2024年2月25日広島・ゲーム・サービス例会報告
プレイされたゲーム
- 信長最大の危機(GJ)
- シュプレマシー
- 18ニューイングランド、北マップ
- インペリウム(GDW/IED)
プレイの内容
この日のシミュレーションゲーム組、みしまっとさんとmonさんがプレイしたのは信長最大の危機です。
信長の第一次朝倉攻めから始まって、信長方と反信長方のどっちかが勝までプレイされる、戦国戦略級ゲームの傑作です。
monさん曰く、「反信長方はチットを自在に操ってる」だそうです。
実際、信長が3年動けなかったのだとか。
さて、マルチ組4人がプレイしたのは、シュプレマシーです。
核の時代に、北米、南米、ソ連、中国、西ヨーロッパ、アフリカの6大勢力が世界征服を目指して戦うという、リスクの核時代版みたいなゲームです。
ただ、戦力を単純に作ればいいというものではなく、核兵器や対核兵器用衛星兵器を作り、さらに戦闘にも生産にも資源やお金が必要という、いろんな要素のあるゲームです。
とりあえず10時から11時まで軽く練習プレイを行った後、本番のプレイに突入します。
私が率いる西ヨーロッパは最初手番の利を生かして資源を売却、潤沢な資金を手に入れます。
菊蔵さん率いる中国は地道に軍拡に入り、対核兵器用衛星兵器を安価に開発成功させます。対核兵器用衛星兵器は数十枚ある開発の山札に2枚と数が少なく、運が悪いと莫大な開発費を投入しなければならないのですが、なんと2枚目で引いたのです。
amanoさん率いるアフリカは核開発に手を染めます。対核兵器用衛星兵器は敵よりたくさん持ってれば、戦闘時に追加でさいころが1個振れる通常戦争にもつかえる代物なのなのです。核兵器は落ちればそのエリアを全部焼き払える究極破壊兵器です。しかし、地上に12発落ちたらその時点で核の冬が到来、人類滅亡で全員負けになります。
タケさんの方は地道に対核兵器用衛星兵器を開発して核の脅威に備えます。
こうして各国が軍拡を進める中、ゲームを動かしたのはアフリカです。いや、動かさざるを得なくなったと言うべきでしょう。このゲーム、資金が足りないと借金が出来ます。核開発に資金を流し込んだアフリカは借金地獄にはまってしまったのです。どうせ借金で破産してしまうならと、対核兵器用衛星兵器の少ない南米に向けて核ミサイルを発射、南米を放射能の海に沈めて脱落させます。
しかし、その直後にアフリカは借金の利払いが出来なくなって破産してしまいます。
この時点で生き残った中国と西ヨーロッパの決戦になるのですが、ここでゲームを打ち切ってVP計算を行いました。
結果は中国が僅差でVP勝ちを収めて終了しました。
さて、マルチ組は続いて18ニューイングランドの北マップをプレイします。
タイトル通り、18XXシリーズの一作です。このゲームの特徴は、個人企業がなくすべて小会社である点です。大会社は小会社が合併するか昇格するかで登場します。
こちらは、海岸側が儲かると見込んだ私の読みは大外れして、むしろマップ北西部のBタイルが儲かるポイントでした。
結果マップ北西部の会社を押さえたamanoさんがぶっちりぎりで勝利しました。順位がシュプレマシーの順位の丁度逆だったのはご愛敬。
シミュレーションゲーム組はインペリウムをセットアップしたところで、撤収時間が来てしまったそうです。
感想
信長最大の危機は楽しくプレイされてたようです。が、信長方が動けずターンが終わっちゃうというのはこのゲームのキモなのですが、信長方にはストレスでしょう。
シュプレマシーは、世界が核の炎に包まれるのが普通らしいのですが、今回は核開発をみんなが自重し、対核兵器用衛星兵器開発にシフトしてました。そういうプレイも成り立つようです。
18ニューイングランドの北マップ、私は儲かるポイントが読めませんでした、初期に登場する子会社がランダムに決まるので、ここが儲かるとわかってても、そこが引けるとは限らないのですが。
インペリウムは……プレイ出来なかったのは残念でした。ただ、このゲームはキャンペーンに醍醐味があるのです。例会で一戦争ずつやって、壮大な歴史を刻むことが出来れば楽しいと思います。
どこまで続くかは誰にもわかりませんが。
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