歴史ボードゲームギーク松原(第3回)2023年12月2日遠征報告
私がプレイしたゲーム
- フランス革命1789(GJ)
- Soviet Union's Finest Hour(ウィリー投稿中)
他にプレイされていたゲーム(覚えてるだけ)
- The Hunt
- WunderWaffen
- Battles in the East(DG)
- 北の国から~1987~(izumotoさん制作中)
- Ney vs. Wellington(SPI)
プレイの内容
この日、大阪で開かれた歴史ボードゲームギーク松原(第3回)にizumotoさんと一緒に参加させていただきました。
izumotoさんは、HAさんと北の国から~1987~のディスプレイプレイを行いました。勝敗より感触を見てもらうのがメインのプレイだったようです。
西新宿鮫さんと、鹿内さんはBattles in the Eastからバグラチオン ストップトをプレイされてました。Battles in the EastはDGが同じ基本システムで東部戦線の戦いを扱うシリーズ物の作戦級ゲーム群です。
今回のメインテーマゲームは、The Huntの総当たり戦です。takoba39714さん・ぐちーずさん・ケンケンさん・中村さんでプレイされました。The Huntは、グラーフシューペー追撃戦を扱ったカードドリブンゲームです。ゲーム作りはユーロゲーム側に寄っていて、イギリス艦隊は個艦名なしになってるそうです。グラーフシュペー側は通商破壊で輸送船を沈めて5VPかせぐことを、イギリス海軍はそれを阻止して輸送船団達を目的地につけることを目指します。
さて、AMIさんとIMUさんと私は、AMIさんが持ってこられたフランス革命1789をプレイ。タイトル通り、フランス革命を扱ったゲームです。とはいえ、フランス革命の細かいイベントを再現するゲームではなく、プレイヤーはフランスのフィクサーになって、人物を自派閥に引きこみ、政体を自派閥に引き込んだ人物の能力で得られるVPで稼いで、5ターンプレイ、一番VPをかせいだ人が勝利します。
政体で人物がかせいでくるVP以外にも、フランスの地域の支持を得ることでVPが入ったり、干渉軍が攻めてきたりと、フランス革命がらみで起こりうることが網羅されてます。
ゲームは最初のうちはAMIさんと私がVPをかせいでましたが、第4ターン、IMUさんが自派閥に引き込んだナポレオンが帝政をしいて10VPの荒稼ぎ。さらに最終ターンまで生きていれば7VPというキャラを生存させて勝利してました。
2時間ちょっとでフランス革命1789が終わったので、AMIさんとIMUさんにお願いして、私がCMJに投稿しているゲーム、Soviet Union's Finest Hourの感触を教えてもらうべくプレイしてもらいました。
AMIさんがドイツ軍、IMUさんがソ連軍で、私がルール説明役です。
ドイツ軍はモスクワに主力を投じてモスクワ攻略を目指します。対するソ連軍もモスクワ防衛のために反撃してドイツ軍と一進一退の攻防を繰り広げます。
そして迎えた1943冬、このターン終了までに3ポイント分ソ連の補給チットを除去出来なければ、ソ連軍がサドンデスで勝利します。
しかし、ここまでドイツが破壊したソ連の補給チットは2ポイント分、乾坤一擲レニングラードを攻略にかかるドイツ軍ですが、点はドイツに味方せず出目が腐って失敗。これでソ連がサドンデスで勝利しました。
さて、The Huntが終わった4人は、予定通りにWunderWaffenをプレイ。このゲームは、大戦末期、ドイツに攻めこむ米英ソ3国と、それを阻止するために秘密兵器を開発して徹底抗戦を挑むドイツの戦いを描く4人ゲームです。
ポイントは、米英ソは互いにライバル同士で勝利するのは一人だけ、ということと、1ターンに引ける3枚の戦力チットのうち、1枚はライバル軍のものとして使わねばならないということ。有力なチットを使うとライバルをさらに利するのでなくなく有力なチットが使えない、といった状況が起こります。
ゲームはドイツが原爆開発まであと一歩に迫る中、ソ連がベルリン一番乗りを果たします。が、このゲーム、ベルリンに一番乗りしたから勝てるのではなく、VPをたくさんかせいだ人が勝ちます。しかもベルリンのVPは後から入る方が多い! 結果、後からベルリンに入城したアメリカがVPをより多くかせいで勝利しました。
Ney vs. Wellingtonはルールを思い出しながらのプレイだったそうです。タイトル通り、キャトル ブラの戦いを扱ってるゲームです。
感想
フランス革命1789は軽くて楽しいマルチゲームです。宗教上の理由でGJは買わない私ですが、これはほしくなりました。
Soviet Union's Finest Hour、前回からルールを変えて、ドイツ軍のサドンデス条件を厳しくしました。ドイツ軍はこんかいそのせいでサドンデス負けしてますが、それは余り問題ではなかったようです。問題視されたのは、ソ連軍が1942年、チットを引き切ってしまうこと。ただ、ソ連軍がチットを引き切れるぐらいに補給ポイントを与えないとゲームバランスが取れないのと、コンポーネントの都合上ソ連軍に入れることが出来るチット数に限りがあることとで、こうなってます。
The Huntは皆さん楽しまれていたようです。ドイツ軍がイギリス艦隊を撃破して勝利という、大逆転! ラプラタ海戦みたいな展開もあったそうです。
WunderWaffen、あと一歩で原爆が開発出来たのはドイツにとって惜しかったでしょう。が、一番惜しかったのは、ベルリン一番のりを果たしたのに漁夫の利をさらわれたソ連かもしれません。
Battles in the Eastは悪くない出来だったそうです。DGへの偏見がある私ですが、DGのゲームに対する見方を変えるべきかもしれません。
北の国から~1987~は、実はどんな感触だったか感想は聞いてないのです。多分悪い感触だった訳ではないのでしょうが……
忘年会は1次会、2次会とも楽しゅうございました。オフレコの話はオフレコということでオフレコにさせていただきます。
最後になりましたが、主催の中黒さん、そして参加されたみなさま、ありがとうございました。
また機会がありましたら、参加したいと思ってます。
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