2022年8月21日ヒロシマ・ゲーム・サービス例会報告
プレイされたゲーム
- 1917
- VCR Dogfight
プレイの内容
この日のメインテーマゲームは1817。コロナの猖獗と用事がある人多数で3人でのプレイ。
このゲームは、小規模の2株会社が、5株会社、10株会社と成長することもあれば、列車を失って消滅することもある波瀾万丈な18XXです。普通の18XXにある、社長が列車を個人資産で購入して会社を存続させねばならない、というルールがないので、列車回しで会社を殺しても、借金がなければ社長は痛くもかゆくもないのです。
株の空売りや、会社の借金の金利が、借金の総額で決まるシステムもあって、ルールはてんこ盛りです。
amanoさんと私が、安定した2社もちで始めたのに対し、研究してたコタさんは借金してもいいからと4社もち。
その4社を2社に合併させて収益性の高い会社を作る手法を用います。さらに、ひたすら全力で配当を出し、それで個人の収入を増やして、新会社を設立して駅を用意してルートを確保していきます。
後から2人もその手法にならいますが、最初からやってたコタさんとの差は詰まらず、8列車が出てあと3ラウンドで終わり、という所で、勝負もついたし先も見えたということで、ゲームを終えました。
コタさんは仕事があるのでここで帰還。残った2人で、VCR Dogfightをプレイ。
簡単な空戦ゲームです。特徴は、姿勢制御ルール。左旋回すると次は右旋回に切り替えられないとか、宙返りは直進しながらでないと出来ず、さらに宙返りした後は直進に戻らねばならないとかのルールがあります。
射撃は、隣接前方ヘクスへ移動終了後に実行されます。運のしを仕掛けてお互い前方から撃つこともできます。が、このゲームの射撃ルールは1Dしてとにかく6を出せば撃墜出来るという物。一撃死があるので、撃たれずに撃つ方が有利なのは言うまでもありません。
高度の概念は一切無し、これもルールを簡単にしています。
移動の順番はチット引きで、引かれた機体が、姿勢制御表に示された移動を行います。チットプルなので、チャンスに移動できるとは限りません。
3戦して、私が2勝1敗でした。
なお、マップは継ぎ足し継ぎ足しして広げていくのですが、4ターン撃つことも撃たれることもなければ、どこにいようと戦場離脱を宣言できる、というルールがあります。
感想
1817、ルールはやたら多いのですが、テンポはかなり早いゲームです。10時半から始めて15時半に片付けましたが、最後までやっても16時には完全に終わっていたでしょう。
お金はやたら稼げるので、個人のお金はショートせず、企業が列車を買うのに苦労するのが問題なのですが、そこは列車回しと企業の計画倒産でしのげるので、企業も高速で稼ぐ必要があるのです。
VCR Dogfightは楽しめました。本当はVCRを使って画像判定でプレイするのだそうですが、VHSのデッキを持ち運ぶのもなんですし、ダイス判定でプレイしました。
プロットがいらないのは、手軽でいいですね。
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