2022年12月 4日 (日)

2022年の振り返りと2023年のお話

 ここまでみなさん高いテーマで書いておられますが、私はマイペースで一年の振り返りと来年の話など適当に。

 今年も広島・ゲーム・サービスは例年通りの平常運転でした、コロナでの中止がやっぱりあったのは残念な話です。また第8波が来てるので、来年も中止になる例会が出る可能性は否定できないとおもってます。ウィズコロナといっても、無制限にやっていけるものでもないでしょう。

 今年は結局私はあたらしいゲームを作れませんでした。来年のゲームマケットの大阪開催も中止になったので、ちょっとモチベーションが上がりません。東京開催だと、交通費がかさむので参加見送りの可能性が高いです。izumoto氏は3人プレイのΖガンダムのゲームを作ってますが、版権が取れないと頒布も出来ないのは版権物の宿命です。

 さすがにエル・アラメイン戦のモントゴメリーの攻勢のゲームだと、枢軸軍の能力を盛らないとゲームにならないみたいです。制空権がないので移動にかなりの制限がかかったはず、でゲーム化すると、枢軸軍が事実上やることないんですよね。仕方ないので、こんどはスターリングラード脱出の雷鳴作戦のゲーム作りに手を付けましたが、手を付けただけでまだプロトタイプも出来てません。

 ゲームの第1ターン、私は全体として儀式化して、考える事が少なめな方が好みです。ルールを読みながらプレイの例通りにコマを動かせばそれでO.K.な、ルール習熟用ターンとして動けばいいやという考え方ですね。第1ターンから読み合いを必要とするゲームが好みという人もあるので、ここは人それぞれでしょう。

 来年の話をすると、山口にあるきらら交流館が来年2月末で建て替えのための長期休館に入ります。今年のGIF合宿が台風でつぶれたので、1月頭に今年の分の合宿をやるのですが、来年の合宿予定は今のところ立ってないみたいです。

 広島・ゲーム・サービスの方は、多分、来年も今年と同じようにやっていくことになるでしょう。さすがに東区民文化センターが立て替えのために休館するとかいう事は無いはずなので、会場も変わらないし、やってくことも特に変わることもないはずです。ウォーゲームと、超重ゲーとが主力なので、人を選ぶのも変わりようがないです。今年も廿日市でやってる、もうすこし軽めのボードゲームをやる会にも参加してますが、大体プレイされてるゲームの重さと参加者の人数は反比例する傾向があるようです。逆に言えば、軽めのゲームをやるつもりなら、広島でも他にもゲーム会やゲームカフェなどがあるわけで、広島・ゲーム・サービスでやる理由もないわけです。ここらは棲み分けでしょう。

 全然関係ない話ですが、最近は検索してみても、関係ないような宣伝が上位に来て、必要な情報が拾いにくくなってる気がします。グーグルも商売でやってるので広告を取るのが仕事なのはわかるのですが、実用性が落ちるのは困りものです。じゃあ有料検索サービスを使う気になるかと言われれば、あったとしても使わない訳ですが。検索を「広島 ウォーゲーム」で掛けてみたら、そもそもウォーゲームが関係ない宣伝が最初に来ますが、一応1ページ目の終わり頃に広島・ゲーム・サービスが来るようなので、そんな物なのでしょう。企業名で検索しても、当の企業ページがトップに来る事の方が少ないぐらいなので、この辺は仕方ないのでしょう。

 さらに関係ない話。NATOのデザイナーは、2週間でNATOとソ連軍の戦いに決着がつく、という前提でゲームをデザインしました。The Third Warld Warのデザイナーも、2ヶ月でソ連の経済が崩壊するから戦争は終わるという前提でゲームをデザインしました。さて、現実のウクライナ戦争は正規軍同士の激突ですが、9ヶ月経っても終結の兆しすら見えません。短期決戦で戦争が終わるという予測は、外れる事の方が多いようです。ともあれ、経済崩壊で戦争が終わるのなら、太平洋戦争なんて始まる前から終わってますが。

 今年の冬は寒くなると言う予報です。みなさま、お体にはくれぐれもお気を付け下さい。

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2021年12月 4日 (土)

今年の振り返りと来年の目標

今年も12月がやってきました。一年の締めくくりをして、来年の準備をすべき月です。

そういうわけで、広島・ゲーム・サービスと私のゲーム活動の振り返りと、来年の目標などつらつらと書いてみようと思います。

広島・ゲーム・サービス、今年もコロナに振り回された一年になりました。参加者数はともかく、開催中止が何度かありました。今の所は落ち着いてますが、オミクロン株が発生したと言うことで、来年も油断はできないのでしょう。

広島・ゲーム・サービス、今年最大の出来事は、ゲームマーケット21大阪に出展したことでしょう。売上げは……ですが、いろんな人と交流は出来たと思ってます。ちなみに、来年は出展しません。新しいゲームが作れなければ出展する意味もないということで。もっとも、一つはでっち上げたんですよ。出来が悪いので見送りになりましたけど。今はソリテアが可能なゲームとして再製できないか手を入れてる最中です。まあ、エルアラメイン最後の戦いがテーマなので、一方的な展開になるのは変わらないと思うのですが、それだけにソリテアにはしやすいかな、と思って見たりします。

