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2023年1月12日 (木)

2023年1月7日~9日GIF山口合宿遠征報告

プレイされたゲーム

 メインテーマ

  • ウクライナ’43 第二版(GMT)
  • バルバロッサ Army Group Center
  • Siege of Jerusalem

夜の部

  • 犯人の半沢さん4コママンガ
  • Just One
  • Cat in the Box
  • izumotoさん作のΖガンダムゲーム
  • 海戦ゲーム
  • その他把握してない物あり

プレイの内容

 1月7日から9日まで、山口県にある、きらら交流館でGIFの合宿が行われ、izumoto氏と私も参加してきました。

 メインテーマのゲームは、シミュレーションゲームが3つ。

 N会長、H口さん、M隈さん、izumotoさん、私が参加したのがウクライナ’43の第二版。

 他に、バルバロッサ Army Group CenterとSiege of Jerusalemがプレイされました。

 バルバロッサ Army Group Centerは、中央軍集団の戦いを開戦からの3ヶ月近くをプレイするというゲームです。全50ターンでサドンデス無し、しかも1ターンに2時間ぐらいは余裕でかかるというビッグゲームです。

 事前に4ターン途中までプレイされてて、その続きがプレイされてました。

 スモレンスク前面まで進撃してる状態から、ドイツ軍が補給路を打通してスモレンスク防衛線への攻勢に取りかかる所で、時間切れで後日続きとなってたようです。ソ連軍はスモレンスク前面に陣地線を構えて抵抗を続けてました。

 Siege of Jerusalemは、ユダヤ人がローマ帝国の支配に反乱を起こし、エルサレムに立てこもった戦いのゲーム。史実ではローマ軍に敗北したユダヤ人はエルサレム所払いを受けます。

 とはいえ、こちらも十分にビッグゲーム、3日の合宿では、第1防衛線をローマ軍が一部突破するところで時間切れになってました。

 さて、ウクライナ’43の方はN会長が北部ドイツ軍、私が南部ドイツ軍、izumotoさんがヴォロネジ及びステップ方面軍、H口さんが南西方面軍、M隈さんが南方面軍でプレイ開始。

 N会長率いる北部ドイツ軍は3ターンぐらいで壊滅。7ターン頃にはドイツ軍に戦線と呼べそうなものは完全に消滅します。

 が、何故かドイツ軍の「サドンデス避け」のためのギリギリの反撃が2ターン連続で成功します。

 しかし、幸運もここまで、第9ターンになって反撃に失敗したドイツ軍は力尽きてソ連軍がサドンデス勝利しました。

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 これで終わるのも悲しいので、2日目から陣営をいれかえて第2戦。

 izumotoさんが北部ドイツ軍、M隈さんが南部ドイツ軍、N会長がヴォロネジ方面軍及びステップ方面軍、H口さんだけ陣営を変えずに南西方面軍、私が南方面軍でプレイ開始。

 北部ドイツ軍はCenter鉄道線沿いの防衛を捨て、ハリコフ防衛に全力を注ぎます。ヴォロネジ方面軍は史実通り、ポルタワとハリコフの間の突破を図ります。が、その分ハリコフ攻略が遅れてVP的にソ連軍にサドンデス負けの危機が迫ります。

 南西方面軍はイジュム屈曲部から攻勢開始、そこへ第5SS機械化歩兵師団ヴィーキングを主力とする部隊が襲いかかってドネツ川の向こうへ追い返します。 

 南方面軍は増援を集めて圧力を加えますが、第6軍から全然部隊が転出されず、泥沼のたたき合いで前に進めません。

 それでもソ連軍はハリコフを包囲、補給切れに追い込みます。が、装甲師団を含む7ステップが立てこもるハリコフが早期に落ちるとは思えません。落ちなければ次ターンでソ連軍サドンデス負け、という所で、包囲されたドイツ軍の士気が大幅に低下、補給判定のダイスロールで装甲師団を含む2個師団がステップロスします。

 これで戦力が低下したハリコフは2個戦車軍を含む攻撃を受けて翌ターンに陥落、ドイツ軍は一気に戦線を下げます。

 南方面軍の攻勢も、北にドイツ軍をつり上げてからの南での攻撃が成功、南部ドイツ軍もスターリノ前面まで後退します。

 さて、ドイツ軍は将来に備えてパンター陣地の構築を開始、さらにドニエプル川沿いにも陣地線を構築して最終防衛線の準備に取りかかります。ヴォロネジ方面軍はドニエプロペトロフスク目指して南下します。

