、連合国は日本いじめでVPを稼ぎます。
接戦の末、1VP差で枢軸国が勝利しました。
Smoker's Wildは、「たばこは健康に悪い」という教育ゲーム。たばこを自分は吸わないよう、他人に吸わせて誰かが死んだら一番健康だった人の勝ち、というワイルドなゲーム。
お金なしが過労死するまでたばこを吸いつつ働いてました。
North Africaは、ロンメル登場からエル・アラメインの戦いまでを扱うゲームです。
3日間掛けて、クルセイダー作戦の前まで進んでました。
トブルクがいつの間にか陥落してたのはご愛敬でしょう。
感想
14人ディプロマシーは、参加者全員が楽しめたようでなによりでした。
いきなり露土戦争が勃発、英仏対立も起きたのはドイツにとって棚ぼたでした。後は据え膳で1位が取れた気がします。
色々とプレイしやすくなるようゲームマスター(主催者)の方が工夫してくださったのには頭が下がります。
夜の部は基本バカゲー大会でした。楽しめましたが、眠れませんでした。帰った後帰宅報告も出来ず11時間寝てました。
North Africaはビッグゲームで時間が掛かったようです。マップはだだっ広いのに、戦場はリビア=エジプト国境だけなのはお約束でしょう。
izumoto氏のガンダムゲーム、戦闘が重い、とはプレイヤー全員の感想だったようです。改良すると当人は言ってしたので、9月のGIF合宿ではリニューアル版がお披露目出来ると思います。
最後になりますが、参加者のみなさん、お疲れ様でした。
主催者の方もありがとうございました。
また機会がありましたら、参加したいと思います。……でも、まずは8月のGIF合宿ですね。
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