ゲームプレイ活動自体は例年通りです。そういえば今年は珍しく一度も文明の曙はやりませんでした。それを除けば特に変わったこともなし。

私自身を言えば、広島・ゲーム・サービス以外の広島のゲーム会にも参加するようになったのが一番の変化でしょう。シミュレーションゲームはプレイされるサークルじゃないのですが、それはそれとして、見聞を広めるのは大切なことのように思います。

来年はなんかゲームを一つ作って、再来年あるかもしれないゲームマーケット23大阪には参加したいところです。とはいえ、特にゲームのアイディアも出てないので、今年同様なんにも作れないかもしれません。そこは鬼が笑う話ということです。

あと、Soviet Union's Finest Hourはこっちでのテストプレイを来年はやりたいなと思って見たり。「また東部戦線」のキャンペーンの軍・方面軍規模のゲームということで、No Retreatと丸かぶりなのですが、プレイ時間はNo Retreatより短くなってるはずです。目標は1例会でちゃんとバルバロッサ発動からベルリン攻防戦までプレイできるというもの。一応私がルール説明をして片方の陣営を受け持つ限りでは、その目標は達成出来てると思うのですが、対人のテストプレイはまだ足りてないかもしれません。

やりたいゲームは今年も山積み、来年は積みゲー崩しと行きたい所です。来年は購入をできるだけ控えていく方向で行くつもりにしてますから。

……でも、増えるんだろうな、積みゲーの方が。

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2020年12月11日 (金)

やればわかるか?

 今年の12月6日に、しゃけ千代さん主催の廿日市でボードゲーム会に出かけてきたのです。シミュレーションゲームっ気抜きのゲーム会に出かけるのは始めてかもしれません。

 そこで思ったことを一つ。

 普通のボードゲームというのは、その場でインストしてプレイするスタイルが普通なのかもしれないと。当然ゲームにはルールブックが入ってますし、インストする当人は読んでるはずなのですが、ルールブックを読んで予習してきてからゲームするスタイルではないようです。

 まあ、それを言えばシミュレーションゲームも、広島・ゲーム・サービス流では大差なく、その場でインストしてプレイはするのですが、それが可能であるのは、たとえば「補給線は道路から3ヘクス、補給切れは攻撃力と移動力半減、端数は切り捨てで最低1、防御力は変化無し、ZOC to ZOC禁止、ZOC離脱にはペナルティ無し、最低1ヘクス移動あり、スタック制限3ユニット、メイアタック、戦力比方式」という、部外者には呪文にしか見えないような説明で理解できるだけのシミュレーションゲームに対する基礎知識があるからだろうと思われます。

 普通のボードゲームで、そのレベルの知識の前提を要求する物はあまりないでしょう。(18XX系は要求してるかもしれない)とはいえ「ワーカープレイスメント」だの「トリテ」だのという、やっぱりボードゲームやってない人には呪文にしか聞こえないなにかの知識があった方が理解が早くなるのは事実なので、その意味で五十歩百歩なのかもしれません。しかし、その手の知識無しでも、そう理解に時間が掛からないというのは、普通のボードゲームの利点ではあるでしょう。

 シミュレーションゲームも、予備知識なしでも20分程度説明して理解されるゲームでなければ、出先でプレイしたもらうのは非常に困難な気がします。プレイ時間が掛かって重いとか以前の問題です。何をしていいかわからない、何をすれば何が起きるかわからない、では、勝ち負け以前にゲームにならないでしょう。それを20分で説明できるゲームというのが、普通のボードゲームでは求められてるようなのです。逆に言えば、インストする人さえ理解していれば、他の人は最初ルールを知らなくてもプレイ出来るようなゲーム、というのも重要なポイントかもしれません。

 そう考えていくと、いわゆる「入門用ゲーム」に求められているのは、興味の持てるテーマとか、ルールの難易度以前に、インストしやすいゲームであることの様に思えます。

 極論すれば、ゲームバランスなんて吹っ飛んでていいんです、不利な側をインスト者が受け持てばゲームとして成り立ちます。テーマなんてなんでもいいんです、まずそれがシミュレーションゲームであることが重要です。ルールブックなんてシミュレーションゲームがわかってる人が理解しやすければいいんです、どうせ入門者はインストしてもらわなければわかりません。それ以前にインストがなければプレイしてくれません。

 そんなことより、インストしてもらったときにルールがわかりやすいかどうか。そして、プレイそのものが楽しいかどうかが決定的要素だと思われます。

 とはいえ、「とりあえずやればわかるよ」で、シミュレーションゲームに付き合ってくれる人がどれだけいるかは謎ですが。それでも、ルールブックを熟読しなければプレイできない、では、結局誰もやってくれない事だけは間違いなさそうです。