 南方面軍は第3親衛戦車軍の増援を得て、南にスイングしたドイツ軍に対し、こんどは北で攻撃、戦線に穴を空けます。

 これを見た南部ドイツ軍はスターリノも放棄、パンターラインに到達するまで辞めない退却戦に入ります。

 こうなるとソ連軍は辛い、移動力差でソ連の歩兵師団はドイツ軍に追いつけないのです。

 さらに追い打ちを掛けるのが天候の変化、10月からは雨が降る可能性があるのです。

 それでもパンターラインはまだ未完成、天気さえ良ければパンターライン完成前に突破可能かと思われました、が、天候は無情にも2ターン連続で雨。

 雨が降ると2級道路が平地と同じ扱いになってしまいます。結果、ソ連軍は機動もままならなくなります。さらにソ連軍に追い打ちを掛けるのが戦闘時の-1コラムシフト。これではまともな比も立ちません。 

 それでも南方面軍は第3親衛戦車軍を主力とする部隊で雨が上がった時にパンターラインへ乾坤一擲の2:1攻撃を成功させてパンターラインに穴をうがちます。

 が、ここでソ連軍に悲報が。ヴォロネジ方面軍が等閑視してたキエフ前面で、キエフ防衛用に集めてたドイツ軍部隊の反撃を受けてVPヘクスを奪回されたのです。

 ヴォロネジ方面軍の主力は、キエフ前面から遠く離れたドニエプロペトロフスク周辺で反撃に行くには遠すぎます。

 このVP損失がたたって、18ターンでソ連軍がサドンデス負けしました。

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 夜の部では、犯人の半沢さん4コママンガがまずプレイされました。

 このゲームは、名探偵コナンの犯沢さんが主人公の4コママンガを完成させて、製作に参加しなかったプレイヤーに評価してもらうというもの。

 一番高い評価を受けた4コマ作品はVP獲得、逆に最大の駄作はVP損失を受けます。

 問題は、プレイヤーは1コマずつ出していくので、思ったように作品が完成するわけではないところ。協力プレイも必要になってきますが、誰がどのコマを持っているかは不明なので、どういう4コママンガになるかは出たとこ勝負になります。

 Just Oneは説明不要の協力型連想ゲーム。ネタかぶり連発でヒント1個だけ、という状況が生まれたのは愛嬌ということで。

 Cat in the Boxは、トリックテイキングゲームですが、ひねったルールがいくつか入ってます。

 最大の特徴は、カードには色が書いてなくて、自分で「これは◯色」と宣言して出すところ。それだけなら単にカードに色がないだけなのですが、同じカードは2枚存在しない、という大原則があるので、誰かが「これは◯色のカード」といって出すと、他のプレイヤーは同じ色同じ番号のカードは出せなくなります。しかも4色しか存在しないはずなのに、同じ数字のカードは5枚入ってます。要するに「絶対出せないカード」が発生するのです。もちろんトリックテイキングゲームなので親のカードはマストフォロー。同じ色のカードを出さなければならないのですが、当然手持ちのカードと相談すると「◯色のカードは出せない」あるいは「出したくない」という状況が生まれます。そうなると、プレイヤーは「この色のカードは手持ち切れ」と宣言し、別な色のカードを出さねばならなくなります。が、一旦「◯色のカードは切れた」と宣言したら、二度とその色のカードは出せなくなります。

 こうして、全員が1枚を残して全部のカードを出し終えるか、さもなければ「ルールに従ってカードを出すことが出来ない」状況が生まれたら、そこでそのゲームは終了し、このときまでに取ったトリック数が、「カードが出せなくなった人」はマイナス点、それ以外の人はプラス点として得られます。あと、獲得出来るトリック数を事前に予測して、その予測が当たればボーナス点ももらえます。

 2回プレイされてますが、結局誰かが「カードが出せなくなって」終わりました。

 izumotoさんのΖガンダムゲームは、GIF組を入れて、感想をもらうためのプレイ。

 最初にコロニーレーザーを完成させたH口さん率いるティターンズはカード回りよくティターンズの勝利カードも得て、フォン・ブラウンシティを焼けば勝利まで速攻でたどり着きます。

 対する私は担当してるエゥーゴは、コロニーレーザー破壊を目指してグリーンノアを攻略しようとしますが、ティターンズに返り討ちにされます。

 仕方ないのでフォン・ブラウンシティで部隊編成にいそしむエゥーゴ。

 N会長率いるネオジオンは自ら登場エリアを決定して登場。ティターンズが勝利に近づいてるのを阻止すべくL3エリアに出撃していたコロニーレーザーを奪取します。

 ネオジオンはその後コンペイトウとサイド1、サイド4を制圧。最重要拠点ルナツーを破壊します。さらにグリーンノアもコロニーレーザーで破壊、悪の限りを尽くします。

 ティターンズは宇宙拠点セダンの門で部隊を再建、月のグラナダを占領に出かけます。

 エゥーゴはといえば、カミーユもジュドーもアムロもいないという悲しい状況。仕方ないのでダカールへアーガマを降下させてここを占領。地上に活路を見いだそうとします。

 ティターンズは追い打ちを掛けてグラナダからさらにフォン・ブラウンシティを占領。宇宙をティターンズとネオジオンで2分します。

 さらにティターンズはコロニー落としを自分が占領してるフォン・ブラウンシティへ仕掛けます。これが成功すればティターンズは勝利なのです。不思議なことですがフォン・ブラウンシティ占領では勝てないのです。フォン・ブラウンシティで悪行を成してティターンズが勝利出来るのです。

 もちろん、地上に主力のいるエゥーゴにそれを阻止する力はありません。ネオジオンもそれを阻止する戦力はありませんが、ネオジオンには切り札コロニーレーザーがあります。これで落下していくコロニーを砲撃、落下コロニーを破壊します。

 2度にわたりネオジオンにサドンデスを阻止されたティターンズは、戦力の回復に走ります。

 一方、地上に活路を見いだしたエゥーゴには朗報が。カラバが結成されてニューヤークを支配に成功したのです。さらにジュドー達シャングリラチルドレンが何故かダカールに登場。キャラクターがある程度そろったエゥーゴは地上の制覇に乗り出します。

 ネオジオンはここでシャアの反乱をプレイ。これでネオジオンはアクシズを地球に落とせば勝利出来ます。

 が、ネオジオンがアクシズを地球に落とすより前にエゥーゴが「連邦評議会」をプレイして12VP以上を獲得、エゥーゴが勝利しました。

感想

 バルバロッサ Army Group Center。何年かかろうが50ターン終了までプレイする覚悟でプレイを続けるそうです。まだVP的にはドイツ軍は勝利出来てないので、さらなるVP獲得が必要なようですが、さて。

 Siege of Jerusalemも、記録を付けて収納してたので、多分、後日続きがプレイされるのでしょう。

 ウクライナ’43 第二版、2戦して私の陣営は2回負けました。日記には北部の戦いが勝敗を分けたと書いておこう。

 冗談はともかくとして、広島組の方が研究が進んでたのが勝敗に直結したと思われます。GIF組は色々とあって研究が進んでなかったようです。

 izumotoさん作のΖガンダムゲーム。こちらでプレイするとプレイ時間1~2時間なので、それぐらいで終わるかと思ったら4時間かかりました。プレイ時間がやたら長引いた最大の要因は、戦闘に時間がかかること。monさん、izumotoさん、私でプレイしてるときには、まず大規模闘は1回か2回しか1ゲームで起きないのですが。今回は何度も大規模戦闘が起きて、それが時間が延びる原因になりました。

 当然ながら、戦闘は2陣営間で行われるので、戦闘してないプレイヤーは思いっきり手持ち無沙汰になります。これでは3人ゲームとしては問題だと思われるので、戦闘時間短縮のための改良が成されることでしょう。

 最後になりましたが、参加されたみなさん、ありがとうございました。

 きらら交流館は2月末で一旦閉館になりますが、また機会がありましたら、よろしくお願いします。

 

 

 

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2023年1月11日 (水)

2023年1月8日広島・ゲーム・サービス例会報告

プレイされたゲーム

  • Paths of Glory(GMT)
  • Scythe
  • 18TN 
  • BattleTech Science Fiction Combat Book Game 

プレイの内容

 この日、私はGIFの山口合宿に出かけていて欠席でした。amanoさんのツイートとLINEで聞いた情報だけあげておきます。

 シミュレーションゲーム組がプレイ下のは、Paths of Glory。インストプレイを菊蔵氏とmon氏でプレイされたようです。

 同盟軍がフランス軍を崩壊させたものの、同盟軍側も戦力不足でフランスへの進撃ができない、というところで終わったそうです。

 マルチ組はScytheと18TNをプレイした模様です。

 BattleTech Science Fiction Combat Book Gameは、多分Ace of Acesの宇宙戦闘版だと思いますが、よくわかりません。

 Scytheは、言わずと知れた陣取りマルチですね。18TNは、18XXシリーズの一作、TNというだけあって、テネシー州が舞台なのでしょう。

 

 

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