 余談:そういう条件を満たしてそうなゲームを思いつくまま

 空戦:Comet!(盆栽ゲームズ)これはインストがやりやすいと思います。チットを引けば移動力が自動的に決まって、それで移動力を全部「使い切らねばならない」ので、悩む部分はちゃんとあります。インスト者がB-17を受け持って、迎撃側にMe-262かComet!を受け持ってもらえばインストしながらちゃんとゲームになるでしょう。

 海戦戦略級:War at Sea(AH)、入手難なのが惜しまれます。インスト者が英軍を受け持てば、ゲームになると思われます。もっとも、海戦ゲームでこういうのがやりたい訳じゃない、といわれたら困るのですが……

 海戦戦術級:聯合艦隊(HJ/SS)、入手しやすさからこっちかなあ……戦艦の戦いなんかの方がルールはわかりよいかもしれませんけど、入手しづらいという欠点があっては元も子もありません。レーダーのない戦いでなら、日米どっちをインスト者が受け持ってもゲームになると思われます。インスト者が射程の判定などはやるでしょうから、初心者は艦隊運動とサイコロ振りに専念出来るはずです。

 空母戦:日本機動部隊(EP/K2)、インストしやすいか? といわれると、ちょっと疑問符がつくのですが、他にまともにインストしながらプレイ出来る空母戦のゲームは思いつきません。

 陸戦戦術級:Tanks+(K2)、ぱんつぁー・ふぉーも悪くないのですが、カードが隠匿なのがインストの難易度を上げてるように思いますし、たちまち入手難です。ソ連軍側をインスト者が受け持てば、初心者も楽しくソ連軍を撃破できるのではないでしょうか……物量に押しつぶされるるかもしれませんけど。 

 陸戦作戦級:???、正直、これが一番ゲームを挙げるのが難しい気がします。ドイツ戦車軍団(EP/K2)でいいのかもしれませんが、エル・アラメインですら、初心者にインストしながらプレイしてもらうのは難しいような気もするのです。これこそ、テーマに興味が持てなければゲームをやる理由がないのかもしれません。

 

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2020年12月 4日 (金)

広島・ゲーム・サービスと私の2020年と、2021年に向けての話

 2020年のアドベントカレンダーに、今年も参加させてもらうことになりました。

 今年も広島・ゲーム・サービスは例年通りの平常運転でした。新規参加者も取り立てていたわけではないですが、重めのボードゲームを主力に色々とやることが出来ました。コロナ禍で5月の例会は中止になりましたが、それ以外の月は開催できたのはありがたく思ってます。とはいえ、このままコロナ禍が広がると、来年は怪しいかもしれませんけど。

 ブログに写真を載せることに、私個人としては、あまり意味を見いだせてなかったのですが、GIF2020年度合宿で、文字だけではなく空中写真を、というLINEでの注文があったことを考えると、写真が有った方がいいのは確かなのでしょう。

 私個人の話を言えば、ゲームマーケット2020大阪が、コロナ禍で中止になったのが最大の出来事でした。結果、ゲムマ初出店も中止となりました。それでも、おかげさまをもちまして、ゲムマに出品する予定だった、春風作戦~我々のボーイは戦争が出来るのかね?~は、小さなウォーゲーム屋さんとa-gameさんで取り扱ってもらえて、それなりに売れたようです。小さなウォーゲーム屋さんでは、売上げ6位を記録させていただきました。購入してくださったみなさまには、この場を借りて御礼を申し上げます。……プレイした、という話は寡聞にして聞かないのですが、それなりに売れたのなら、一度ぐらいはプレイされたのだろうと信じてます。

 ゲームサークルに人を呼ぼうと思えば、まずは他所のゲームサークルに顔出しして、顔を売っておくのが必要、というアドバイスがありました。確かに真理だと思うのですが、私はというと、毎週末自宅で人を呼んでゲームをするという、非常に恵まれた環境にあるので、逆に他所のサークルに顔出しするだけの時間が取れなかったりします。まあ、自宅に人を呼ぶ代わりに、みんなででかければいいという話はあるのですが。

 来年2021年のゲームマーケット2021大阪に出店することが確定してます。とはいえ、この新型コロナウイルスの広がりでは、本当に来年開催されるかどうかが怪しいとは思ってるのですが。開催されれば、新作、発動! クルセイダー作戦と、旧作の、春風作戦を出品する予定です。春風作戦、今年のゲームマーケット売価予定は1000円でしたが、2021では1500円にするつもりです。せっかくゲームマーケットに来てくれた人に1500円では悪い気もするのですが、春風作戦を通販で買ってくれた方には、逆に1000円売りだと悪いような気もするので。発動! クルセイダー作戦は最初から1500円売りです。通販では2000円+税ぐらいを想定してます。値上げ理由の最大のものはコマ数が増え、コストも増えたことなのですが、受け入れられるかどうかは、出たとこ勝負です。

 まだ2020年も終わってないのですが、2021年には、自宅例会だけではなく、できる限りは他所の例会にも顔を出そうと思ってます。シミュレーションゲームの布教とはいかないでしょうが、少なくとも相互交流は出来るでしょうから。小さな事からコツコツとやらなければ、多分、大きな事は無理でしょう。

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